はじめましてのズッキーニです
どこまで理想でどこまで現実で
どこまで成してどこまで課題か
線引きできたら線の上に立って
綱渡りよろしくバランス歩きで
何かしらの向こう側に存在する
高いのか ....
ミルク色の波が打ち寄せる
甘い浜にね

真珠がコロロンコロロンと
いっぱい ころがっていてね

カリリカリリと 齧って飲み込むと

うんと 力いっぱい
泣けると ねむいの

みん ....
顔を背けながら

俺はお前を愛している
お前も俺を愛している
私は貴女を愛している
貴女も私を愛している

殺しあうように絡み合う双頭の蛇で、狂うように罪の果実の香に犯されているのを人々 ....
ぼくの住む近く低くに

はんぶんの月が西の空


はんぶんの月

見えていないもうはんぶんの月

宇宙くうかんにあるまあるい月

実体はひかる


ぼくの住む近く低くに
 ....
木の椅子に座る
カウンターに休む
ブレンドを頼む
眼を閉じて一口
珈琲屋に行ける
珈琲屋に行けるのはいつだ

黒砂糖が光る
いれないけれども
賛美歌が流れる
知らないけれども
珈 ....
隣の部屋のうたう女
廃品回収と灯油販売の
トラックが華を添える冬の
低い位置から差し込まれる光の
中心でたわむれる埃

コンビニ前に止まる車
アイドリングストップの
マナーを声高に訴え ....
  二月の
  雨が こおっていく

  あなたからの 一時間未満の
  電話からの ことばからの
  つめたさが こおっていく

  ひとつも
  かなしくない
  ふるえ ....
  ぼくたちの温度が
  正しいのかどうか知らんし
  きみの・ひとつを とりなよ
      ホテル・ニューオオタニ
  きみの・ふたつを とりなよ
     ビーバップ・ハイスク ....
雪が降りそうな
優しい朝でした
風がよわいので
寒くはありません

あなたの手は
夢を撫でていて
もうすぐそれは
孵化しそうです

季節の眠る年輪が
わずかな光に向かってゆき
 ....
いつもなら
通らない道を辿って
いつも通る道へ合流する途中
知らないわけではないのに
ハンドルを握る手がすこし浮く
最後に確認した景色との差異
正解のない間違い探し
見つけたとしても
 ....
ちょつとパッドを見せてくれんね
いや、濡れちょらん
濡れちょらんでもかえて寝た方がいいがね
いや、濡れちょらん
ちょつと見せんね
ほら!こんなにびっしょりだがね!
かえんね
後でやるから ....
鼻息荒めに帰ってきた
一時間くらいで帰ってきた
勝ち気な顔で帰ってきた
牛肉提げて帰ってきた

さも 狩ったかのように
さも 勝ったかのように
高い肉買って帰ってきた

割下は合わせ ....
中華街で
北京ダッグが半額と呼び込まれたら
皮がパリパリしない
半額以下のものだった

騙したわけではないだろが
騙されるほうも悪いというやつか

騙されるほうは
お金を惜しんだだけ ....
ひとは感情のいきものだ

なのにこころをモノみたいに使い物にしたりする

それも感情がなすわざなのだろう


太陽はひかりなのに

影をつくるように

包丁が料理をつくったり
 ....
生まれる前の闇に
ぽつ、ぽつぅんと
浮かんでいる
光の結晶たち

(すっかり消費されてしまったね)

アタシの葉脈を
衛星軌道上から観察した彼が
火曜日の声で呟く

(きっと
 ....
産まれた瞬間から刻まれる印
私で在る証拠
存在感が透明感
薄くなっても
クリスタルは 美しい

煌めくガラス細工
素材が儚げに見えて
軽く観てた
直ぐに 壊れるのだろうと

 ....
海は液体の音楽
世界の七割は

約束を守るように光る音色は
冬の真昼をあたため
水面から上がった美女が
うっとりと膝を閉じる

海は液体の音楽
世界の七割は

波から一本の木が
 ....
青い心と若い心と未熟な心と熟した心
心に齢がなくなって
初めからなくて
皆似たり寄ったりな同じような心色

何だろうかこの鑑の場所に置かれた
鍛え上げるべくして在る心の不動位置
己の感覚 ....
かなしくても色を持っていた
あなたのあの頃はもう
終わってしまったのか

この世界の色という色を
自由自在にあやつっていた
あなたは何処へ消えたのか

空の青さを見ても闇を探し
 ....
暇だ
とにかく暇だ

暇だから
余計なことを考えてしまう
端から見ると
「こいつ頭オカシイんじゃねえ⤴️」
と思われることだって
バンバン頭に浮かんで来る
しかし、暇だから仕方がない ....
僕が眠っているまに
アリの行列が耳の中にはいっていく
そしてすこしづつ脳みそを食いちぎって
巣までもどっていく
シンデレラは風に吹かれて行ってしまったよ

あんなにか弱い子は初めてさ
僕の腕一本でその体を折ってしまえるとさえ思ったよ
遠目で見れば美しかったけれど
近寄れば魔法もなにもないね
僕はただ ....
身は灰となっても
言葉は残る

世の中の信用は
言葉で成り立つ

言葉がなかったら
人間も木石とおんなじだ

言葉は
神が人間に与えた
最高の贈り物だ!

「大切に使わせてい ....
寒さに打ち震える なんてのは
きっと 大袈裟だけれども
何らかの 驚き話を 耳にした瞬間
サブイボが立つみたいに
自然に鳥肌めいた空気感を得る季節

コトコトと 煮込みたいの
箱の外 ....
綺麗に折り畳まれた記憶の布には
美しい刺繍
綺麗に折り畳めなかった記憶の布には
汚れた滲みができていた

構うことなく
人間を生きる
人として生きるために
日々を重ねていく

未来 ....
祭壇のそばで 昏い
煙草を吸う
いまはみえているけれど
そのうちに見えなくなる色の境目を
わたしはどう処理するのだっけ
甘い輪郭を 日々の、
ひと匙ほどの希望で生きていくのを
それを ....
世界には
その日の食べ物さえも
満足にとれない人たちが大勢いる中で
メダルとれた人たちは
もちろん本人の努力はあるけれど
それよりもとても恵まれている人たちだなあ!と思う
自分のやりたいこ ....
世界遺産も大河ドラマも
観光客を呼んで
一儲けするために
盛り上がっているような気がしてならない
何か本質を見失っている
水道の蛇口をひねれば水が出る
そんな単純な思考を

私はバケツを持って川へ水を汲みに行ってしまう
そんな思考を持つ時が多々ある

こんな草臥れる疲労脳を案じてリラックスとやらを
習い始め ....
指された方向に前習えするフリして回れ右
命令通りな一日は
肌が痒くなり仕方ない
健康的な生き方とは
他人を省みないことだ

電車に響く泣き声
道行くカップル
路傍の吸い殻
クリスマス ....
間村長さんのおすすめリスト(2654)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ズッキーニのスタンス- ブルース ...自由詩8*18-2-28
真珠の記憶- 田中修子自由詩8*18-2-25
半身たち- 田中修子自由詩4*18-2-25
実体はひかる- ペペロ自由詩218-2-25
珈琲屋に行ける- 朱い狐自由詩318-2-25
彼女は地球上でたった一人のアイドルだった/即興ゴルコンダ(仮 ...- こうだた ...自由詩3*18-2-25
こおっていく- 草野春心自由詩418-2-25
きみのぶん- 草野春心自由詩2*18-2-25
- ヤスヒロ ...自由詩9*18-2-25
薄力粉とスティックシュガー- Seia自由詩118-2-25
パッド戦争- ホカチャ ...自由詩318-2-25
スキヤキ- じおんぐ自由詩218-2-25
北京ダッグ半額- イオン自由詩2*18-2-25
こころをモノみたいに- ペペロ自由詩618-2-25
Alpha- もとこ自由詩15*18-2-21
サクラ臀部- 藤鈴呼自由詩3*18-2-21
音楽- ヤスヒロ ...自由詩8*18-2-21
凪のままの心- 朝焼彩茜 ...自由詩618-2-20
求めずに___________________- あおい満 ...自由詩4+18-2-20
水虫ジュク夫「それでも私は狂っていない」- 花形新次自由詩318-2-20
- Yurodivy自由詩318-2-20
シンデレラ- 卯月とわ ...自由詩418-2-20
言葉- ホカチャ ...自由詩318-2-20
クラムチャウダー- 藤鈴呼自由詩1*18-2-16
季節のある街- こたきひ ...自由詩418-2-16
祭壇- はるな自由詩318-2-16
金メダル- ホカチャ ...自由詩218-2-16
世界遺産- ホカチャ ...自由詩118-2-16
脳を溶かす水の祈り- 朝焼彩茜 ...自由詩718-2-16
Greedy_life- えこ自由詩118-2-15

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