目の前にたくさん転がっていた
あたりまえの積み木を
崩してなくしました

わたしが積み上げたいカタチは
誰もが羨むような
とても綺麗なお城で

どうして此処に三角形を置くのか
納得の ....
この世とは

ぼくがまだ死んでない世界?

地球が隕石かなにかでくだけ散っても

ぼくが宇宙船で脱出して生きていれば

この世は存在し過ぎてもいく

ぼくがこの世にいなくても

 ....
蕾のような薔薇は
これから咲き誇る美しさを秘めているようで
ちょっと わくわくする

華拓いた瞬間
見詰める瞳の煌めきを
全身に 浴びること

互いに
前進して 行くことをも
 ....
自分は自称詩人ではない
何故なら「自分が詩人である」などと
未だ嘗て言ったことがないからだ

もしあなたが
こんな風に思っているとしたら
それはかなりの思い違いだ

私の言う自称詩人は ....
遠く君、
光の点となり
消えていく
石燈籠をぐるりと廻り
追いつけない追いつけない

生は死を含み
死は生を含み
宇宙の大海原を
渡っていく帆船
現に獲得した智に
自ら発光しなが ....
不思議と書いてみる静寂な闇
完全な無は同時に底のない落とし穴
だからだろうか
誘われるように足が動く
見えないのでなくあらゆるものの内包
差し出された孤独が
標のない道を彷徨い途方 ....
ざぶんと音立てて
かわのなか
跳ね橋の底
見上げてる

気持ちのいいことなんか
気持ちが悪いし
誰かを好きでいることは
自己嫌悪への入り口
後ろでドアが閉まる
慌てたようなふりをし ....
表にも裏にも
鏡のついた手鏡を
ふたつの指で廻しながら
光ははじまりと終わりを行き来している


横の波が
縦に重なり窓を覆う
外の冬を隠すように
布の鳥の羽音が積も ....
ろるあるとももあるは
てをつないで
らいれるてるめるの橋を
けいてんしるさるしつつ
ろるでんする時間を
すとっくする
それは
もしかしたら
はいてん
なのかもしれない
そういうはい ....
夜は絶え間なくやって来るこころの襞に
おとことおんなは何時もばらばらで

それは覚束ない幼児のあゆみのようで
ときに滑稽を誘うものかもしれない

きのうの残骸からきょうが算出されるわけでも ....


メンチカツ

黒蝶
ただ休んでいい

どうにも身体がいうことを聞かないときは
休んでいればいい


休むしかない

笑顔を作れず
前に進めず
指さえ微動だにせず
涙も零れ落ちない

そんなとき ....
サラダ

歪み

ユーカリ
母音がうつむいて部屋に籠る
空はもう投げ出された孤児となる
白い鴉の群れ
俺は朝から何も食べていない、
ひたすら吐き気の塊だった

静けさに沈む
 何もない
静けさに沈む
 足場を欠く

俺の肉体と意識は解離したまま、
春の芳香をひたすら嗅いでいた
それ ....
そこそこイケメンがほんとうのイケメンなのに、女の人たちは信じてくれない
なぜだろ
髪の乱れやすい季節のせいだろか
排卵日なのだろか

そこそこきれいな人をほんとうにきれいだなと思ってるぼくは ....
父の背中
53年の背中
もう隙間がないくらい

父の背中
背番号53の背中
数字がぎっしり埋まっている

その背中を擦ると
数字がぎしぎし唸り出す

私が石鹸で流せる ....
「教授、医学の進歩の割りに
 決定的な風邪の特効薬ができていませんよね
 僕が開発して、ノーベル賞を目指したいのです」
「そうか、それは、やめたほうがいい
 風邪がすぐ治ると、ズル休みができな ....
喧騒の中で食事をする

欲しようと
欲しまいと
食事をする

笑顔を隠して
涙を堪えて
怒りを抑えて
食事をする

独りでも
二人でも
複数の人とでも
特別な誰かとでも
 ....
一般人が見て
「何じゃこれ?
クソつまらん
こんなもんいらない」と思ったら
ほぼ間違いなく世の中には不要なものだ

アホな奴が
自分は特別な存在だ、と勘違いして
価値があると思い込んだ ....
私を紙飛行機に折って窓から飛ばす未明
要らなくなった 嬉しい や 楽しい も
それから 負のなみだの源泉 あれやこれや
みんな闇に溶けて
さようなら
けれど朝陽が昇ってそして見る
いく ....
定期的に響く
カツン カツン

ちょっとだけ 思い出すのは ピンヒール
コンクリートジャングルから 離れて
もう 数年になるのか

楽しかった記憶は
いつまでも 笑顔とともに
脳 ....
あの娘との人生は大事じゃない
僕は分からず屋で ワガママ
このだだっ広い世界には まだ見ぬ輝きで満ちていて
それが僕を手招きするんだ

あの娘との人生は大切じゃない
僕は愛なき人で エゴイ ....
包帯を顔面に
ぐるぐるまきまき

ミイラみたいで
死んでるみたいな
サナギみたいで
これから生まれ変わるみたいな

包帯まきまきの上から
油性サインペンで
新しい顔を落書きしてみま ....
青い青い海を
裸で泳ぐと

魚の頃の私に戻り
手足も自由になり

心も自由になり



そして、そして



どこまても…どこまでも
私は泳いでいけるような
そんな錯覚 ....
{引用=
朝がほどけると、水面に横たわり あなたは
かつて長く伸ばしていた
灰色の髪の、その先端から 
魚を、逃がす 
皮膚は、透きとおって ただ
受容する 水の、なまぬるい温度だけを
 ....
おそらく期限切れのアンフェタミンがもたらしたのは
誰かを執拗に切り刻む紙芝居
生温かい数グラムの血しぶきが頬にへばりつく感触だけが
この世界で唯一変動しない価値のように思えた

 ....
竜巻

今日

芽生え
気づいたら痣のような夜が太腿
にできていた。傷口からは海が
滴ってしまうので、私は鰓呼吸
をしなければならなかった、吐
き気を感じてシンクへ、喉の奥
からこみ上げてくる熔岩と陣痛。
それか ....
 性欲情欲に溺れて 理性は打ち捨てた 水に弾ける未来の幻想

 僕らは手に手をつないで 太陽の情熱に焼き焦がされる
 罪や罰だなんて忘れてしまった それが僕らの{ルビ性=さが}

 そういや ....
間村長さんのおすすめリスト(2654)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あたりまえの積み木- AquArium自由詩317-3-21
この世から- 吉岡ペペ ...自由詩317-3-21
棘の角度- 藤鈴呼自由詩1*17-3-21
自称詩は口臭- 花形新次自由詩217-3-21
現智- ひだかた ...自由詩317-3-21
- 乱太郎自由詩14*17-3-21
再サイレント- 竜門勇気自由詩4*17-3-21
かたち_かたち- 木立 悟自由詩417-3-21
ろるあるとももある- 次代作吾自由詩317-3-21
- 梅昆布茶自由詩617-3-21
平成29年3月21日(火)- みじんこ自由詩117-3-21
休憩- 坂本瞳子自由詩1*17-3-20
平成29年3月20日(月)- みじんこ自由詩117-3-20
- 乱太郎自由詩5*17-3-19
グルーウ゛- ひだかた ...自由詩417-3-19
そこそこ- 末下りょ ...自由詩6*17-3-19
父の背中(挨拶付)- 宣井龍人自由詩9*17-3-19
風邪の特効薬- イオン自由詩1*17-3-19
食事をする- 坂本瞳子自由詩2*17-3-19
ゴミ出し- 花形新次自由詩2*17-3-19
すみれ日記_03.19- もっぷ自由詩417-3-19
バチのオト- 藤鈴呼自由詩2*17-3-19
未来へ- stereotype20 ...自由詩217-3-19
包帯ぐるぐる- まいこプ ...自由詩317-3-19
- 薫子自由詩317-3-19
記憶を、汲む- 望月 ゆ ...自由詩27*17-3-19
あの娘の胸に赤いバラ- ホロウ・ ...自由詩3*17-3-19
平成29年3月19日(日)- みじんこ自由詩117-3-19
3.18- 伊藤 大 ...自由詩517-3-18
streotype2085- stereotype20 ...自由詩417-3-18

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