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爆発的に増殖したウィルスは俺のからだの免疫系と闘い敗れた

彼らが勝ったとしても人類が死滅すれば増殖する場所がなくなるだけの話だが

そもそもウィルスには目的などないのだろう

俺たちがも ....
浜崎あゆみのコンサートは三千円くらいだそうだ

小室哲哉の曲はいま聴いたら歌詞いがいなんか陳腐だ

織田裕二は菅田将暉みたいな感じだった

中島美嘉はもっとつるっとしていたっけ


 ....
パプアニューギニア人になりたい

パプアニューギニア人になりたい

節分も忘れてた

いとしいからね

また渡すからね

パプアニューギニア人になりたい

パプアニューギニア人 ....
みんな出来損ないだ

王貞治も

落合も清原も

雪も春も

なぜそれが許せない


謝ることなら腐るほどある

腐って分からなくなってる

なのになぜそれが許せない
 ....
田畑に屋根に

素直なまでに雪降り積む

人生はトンネル

出口も入口も遠くて真っくら暗闇

田畑に屋根に

素直なまでに雪降り積む

理不尽なら理不尽を受け止めようか

 ....
ひとはなぜ

なぜ

なぜだろう

きみはなぜ

なぜ

なぜだろう


おかど違いの茶番だろう

ただ一杯目のバーボンを

グラスのなかのブルースを

ちゃちな ....
会社を出る

日時計のころも

ひとは夜になると

目が見えなくなるぐらい

こんなに働いていたのだろうか


太陽が動く

時計回りの影が浮く

太陽と地球の信頼関係
 ....
怒っていいことなんてたぶんない

つまらない顔をしていいなんてこともたぶんない

原色のなみだを

灰色の片目から空にながそう

音楽は消えていく

消えていくから生まれていく
 ....
授業中

牛乳のみたくなったら

ぴゅっぴゅって

つくえのうえで踊り出すの

よこに映った横顔

くちびるをうえにめくって歌い出すの

ひらめきは月の光

桜並木をひとり ....
浮上した潜水艦で灰色の海原をゆく

索敵されなければ帰れるかも知れない

よくある話だ

紛争地帯から戻ってきたカメラマンが

青信号の交差点で車に突っ込まれるなんて

たとえ港に ....
葉室麟が死んだ

亡くなった一週間後新聞で知った

2017年は谷口ジローも鬼籍に入った

人生のいちぶを足跡にして

先人の足跡はそのうしろに続いている

ぼくの前にはその足跡が ....
12月22日に冬至を迎え星は、「丁酉一白水星」から、2018年2月4日から始まる「戊戌九紫火星」へと大きく舵を切る。

「丁酉一白水星」の星を振り返ると、
<丁*釘といった丁の入った字が示すよう ....
幸福はひとが運んでくるものだ

裏切ることの出来ないひとを何人持っているか

それが幸福の指標なのだとおもう


巡礼の合唱を聴きながらそんなことをおもう

忘年会の夜

オリオ ....
かさねる

かさねさせていただく

かさねられる足跡を

のこしてくれた歴史にありがとう

その歴史は勝利の歴史ではない

敗北の歴史でもない

乗りこえた歴史なのだ


 ....
若いときは

エネルギーが散らばりすぎてて

あたまやこころでわかっていることも

使いこなせていなかった

もっと大切なことがあるってことを

じぶんのなかにしか見出だせていなか ....
朝が黒い

青黒いし

青灰色の

朝が白い


シン・ゴジラを1.7倍速で観ていた

多くのひとが早口で喋ることが

正しいかは別にして災いを遠ざける


朝が黒い
 ....
味方を撃つものも

殺しに来るものも

写真を撮るものも

みんな仲間のようだった

不愉快な仲間だ

宇宙から見たらこの有り様は何だ


死んだらみんな

あっけない顔 ....
倒れない木

死なない人

瀬戸内海が耀いている

それを望める田園では

枇杷がなる

葉がさわぐ


ラブはラヴでも

LOVEでもなくて

気になる憂うつ

 ....
気にしないでいいからと

そんな優しい嘘を

ぼくみたいについてくれ


閉店まぎわのパン屋にはいつも

じぶんの好きなパンをとって隠す

アルバイトの女の子がいるから


 ....
仕事もテストも駆け引きも

さいきん連戦連敗だ

もう少し若ければ

人生を投げ出してしまいそうなくらい


生きてきた自信かごう慢か

叶わないことに慣れてしまったってことか
 ....
安心やよろこびというものは

じつに居心地のわるいものだ

だから不安にもなるのだろう

不安や悲しみというものは

だれにとっても心地いいものなのだろう

だからいちいち

 ....
内堀通りを青山通りまで

皇居は暗くて見えないけれど

そんなに高くはない高層ビルの明かりが

なんだかとても優しい夜


自分を傷つけたら追いかけないで済む

だから自分を傷つ ....
かっグぅんくる

かっグぅんくる

かっと指上げ右手首だらあん

グぅんと下腹しぼれば肩は脱力

くるっと正面で前腕がまわる

かっグぅんくる

かっグぅんくる


ロン ....
大女優が余裕のリハーサルするような君をいとしいと思う

牛乳たすヨーグルトはヤクルトだったっけ

神経質な目をしたりスヌーピーみたいになったり

生きていることすべてがみんなをいい雰囲気に ....
命を賭けて紡いだ音調を

なんどもなんども口ずさむ

歩いてるときも部屋に入るときも

なにかに取り掛かるときも

寝るときも起きるときとかも

口ずさみまくれば落ち着くだろうか
 ....
くだらないことしてレッテルはられても

練習ではいたいけな演者が一生懸命

頭のてっぺんから前髪たらして

カツラみたいな顔してシャウトしている

バス停のよこを過ぎていく

夜の ....
台風一過の朝ひかりが秋過ぎて

きのうの幸福が嘘のよう

影の長さで測ってみるか

ひとつ幸福でもつねってみるか


あんまり振り幅が

大きいもんだから

失くなることから ....
命の意味は宗教的

命の意味は種の保存

命の意味は空間的

命の意味は

命の意味はたくさんあるけれど

命の定義はひとつしかない

決めつけたら駄目

決めつけたら駄目 ....
公園で

夜のベンチで

おとこがきもちを冷ましている

仕事や人間やじぶんも含めたまわりや未来

おとこがきもちを冷ましている

夜のベンチで

公園で


何度みつめ ....
町のノイズか

バッハのパイプオルガンか

UFOの襲来か

割れたスピーカー音か

耳鳴りか蝉かせせらぎか

滝かドローンか


電子ビームがなにかになりたがる

だか ....
間村長さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(83)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
目的などない- 吉岡ペペ ...自由詩218-2-14
平成のころ- 吉岡ペペ ...自由詩218-2-3
パプアニューギニア人になりたい- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-3
出来損ないぶるうす- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-2
雪と理不尽- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-25
きみはなぜ- 吉岡ペペ ...自由詩118-1-20
日時計のころ- 吉岡ペペ ...自由詩618-1-18
原色のなみだ- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-2
あたしってだれ- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-1
最果てに- 吉岡ペペ ...自由詩618-1-1
地平への行き方- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-1
戊戌九紫火星- 吉岡ペペ ...自由詩217-12-25
忘年会の夜- 吉岡ペペ ...自由詩117-12-17
歴史のものまね- 吉岡ペペ ...自由詩117-12-17
感情>霊的な見えない世界- 吉岡ペペ ...自由詩517-12-16
朝からシン・ゴジラ- 吉岡ペペ ...自由詩217-11-20
この世界の有り様は- 吉岡ペペ ...自由詩417-11-20
田園の憂うつ- 吉岡ペペ ...自由詩117-11-20
優しい嘘を- 吉岡ペペ ...自由詩517-11-18
いのちを数えて- 吉岡ペペ ...自由詩717-11-15
人生に意味など- 吉岡ペペ ...自由詩417-11-15
優しい東京- 吉岡ペペ ...自由詩717-11-8
かっグぅんくる- 吉岡ペペ ...自由詩417-11-5
ずっとずっとね- 吉岡ペペ ...自由詩617-10-30
音調- 吉岡ペペ ...自由詩317-10-29
テレビが愛だった- 吉岡ペペ ...自由詩317-10-29
朝のひかりと影の長さ- 吉岡ペペ ...自由詩617-10-28
優生思想のバラード- 吉岡ペペ ...自由詩717-10-22
おとこがきもちを冷ましている- 吉岡ペペ ...自由詩1317-10-12
不協和音- 吉岡ペペ ...自由詩417-10-11

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