いつもの夜
独りの自由
快適な孤独

これまでは

ある日知ってしまった

声が聞きたい
髪に触れたい
君に会いたい

百年の孤独は地獄の味がする
銃の引き金を引きます。

そこに銃があるから。

特に撃つモノなんて。

何もないよ。

君も誰も狙いやしないさ。

狙ったところで外しちゃうさ。

そうだなぁ。

もしも ....
本当に大事なものは
ときどき顔を出すけど

それは
奇跡に近い存在である

見えない事が多いけど

隣のあなたみたいに
そばにいる


出逢えたこと
生まれたこと

すべ ....
夜を歩いている

恋人と携帯で話しながら

別れ話をあそびながら

出張さきの地方都市

ふるくてほそい商店街

その奥の細道を

恋人と携帯で話しながら

別れ話をあそび ....
 

目の見えない猫に
少年が絵本を
読み聞かせている

まだ字はわからないけれど
絵から想像した言葉で
ただたどしく
読み聞かせている
 
猫は黙って
耳を傾けている
少年 ....
■IF = もしも
■VLOOKUP = 縦方向 (vertical) の検索
■RANDBETWEEN = 指定範囲内で乱数を取得


■否定を各レベル間を霞網の固められた跡へ肖像画の ....
あの頃の僕らは、確かに青春をしてた。 体の重さ
温もり
重さ
動かないこと
動けないこと

心の渇き
耳の奥で砂が
コロコロ鳴っている
鳴り続けている

祈りに似た気持ちで
軽やかに砂を蹴る足
君の輪郭を
眺め ....
ポケットに女の子ひとり入れて
旅に出よう僕は
もう
大丈夫。
そうね 魔法かもね
この広い世界であなたと逢えた。

そうね 出来るかもね
二人ならば いつでも何でも。
闇の東が
ほの白く潤んで
密やかな色と匂いが
滲み出す頃

花は
膨らみ過ぎる喜びに
身悶えしながら
目覚め

人は
濁った夢の浅瀬を
溺れながら
まどろむ

やがて ....
電源が下りた
太陽は
真っ黒だった
燃え尽きてしまった。

太陽がなくなると
寂しくなった
皆静かだった。
月も消えた

青い空も
消えた
私達は
希望が欲しかった。
偶然はいつしか奇跡にかわる

コンクリートとコンクリートの間で

巻き起こる突風を浴び

どこかからながれる

なんらかの原因で流れ込む黒いガスを

僕は吸い込み体内にと ....
少しだけ前よりも大人びたキミの声

ぎこちなかった再会に

穴埋めをするかのように
キミの心を探して

やっと手を繋げたような気がした


あの日なみだぐんだのは

い ....
一瞬の寝覚めにまたたいた 陽の
照り返された羽ばたきに 影を見て

忘却の窓越しで永遠 ぽかんと寝そべっている
声を出しかけたまま息を止めて
かつての体温は記憶しながら
宇宙は何度も全 ....
あなたがくれた腕時計
さっそく、仕事で使うことにしました

文字盤のない腕時計なんてと、思いましたが
ふしぎ、ふしぎ
時間が経つのが早く感じます
時間を気にすることなく
集中して仕事をす ....
すみれ (慎み深さ)


わずかに開いた窓から忍び込んだ夕暮れが

あなたのためらいを紫色に揺らした

思わず抱き寄せようとする僕の熱を察して

あなたは微笑みながら瞳で拒ん ....
光があっての闇

正義があっての悪

影があっての暗闇

君があっての僕

世界があっての僕

人があっての愛

音があっての思い

感情があっての性格
 ....
デージー (無邪気)


他愛ない君の言葉がそよいで

僕の唇の端に小さな花を咲かせた

飾り気のない君の笑顔がとろけて

僕の胸の奥の陽だまりになった





 ....
なのはな (快活)


山裾に噴き出したいくつもの黄色い掌が

緩やかな風にくすぐられて歓声をあげた

思わず駆け出しそうになる鼓動の先で

君の後ろ姿が弾みながら春になった ....
アネモネ (はかない恋)


あなたの気弱な指先でわたしを摘んで欲しい

わたしの一番可憐な時間を花瓶に挿して欲しい

あなたの意識の端をひとときでも彩れたら

ノートパソコンの ....
性急な言葉で乗り込んだ真実のフルーツ急行
ピストルで気圧に穴を穿ちながら南国へと向かう
女の子は涙の粒を集める魔法で
男の子を離れられなくしたんだ
速度を増すロマンス、
眩暈のする螺 ....
脹らんだ不安は
一雨ごとに流され

身軽になれば
新しい街の春色が

蝶々が舞うように
私に纏り付いて

うつらうつらと
幸せの予感がした
寝ている

ふたり

まるで

バター

みたいに

溶け合って

ひとつの

キモチになる

甘くて

少し

にがくて

だけど

やっぱり ....
愛にあふれた人
愛にうえた人
愛にみちた生活
愛にかこまれた生活

仕事の山
自制の毎日
ランデブー
デジャブー

日の光に照らされて
そよ風に流され
一人ぼっちで散歩する。
 ....
仲睦まじく歩く男女
を妬む 金持ちの息子
を妬む 貧しい親子
を妬む 親のない子ども
を妬む 老いた男

その全員を妬む 死んでいった者たち



幸せは棄てられている

ゴミ ....
変わらずに、時間は流れて。

今日もまた、日が落ちる。

また、明日のために。
テディベアは月の輪グマ
ステーキソースの匂い
白いお皿にお花の模様
花瓶から落ちた花びら

テーブルクロスは白いレース
光沢の禿げた木製の鍋敷き
真っ赤っかな笛吹ケトル
黄色いレトロな ....
満月から三日目の
良く晴れた夜空に浮かぶ月が
一番高く昇るその瞬間
かぼちゃ畑に
化石が生えるんだって

クラスのおしゃべり
おとぎ話を聞いて
僕は計画をたてた
町一番大きなナップサ ....
外苑公園

ある6月外苑でカワリに刺されたとき、

そのときの彼女は多分まだ僕のことを憎みきれなくて

刺し傷はとてもとても浅かった甘かった

僕はさされる瞬間

しょうがないのか ....
愛心さんのおすすめリスト(1740)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 百合自由詩109-3-29
Trigger_Pull。- 狠志自由詩109-3-28
ありがとうを- とわ自由詩109-3-28
イチローに嫉妬する- 吉岡ペペ ...自由詩509-3-25
絵本- たもつ自由詩3009-3-25
政権交代- 《81》 ...自由詩109-3-25
遠い春。- 狠志携帯写真+ ...109-3-25
三月の砂浜で- 瀬崎 虎 ...自由詩309-3-25
ポケットに女の子- くぼた自由詩109-3-25
マジック- 瀬崎 虎 ...自由詩309-3-23
春暁- nonya自由詩14*09-3-21
黒い太陽- ペポパン ...自由詩7*09-3-21
馬鹿でかいBGM- こめ自由詩809-3-20
涙のきもち- 青風自由詩2*09-3-20
死せる日向- 北街かな自由詩5*09-3-19
文字盤のない腕時計- 壺内モモ ...自由詩409-3-18
花言葉四行詩_<13>- nonya自由詩8*09-3-16
何かがあっての何か- こめ自由詩609-3-16
花言葉四行詩_<12>- nonya自由詩9*09-3-15
花言葉四行詩_<11>- nonya自由詩7*09-3-14
花言葉四行詩_<10>- nonya自由詩7*09-3-13
さくらプリン- jin自由詩109-3-12
門出- 未完自由詩2*09-3-12
バター- つばさ自由詩1*09-3-11
愛ちゃん- ペポパン ...自由詩6*09-3-11
妬み- 会長自由詩209-3-9
秩序。- 狠志携帯写真+ ...109-3-8
キッチンの風景- 木屋 亞 ...自由詩1*09-3-8
大姫月乃鱗草- 竜門勇気自由詩1*09-3-6
外苑公園/ハクイ32- satyri自由詩109-3-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58