努力という苦しみを
努力という楽しみに変えてみよう
貧乏という苦しみを
貧乏という楽しみに変えてみよう
孤独という苦しみを
孤独という楽しみに変えてみよう
責任という苦しみを
責任という ....
あぶない河の上に何であぶない橋を架けるんだろう
背もたれの壊れた椅子にあえて寄りかかるみたいに

私は何かが欠けていて 何ひとつ充たされてはいないから
あぶない河の上に架かる橋を渡たろうとする ....
俺は一匹の蛇だった 蛇に産まれる前は一人の人間であったかもしれない
そんな事を思いながら 俺は田んぼと田んぼの間の細い道端の草むらにに潜んでいた
その時福寿さんが歩いてきた 福寿さんは近辺の農夫  ....
死んだ母親の事なんて忘れてしまった
忘れるって便利だな
忘れられるって快適だよ
憎悪も拒まれた愛も
忘れてしまうから赦せるんだ
赦せるから忘れられるんだ

今日、母の日に
亡くなった母 ....
    バルコニーの 天井が
 五月雨で 滝音をたてている
       幼き 三次元を 
    想起させるように と
    そぅだ 日照りのため
 生れ故郷も すなおになって
 雨を ....
茜色の雲だらけ
たゆたうように飛び交うの
あなたと一緒に
お天道様にまた明日

緩めて泣くの
そっと産毛が触れあうようね
離れる距離はどこまでも
言葉の光に抱きしめられた

散って ....
どしゃぶりな気持ちで、家まで走る
うんと重い病気にでもなって
みんなを心配させてやるんだ・・・
みんなが僕をへっちゃらだとか言うから
本当に悔しい

短いスカートを穿くはしたない女に思われ ....
闇にすっかりなれたのか
それとも 朝がきたのでしようか
あまたの光の柱が 
行間からまっすぐに 立っています


言葉は 今朝の朝靄のように低い場所に流れます
 言葉が 祈りとは ....
いやあっしはもうへりくだってへりくだって
地面に這いつくばっていっそケツに脳みそが
ありゃいいと思うんでサさっきへりくだった
自分と今へりくだってる自分とでへりくだり
合戦してるようなもんです ....
何者にもなれなくたっていいのだ。
僕のジョークに、君がたまに笑ってくれるときがあるから。
何者でもなくたっていいのだ。
君とこうして出会えただけで最高の人生だ。
蓄積された責務から束の間逃避行
罪悪感などあの棚の上の上へと追いやって
見えない振りをして
明日があると言い聞かせ
一切合財を忘れようと最大限の努力をする
生真面目に真摯でいるのは疲れるもの ....
戦時中の
何が一番ダメだったのか

そりゃあ、言いたいことも
言えなかったことに決まってんだろ

だけどさ
バカにバカ
ブスにブス
自称詩人に死んだ方がいい
と単に真実を語っただけ ....
この胸に孤独があって良かった。
もしなかったら、人の寂しさに共感することができないだろう。
誰かのために戦うことができないだろう。

この心に孤独があって良かった。
もしなかったら、僕はいつ ....
今朝は青っ{ルビ白=ちろ}いぬっぺらぼうすっきりしない暑くなりそう
砂ぼこりに跳ねる光キラリ目の端っこで鰯の稚魚みたいに
きっとありゃガラスの欠片だれが割ったか知らないけれど
小学生の道徳を中学 ....
お帰りなさい、あたし、うれしいよ。
って、いいたいよ。
あたし、あなたに、会いたいよ。

あまいドーナツを食べたいな。
あまさの上にあまさを重ねた、
ほっぺとろけるお菓子が食 ....
助手席に猫がいる
仕事を終えて帰ろうとすると
どこからかやって来て
そこへ座る
猫といっても猫らしくなく
長靴など履いて
シートベルトもきちんとしめる
近くの事務所に勤めているらしいが
 ....
行間のしろいまぶたが
きんいろに開かれてゆくことがある、としたら
白百合を青い糸で綴じたのは余計な悪戯だったでしょう

木の陰に残された小人の足跡
そこにも宇宙にも
数え切れないほどの静寂 ....
まぶしいのは
ずっと目を閉じていたから
そこは優しい闇に似た架空世界で
行こうとさえ思えば深海にも
宇宙にも
過去にだって行けた

あのスカートはどこにしまっただろう
青い水玉模様
 ....
魔法はいつか醒めるもの
それも残酷なタイミングで
少女時代の楽しいお茶会
永遠に続くはずだったのに

甘いお菓子たちの余韻が
不意に舌先から消え失せて
一緒に王子様の噂をしていた
乙女 ....
ねぇ、おとうさん

なんで 戦争反対をするの / 次世代のこどもたちが徴兵されるからだ / なんで そんなふうに思うの / 新聞を、読んだからだ、たくさんの人にあって活動していたからだ / なんで ....
ドーナツを選ぶのが難しくて
私の背中に行列が出来る

ハズレのくじを引くような気分で
ショーケースに指紋を残して
次の人は美味しいのに当たるよ

全ては好みの問題だけど
デパートの屋上 ....
落日まえの ひととき
  豆腐屋の 街宣車が 
      スピイカァを
       響かせるなか
卒寿の老残は 公園の原っぱで
      まぶしく ながめた
男の子が  赤いシャツを ....
燃えている
私の魂が
寿命を蝋にして
燃焼している
輝いている

精神が輝くものは
その目を光らせ
その目を光らせるものは
その世界を光らせ
その世界を光らせるものは
鬱屈をかち ....
誰もいない小川に
僕が 釣り糸を垂らしていたのはいつだろう 小川に
冬のある日 釣り糸を
しかし冬の日に小学生だった 僕は一人だった 


だけど 今でも僕は川に釣り糸を垂らしてはいる ....
「ママがパパがいないからごはんもせんたくもらくちんでいいというからパパのこときらいなったのときいたらわらったの だからわたしはママをおこりました でもよるトイレにおきたらママはテレビのよこのパパのしゃ .... 僕はまっすぐ歩いているのに
人にはまったくそうは見えない

足をひきずり
右へ左へ
だけど僕はまっすぐ歩いてる

だれかが僕を評価する
価値が無いとかおかしいだとか
僕はそれでもまっ ....
霧島の硫黄山が
250年ぶりに噴火した
硫黄山を源流とする長江川から
基準200倍のヒ素も検出された
これから田植えの時期だが
川の水は使用禁止になっている
またその下流の川内川でも
大 ....
皮肉をいわなければ死んでしまう貝があって
それはそれで良いだろう

まっすぐな誤解はいつも答弁を
許してはくれないから
せめて僕を許してくれないか

家を売らなければならないヤドカリ
 ....
本なんかを好きにならなければ
きっと
友達をたくさん作って外で遊べたはずだ

本なんかを好きにならなければ
きっと
浮かれて騒いで楽しく生きていけたはずだ

本なんかを好きにならなけれ ....
街は、あなたが必要です。

かたあしで立つと、揺れる街
みあげればみえる
幾千幾万の銀河系の白い糸の模様たち
星座となのる用意があるものたちです。

街の灯が深く味わいもされず ....
間村長さんのおすすめリスト(2654)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地味に生きるには- イオン自由詩3*18-5-13
あぶない橋を- こたきひ ...自由詩218-5-13
蛇に- こたきひ ...自由詩118-5-13
今日、母の日に- こたきひ ...自由詩218-5-13
欠_題_その一- 信天翁自由詩618-5-13
_- ◇レキ自由詩2*18-5-13
少女- 暁い夕日自由詩7*18-5-13
蛸の触手は【悪魔の舌】か【天界の下】か- るるりら自由詩9*18-5-13
地霊達の起床/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩4*18-5-13
最高の人生- 水宮うみ自由詩5*18-5-12
夢見る時間- 坂本瞳子自由詩4*18-5-12
何度でも読め!- 花形新次自由詩618-5-12
夜の光- 水宮うみ自由詩4*18-5-12
きっと君はスカラベみたいな瞳で- ただのみ ...自由詩4*18-5-12
リクエスト(まるでひとのよの夢)- 秋葉竹自由詩418-5-12
猫次郎- やまうち ...自由詩7*18-5-10
虚構- 渚鳥自由詩13*18-5-10
燕よ- そらの珊 ...自由詩1518-5-9
リアルの国のアリス- もとこ自由詩19*18-5-8
滲む記憶- 田中修子自由詩9*18-5-8
- ミナト ...自由詩718-5-7
失題(10)- 信天翁自由詩318-5-1
履歴- ヤスヒロ ...自由詩318-5-1
釣り、夕暮れ- 番田 自由詩918-4-30
子供たちの詩_二編- しょだま ...自由詩418-4-30
歩く- 朧月自由詩518-4-30
自然災害の怖さ- ホカチャ ...自由詩118-4-30
南街のうた- 梅昆布茶自由詩818-4-30
本なんかを好きにならなければ- TAP自由詩118-4-30
幾百億、幾千億の詩(うた)の詩(うた)- 秋葉竹自由詩318-4-30

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