目が痛くて、早退して。

眩しいから、夕日を睨んで。

真っ白な世界に、飲み込まれてく。
お嬢さん
落し物です。
心の落し物です。
命の落し物です。

そよ風サラリ
クリスマスです。
ロウソクに火を燈しましょう
変りつづける貴方の心に火を

恋に落ちました。
キスをし ....
今夜の空に2つの月が浮かんでいる

どちらもまあるく太った月だ

その色もその形もまるでそっくりおんなじなのに

照らすあかりは全然違う

右の月は煌々と

くっきり僕ら ....
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている

きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ....
鏡の中に見付けた彼は。

何を考えてるのか。

解んないから。

撮ってみたら。

撮られちゃった。


鏡の中の彼は、

ひとりぼっちで、

歩いてった。
缶コーヒーの上手な飲み方。

だって、あなたは最後にちょっと口に残しちゃうから。

あのね、そっと、キスをするの。

音は立てないでね、可愛過ぎるから。

そっと、そっと。

目覚 ....
苦し紛れに書いた 君への言い訳

なんだか書いているうちに 哀しくなって・・・

涙なんかあふれてきて ”やっぱり書くの止めようか。”

そう思うと一気に 紙くしゃくしゃにして

 ....
短く鳴く鳥たちが
午前八時の校庭で遊ぶ

焦げ茶の葉の大木も寝惚け気味の柳も
滑り台の隣でそれを眺めている

薄い墨を何度も引いたような空は
まるで暮れかけているようにも見えて
私はそ ....
今日、流れ星を見たんだ。

星も疎らな、そらの中で。

ホント、何年ぶりだろうか。

風邪気味の体が、少し楽になってね。

ちょっと恥ずかしかった。

願いごとなんて、云う暇なかっ ....
繋がって、

繋がって、

交わって。

脈を、

どくどく、

流れてる。
存在理由を無くした猫は。

ととぼと。

いや。

ぽつぽつと。

歩いてく。

誰からも必要とされず。

誰からも頼られず。

誰からも愛されなくなったから。

歩き ....
秋の終わりを告げる、

冷たい雨。

冬の時間、とばかりに、

白い息。

一人で淋しくて、

冬。

到来。
心をうばわれた


覚悟を感じた


貴女を胸に刻む
せめて一つだけでもいいからさ

願いを叶えてよ神様よ

不敵に微笑む神の影は

僕を見下ろし踏みつぶした

そんな夢を見て何回目か

消えていく君と僕との平衡感覚

 ....
「すべては やっぱり、

   そうだったんだね。」







今は もう、

思い出すのが こわくなっている



あのとき、   そのとき、


 ....
こんなにも、淋しい冬なのに。

一人で、缶珈琲なんて呑んで。

イヤホンからも、しんみりした唄。

なにやってんだよ。

フったんなら、幸せになりやがれ。
   氷に閉ざされてしまったような

   雪にすべてを覆われたような

   透明を重ねた白い恋

   だれも知らない

   あなたも知らない

   カタチにならないこの恋 ....
旅先で

であったあなたに

ひとめぼれ

ましろなあなた

やらかな感触

ためらうなんて

言ってられない

あれからずっと

そばにいる

ましろなあなた

ふくふくだいすき
登った階段は、

降りて良いよ。

と、

誘ってるみたいで。

見下ろすだけで、

飲み込まれそうだった。

けど、僕は降りなかった。

降りたくなかった。

 ....
ながれるみずいろ、
なにいろ、みずいろ?

みずいろ、しろいろ。

そらいろ?みずいろ。

みずいろ、なにいろ?

いろいろ、みずいろ。
人が死ぬ時
その人には
何が見えているだろう
もしかしたら

もう
何も見えないかもしれない



世界の時間




ゆっくりになって

身体が
ゆっくりと
 ....
少年ピエロがステージ終えて
一人夜道を歩いているよ
今日も上手く演じきった
問題なんて何もないのさ

商店街の裏道を抜ける
街灯の明かりさえ
闇に飲み込まれそうだ
道連れになってしまい ....
遠くて近きもの

君と私の距離

受験までの月日

永遠の終わり

ただ遠いと思っているだけで

本当は

結構近かったりする
白だったんだ。

吐息も、

指も、

雲も。

真っ白だったんだ。

雪も、

ミルクも、

アナタの気持ちも。

真っ白だったんだね。
苦しい この中 身体の中

辛い この中 頭の中

痛い この中 瞳の中



誰も感じない 誰も私を 抱きしめてくれない




冷たくて 痛い・・・ 痛い・・・ イタ ....
私は幸せに なれない

私は幸せに してあげれない・・・


私がいるから 私の周りにいる人は 不幸になる

私がいるから 大切なあの人も 辛くなる

私がいるから・・・私なんか ....
白い指輪は、アナタの指に。
どこの指でも、アナタの指に。

赤い指輪は、ボクの指に。
左手の中指に、付けてます。

青のイルミネーションと、
青の雲。

白い雪と、
白い吐息。
 ....
すごく おっきな言葉すぎて
僕なんかには 到底扱えない代物だと思っていたけど

そっと・・・


「 愛してる 」



って
初めて囁いてみたら 案外しっくりきた
 ....
さっき通った時は、

もっと綺麗だったんだよ。

一曲聴いてる間に、

なくなっちゃった。

けど、

良いよね。これも。
ここは田舎町だから
電車の中はいつもの様子
ポツンポツンと
どこに座れば良いのか
迷ってしまう
どうせ辿り着いてしまう

ガタンゴトン
揺れる
窓の外には
見慣れているという
さ ....
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