現実から

逃げて

放置ばかりしているから

どうしようもないところで

現実につかまる

子供のころ遊んだ影鬼のよう

私が私の

影を踏む
あの頃
きみはまだ産まれていなかった
着床しない
小さな種だった

人はなぜ産まれてくるんだろう
人はなぜ産むんだろう
いつか手ばなす命であるのに

わたしが
影も形もない頃
少 ....
私達は父と母を通し生まれ

耳で聞き 目で見 肌で感じ
母とひとつになろうとする
時に傷つき もがきながら
存在を確立する

そして私達は愛し 憎み
歌い 叫び 悩み 喜び
泣き 笑 ....
あれぐらい
ながーく
言ってくれたら
僕でも
よくわかるんだが
僕の田舎の中学校は
冬でもストーブなしだ
昨年はマイナス15度℃まで下がったが
ストーブなしだ
風邪が流行っても
ストーブなしだ
学習環境よりも
我慢させることを
重視しているようだ
 ....
怖い夢を見て
こむら返りして
いててってなった

ひとりなので足のつま先を
顔のほうへ曲げてくれる人がいない

昨日まで雪の降るまちにいて
彼の仕事の手伝いをしていて
たくさん食器を ....
始まりと終わりがきしみ合う早朝
雲は空に予言を描いた
行き交う自動車たちは
始まりと終わりの狭間を
どこまでも突き進んでいく
地上で最初の花が散った
地上で最後の花が開いた
人々 ....
品行方正であることを
自らに求める

高潔であり
志を高く保ち
清く正しく美しく

怒りを露わにすることなく
悲しみに打ちひしがれることなく
笑顔を絶やさず
常に誰に対しても公平で ....
とにかく
暴力を振るいたい
言葉の暴力なんて
クソ生易しいもんじゃない
腕逆に曲げ倒して
骨が皮膚突き破って
見えました、ってくらい
振るいたい

混んでいるバスで
席に座ってた奴 ....
雪がひらひら降ってくる。星がさらさら降ってくる。
陽の光がはらはら降ってくる。花がきらきら降ってくる。
「空から来たのですか」と聞くと、「空から来ました」と答える。
春が、夏が、秋が、冬が、
 ....
ブッ
おならをしたふり

私は別の誰かになろうとしている。
「どうしたらいいの?」なんて、絶対に訊かない。いや、訊くことあるかもね。
そっちのほうが良ければ。

灯油、入れすぎて
手が ....
風に乗って麦わら帽子が裂いた
天藍とさくら
行ってしまったと少女は泣いた
雲がただよい
秋桜が揺れ
なぐさめるのを知らずに
突然ですが、私は、命の無駄が、心底嫌いです。
なので、自然と覚えました。皮のお料理。
魚のアラ煮は美味しいですよね。私は、鳥の骨もスープにする為にストックして使います。(たとえば、唐揚げは、骨付き ....
もし男と女を分けて
マラソン大会を実施したら
参加者がだいぶ減ることだろう
若い女性を追いかけながら走るのは
いつもいい刺激になる
追いかけてもストーカーにならないのは
マラソン大会だけだ ....
お母さんは久しぶりに詩を綴っています
君へ愛の詩を久しぶりに綴っています
なぜかって?
幼い頃から綴ってきた詩を君がこれから読むよって
言ってくれたからです

愛の詩でも辛いことがあったこ ....
清らかな水を求めて  
山のふもとへと向かう

ブラジルサントスを  
ブルーマウンテンに変えてしまう
魔法の水は

雨が大地にしみこみ
土の中を何年もかけてゆっくりと
通りぬけてく ....
カレーのルウを 
必ず2箱 使用します

一度も 使ったことのない それは
若干 緊張 するんです

世の中に 
所謂「不味いルゥ」は
存在しないのだと

信じて 来ました
 ....
名もない詩人の
名もない歌を
名もない人が読むだろう

感想は言わないだろう
いいや、言えないだろう
言葉ではないものが
深いところに旅立った後だから

名もない宿のソファには
青 ....
ミッションの合間に 、ウォツカで居眠りする
宇宙飛行士の寝息が
聞こえる
冬空の下

震度2弱で
きっと倒壊するアパートメントで
きみのお腹に手をあてると
豊かなかわいい水の流れを ....
 今日の朝食にトースト

 さっさと食べて出かけよう

 新聞の間から見つけたものは

 裏白の広告 

 食器のかわりに使いますよ

 めったに見ることのない裏白広告

 ....
わたしたちは 同志じゃなかったか
つやつやとひかる夜空の月をつまんで椀に入れる
愛のような何かを信じて生き続けた
蔓延る雑草のようにありふれて強く
そしてたやすく引き抜かれるものを
 ....
朝霧の川面に白鳥が数羽 

水は緩やかに流れる

この世の絵の具では表現できぬ

この景色なり

ああ なんという世界

うたたかの夢

まどろみながら

さまよいながら
 ....
ほどけて蜘蛛になる陽の前を
光の葉と穂がすぎてゆく
海に沈む
巨大な一文字


古い風はさらさらと崩れ
胸像の庭を埋めてゆく
誰かが居るようで居ない揺れ
家と家のはざ ....
背中を押してくれる人が居なくて
公園のブランコに置いて行かれた
こんな時は世界が止まれば
早く身長を伸ばして欲しいと
留守番電話に吹き込んでやろう
ぶるぶるぶる
スマホが震える
通知バーには何も無い
あれ、と思い
通知バーをスワイプしてみる
やっぱり何も無い
メールもねぇ
LINEもねぇ
夫婦仲が冷え切ってるから仕方がねぇ
それ ....
猫でも
星の王子様でもないから
突然 行方不明になったり
ふらりと舞い戻ったり

渡り鳥に話をつけて
よその天体までひとっ飛び
旅してみたりもできないし

自ら死期を悟る事も
でき ....
 本日は晴天です
 雲ひとつない快晴です
 快いほど憎らしい青空です

 本日は晴天です
 空は飛んでゆくところでしょうか
 空は堕ちてゆくところでしょう

 本日は晴天です
 清々 ....
児童、制御装置は茶道しなかった
その代わりにユメ、爆発装置が痴爆し、
乱れた声帯は絞められた着物を
逆再生にチギリ、
バラマイタ、、

アクる日の夕方、
まだ煮え切らない泡は
美しい器 ....
となりでこんこんとねむっている君は
いま、夢の旅のどこらにいて
どんな風景を見ているのだろうか

空を飛んでいるのかな
くらい深い海に潜っている?
なにしろきみは獣だから
草原を走ってい ....
華麗な美しさで コーヒーをつつみこむ
ボーンチャイナの銘陶たち

マグ ノーマル デミタスと
姿をかえて寄り添う
コーヒーのパートナーは

ウェッジウッドとロイヤルアルバートの
可否道 ....
間村長さんのおすすめリスト(2654)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
影鬼- ガト自由詩6*17-1-19
風花のことづて- そらの珊 ...自由詩21*17-1-18
生命- 星丘涙自由詩3*17-1-14
歌会始め- ホカチャ ...自由詩117-1-13
ストーブ- ホカチャ ...自由詩217-1-13
こむら返り- 田中修子自由詩8*17-1-13
朝景- 葉leaf自由詩617-1-13
求むるならば- 坂本瞳子自由詩2*17-1-13
憧れのディック・マードック- 花形新次自由詩117-1-12
季節- 水宮うみ自由詩1*17-1-12
食べる天使- 塚本一期自由詩117-1-12
秋桜畑の少女- 中原みの ...自由詩117-1-12
皮のスープ- 水菜自由詩3*17-1-12
マラソン大会の楽しみ- ホカチャ ...自由詩1*17-1-12
君に贈る最後の詩- 桜 歩美自由詩2*17-1-12
可否道その4- st自由詩4*17-1-12
コトコト- 藤鈴呼自由詩1*17-1-12
nobody_John- やまうち ...自由詩417-1-12
ラブチュッチュ- 末下りょ ...自由詩4*17-1-12
新聞広告に裏白広告紙- 佐白光自由詩2*17-1-11
汁粉- はるな自由詩617-1-11
天路歴程- 星丘涙自由詩4*17-1-11
ひとつ_無言- 木立 悟自由詩317-1-11
神様- ミナト ...自由詩117-1-11
謎バイブ- たいら自由詩317-1-11
薔薇の傍に__(サン・テグジュペリ氏に敬意を表して)- Lucy自由詩17*17-1-11
本日、晴天なり- 中原みの ...自由詩417-1-11
添う憑依、微々たる湯炎の中で。- 狩心自由詩217-1-11
あまい雨- 田中修子自由詩5*17-1-11
可否道その3- st自由詩3*17-1-11

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89