桜は
八割咲けば
満開という
僕たちも
八割出せば
全力投球といおう
一週間前から
心臓が
一分間に140回も脈を打つようになった
ずっとマラソンしている感じだ
心臓は
自律神経で動いているから
僕の意志どおりにはならない
僕の体の中に
僕の意志どおりに ....
福岡県の某高校で
自称詩クラブが発足した
部員は現在0名
つい最近まで2名だったんだけれど

そのうちの1人が書いた自称詩

「抑えきれない」

いつも部活で一緒のルナちゃんの
後 ....
河豚

調べ

こんにちは
寝床で思い出す
友人の顔 夜空に
私は砂の匂いのする 
そんなこともあったなと
だめだ
もうだめだと思いながら
それでもまだ生きながらえている

この鼓動は止まることがなく
呼吸が止むことなく
陽の光を浴びて幸せを噛みしめる

気を失ってしまいたいと切望し
なに ....
今朝から重く
かたむけたあたまは
いつのまにか耳から後ろが
スズメバチの巣になっていました

どうりで
何をするにも
こめかみの奥で聴こえる
羽音が止まなかったはずです
視界 ....
三月の終わり静かに雪原を食むもの
山々はうたた寝
雲の枕に青い敷布
芽吹く前の樹木が苔のように覆っていた
――チャコールグレイに粉砂糖
それもあっという間に銀のしずく
いくつもの涙が一つの ....
頭をひねり潰された俺の残像が
道で抜いた雑草握りしめて
きたない路地裏をうろついている

心を半分あげたのに
残りの半分が急に変色したことが
なんとなく釈然としない

新発売のガムを気 ....
 調子はどうですか?
 
 調子が悪いから寝ているのよ

 どのくらい動けますか?

 そんなこと説明できるわけないよ

 リハビリに来たんですが
 
 リハビリってどんな技術なの ....
おしゃれ

眉ととのえたりして

おしゃれ

休日でも 出かける予定がなくても

おしゃれ

目についた原色マフラー

おしゃれ

そう言われるとチョット嬉しく

 ....
なんて晴れてるんだろ今日
なんで忘れてんだろ約束
灯台目指して歩くはずだったのに
こんなとこで死にかけてるなんて

太陽よりもっと赤いものは
たぶんトマトだ
月をみながらつぶやく
 ....
発つ朝に
白い燕の飛ぶ夢を見た
と君は云った
そして窓辺の水栽培の
青いヒアシンスを
はじめて見るもののように見つめていた

この季節が来ると
ことに青いヒアシンスを見ると
 ....
○入院したらよくわかる
生死は
本来表裏一体なりと
1日1日が
貴重な1日であったと
よくわかる

○初入院生活
もっといい詩が書けるよ
と友に励まされる

○入院すると
重い ....
年を重ねていくと
興味が出るような言葉に滅多に出会わなくなる
そして言葉のないダンスの動きに惹かれていく
分からない方が良いことは分からないままが良い
体で感じることを忘れてはならない
ただ ....
どんなに金があっても
どんなに子や孫に囲まれていても
最期は
自分独りで
死に向き合うことになる
音叉

シャンデリア

私は誰に会いに行くのだろう
誰もいない夜 
街を知らない月のように
会社というものは3月は決算期だから、
どこも忙しいのだろうけれど、
僕の会社もそれは同じなのだが、僕のいる部署は、
今が一番暇である。
本当に、一週間、1日きっかり8時間、480分、
するこ ....
夜は融けて立ち昇り
路と壁の亀裂を埋める
通りに捨てられたものに触れ
無機を有機に変えてゆく


階段 廊下
屋根にあふれ
器の水は
空の光にそそがれる

 ....
秋と冬の残り香と
夏の芽生えを探すため
ぼくたちは太陽と空の下に出かける

名と体を変えたもの
無くなってしまったもの
新しくできたもの
それらを探すため
ぼくたちは一度訪れた場所に出 ....
自称詩人は愛について語りたがるが
愛の実体としての
愛液については語ろうとしない

何故なら
愛がなくても愛液は溢れる
ということを
経験上熟知している身体

もとい、からだ

 ....
未里はもうこれが最後のチャンスだと
準備しておいた大きなレジャー用の鞄と車のことを思い描き始めました

今日のこの寒さは明日夜明け頃まで続き
以降本格的な春の訪れとなるでしょうなどと傍らのラジ ....
桜前線が通り過ぎた
老木の桜並木は
今年まだうまく咲けない
どうしても桜が見たいと
君は優しいから言わない
僕らが遠出をするには
ガソリンが少し足りない

うまく咲けない老木の下で
 ....
過ぎゆく日々に花を添えるので
摘みに行こう
初々しい花を摘んだらそれは
罪になるのかな
白いやわらかい花びらと
薄緑の葉っぱがはらりはらり
散らばり散らばる

             ....
これからわたしはあなたを語るため
刻んでいこうと思う
最後の詩を
わたしの残された細胞に

おそらく書ききれずになるに違いないが
ごめんなさい
記憶は右貢の上の余白に

めくる指 ....
時間には限りがあるなんて
どっかの商人の常套句
信じちゃだめだし
聞くのも毒だぜ
売りつけられた時間が
ただ過ぎていく日曜日

だだっ広い場所で
日が暮れるまでに歩ける道のりを想像 ....
今日もギター弾いて君への歌を探してる

このコードも違う。「Am」でもない。

僕が探してるコードは「I」。

僕と君とを繋ぐコード「アイ」。

響きにも言葉にもできない 君への愛
 ....
ユーフラテス



目眩がしそうなほど
ぶちかまされた現実は
あまりにも
残酷で美しく
否定することさえできず
ただそこにあるそれをそのまま
受け入れることしかできない

渇きは潤されると
思わない方が ....
間村長さんのおすすめリスト(2654)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
満開- ホカチャ ...自由詩317-4-2
頻泊- ホカチャ ...自由詩2*17-4-2
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待ちわびて- ただのみ ...自由詩11*17-4-1
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若い看護士と口達者なシルバー患者との会話- ホカチャ ...自由詩117-3-31
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シューティング・スピーカー- 竜門勇気自由詩217-3-31
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入院独り言集- ホカチャ ...自由詩3*17-3-31
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向き合う- ホカチャ ...自由詩117-3-31
平成29年3月31日(金)- みじんこ自由詩117-3-31
探索- 番田 自由詩317-3-30
昨日今日明日- はだいろ自由詩417-3-30
こぼれ_ひらく- 木立 悟自由詩417-3-30
春とオートバイ- 一 二自由詩217-3-30
- 花形新次自由詩217-3-30
「訳あり」- もっぷ自由詩217-3-30
桜前線が通り過ぎて- 相田 九 ...自由詩417-3-30
- ふるる自由詩5*17-3-30
余白に- 乱太郎自由詩8*17-3-30
発泡ストリーム- 竜門勇気自由詩2*17-3-30
言霊「アイ」- F.philogist自由詩2*17-3-30
平成29年3月30日(木)- みじんこ自由詩117-3-30
行き倒れ- 坂本瞳子自由詩2*17-3-30

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