何人も 何人も







<新しいバイト先にて>

Aさんの場合

大丈夫ですとか言っちゃったけど
ちゃんと上手くできるか不安で
「じゃぁ一回やってみようか?」 ....
樵は手を合わせて
木を切り始めるという年輪

風雨に落雷に倒れた木々たち
根をあらわに道を塞ぐ

かつていつか通っていた古人
どこかに消える木霊

横たわる木はだに
そっと手をおい ....
髪よまた上れまたくる事あ知っている 魔法瓶の中
よく晴れた午後
温かいけど
紅茶色の空は
しだいに
濃密な

気圧の谷
ラヂオ予報から
傘を求める声
ややあって
息苦しくなる
喉が詰まりそう
見上げれば
腐っ ....
 
セーターが
箪笥の中で冷たくなって
死んでいたので
あたためてあげようと
思った僕のからだも死んでいた

箪笥には
僕以外にも
死んでしまった
家族のセーターがきれいに
冷た ....
みつめる瞳とみかえす瞳。
抑圧の困惑と放出の誘惑。
装った平静と剥き出しの波動。

刹那。

破られた膜と放たれた粒子。
金色の刃には転がる赤を添えて。
銀色の杯には流れる青を酌み交し ....
泣きすぎだよ
悲しいときも
うれしいときも
でもそんな僕が好きなのは
まっすぐな君の感情と
その泣きぼくろ
暗い闇の中。

ぽつりと燃える。

私の炎。

何の為に燃えるか知らず。

ただ、ひたすらに。

体を焦がしてまで。

燃え続ける。

あぁ、誰か。

そっと、優しい息を吹き掛けてくれないだろうか。
 ....
よるのみち よみち

よりみち りぬけ

りぬけは理抜け

いみなどわすれてたのしもう

いしころけとばせ ねこおっかけろ

さむいさむいふゆがきて

ふゆしょうぐんをでむかえ ....
同じ空を見上げてると思うと

あなたと繋がっているのだなと

それだけで安心します
狭いベランダで
室外機に挟まれ
見上げる空は
今日も薄灰色
夏のあいだ、
日除けに育てた苦瓜が
絡んでいたネット
くもの巣のかよわさで
ふぅわ
ふぅわ
揺れているのか
しがみ ....
たださぁ、風が吹かないんだよねぇ。

弱ったなぁ…
だいたいさ、


失うときなんてのはみんな一緒なんだ。








あれもこれも、まとめて、どーんっ



って。







 ....
まずは携帯電話のメール
次に電車の切符
次はバスの時刻表
次は今更ながら電話の番号

次は手のひら
次はくちびる

きみへとつながるなにもかもが愛おしくおもえたら
きっときっととって ....
僕が苦しんでいる横で幸せだった人が
不景気で奈落の底に転落していくこと

僕が楽しんでいる横で苦しんでいた人が
不景気にもっと声もなくすぐにおちていくこと

僕はジプシーだ
日がなくだら ....
寒い夜の公園。

温かい缶珈琲。

静か過ぎる空。

淡い月明かり。

淋しく想う心。

流れない涙。



冷める缶珈琲。

ひとりぼっち。

帰らない足。

 ....
今日と同じ空はなくて。

明日の空が綺麗とは限らない。

それなら、今日の空。

見とれていよう。

いつまでも。
 
白い書物の中で
あなたとはじめて会った
数千年の時を経て
変わらない声と声が
光に影を差して立ってる
向き合いながら
照れくさそうな文字になって

たとえば
あなたが好きですは ....
たとえば、全部うそでもいいんじゃない?
とか、そういう中途半端な感じのあなたの話を聞くとうんざりする

うんざりするし、僕はあなたが嘘だと困るから、やだ
 大きな大きなタワーの下に
 こっそり置かれたビー玉は誰かが誰かをおもって置いたもの 

 何の感情も抱かずに
 たいていの人間が「ああ」とうなづき一つ置いて過ぎてゆく 

 寄り添う ....
† 金色の笑顔かかげる その花は 遠いギリシャの まぼろし王子
☆☆ ヘレニウム * 花言葉:上機嫌 * ☆☆
 
 
 
† 薬にも 料理にだって お任せを! 我が幸せは役に立つこと  ....
 
つめたく湿った朝
目がさめると
屋根から鳥の足音が聞こえる

降り立って
昨夜の戦況を
せわしなく伝えていた
兵士の声は力尽き
衛生兵の途方に暮れた
足音が聞こえる

数匹 ....
そろそろ立ち上がろうと思います

じっとしている事にもう疲れました

現実に押し潰されるのはもうゴメンです

そろそろ歩き出そうと思います


前を見る勇気

本当の正直さ

 ....
まだまだ未熟な俺だけど。

愛ってやつを知っている。

もしかしたら、カケラだけかも知れないけど。


…なぁ。


最愛の恋人を愛してあげてください。

愛は知ったかしても、 ....




















そして僕と君と。
空から降る雨の粒
その数を僕は知る
乾いた大地に雨粒を弾かせて
その淡い弾力で君を包む
雨量を司る龍に凭れて
愛した人に祈りをささげる


彼女は何処か知らない場所で
延々続く雨粒の ....
何もかも解ったふりをして
相対論をただ受け入れていれば
物分りの良い紳士として評価されることくらい
知らないとでも思っているのだろうか

ただ私が幸せであればいい
ただあなたが幸せであれば ....
{画像=081104140619.jpg}

前向き
おやすみ
夢のなか

今夜ね
いっぱい
キスしよう

甘いね
ケーキの
クリームです

なんだか
心に
水道水
 ....
(笑えよ)
世の中は感情で満ちている
街を歩くと人だらけだ
(笑えよ)
きみが 泣くの?
僕が   なくの

生きていると怖いことばかりだ
(そうだ)
沢山のことが怖いよ
僕は 泣 ....
   真鍮のネックレスじゃらじゃら下げて

   結わえた髪からのぞく 頸の細さ

   焦点の合わぬ瞳で 群青の空言呟く

   浮ついた魂には浮ついた言葉と時間を

    ....
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