「おいしい。」よりも
笑顔が溢れる
アイのコトバ。
君の夢に 最近僕が 頻繁に出てくるのは
多分きっと 僕の欠片が 君の中に入ってしまったから
あの時 実はこっそり忍ばせておいたんだ
君は気付いてなかったけど
昔の人は 夢に想い人が出て ....
今でも覚えてる
あなたの大きくて
暖かい
優しい背中を
今だから覚えてる
あなたの大きくて
暖かすぎる
私には勿体無い背中を
辛くなって
あなたに違う道を歩かせる
怖くなっ ....
みどりいろのタネから
ぼくはうまれた
うまれたときから
ぼくにはポケットがあって
そこにはぜんぶが
つまっていたけれど
たいようにこがされたり
あめにしみこまれたり
ほしに ....
花びらたちが
月の光を独り占めして
降り注ぐ。
私は自然と顔が綻ぶ。
3月10日に歌った「巣立ちの歌」
たくさんの泣き声の中、わたしは泣かずに最後まで歌った
以来、あの歌がきこえると、涙ぐむわたしがいる
すきな人を見た、最後の日 ....
雲が一つもないから。
青と白の境界線を探してみた。
あそこから、
あそこまで。
だよね?
解んないから、
そんな感じで。
あおかった。
欲張り過ぎたら
真っ黒になっちゃうから
ゆっくり焦らず
一色ずつ
そうっとそうっと
染めていく。
長い長い
コトバの列に
テンとマルを
散りばめた。
キラキラ眩い
小さな破片が
とびきりの宝物を作る。
ウサギがピンクに
雲がオレンジに
画用紙が七色に
そんな不思議な
ハイカラ眼鏡を
一緒に掛けて
向き合って笑う。
それが
最上級の二人の秘密。
太陽を越えようか。
どこまでも。
神も理屈も。
無視してさ。
図書館前のCDショップで 貴女の姿を見つけました
貴女が あまりにも眩しかったので
つい 逃げ出してしまいました
....
光って闇に落ちるガラスの中で
ゆっくりやさしくながれるメロディの
音符との闘い
君を捜しにいったホワイトキャッスルで
君がうすく消えかかる自然現象
僕は胸のうず ....
綻びをつくろうために
いつも
針と糸を持ち歩いている
『影縫い』
性分なのか
ほつれた影を見ると
どうにも放っておけない
影の形は
人によって様々だ
明るく快 ....
なんだか一番ホッとする
そんな副作用を兼ね備えた
魔法の薬。
背後から抱きしめられる気配が
して
「だぁれだ?」
そんなのあなたに決まっているのに
他のだれかを想像してみる
雪の降らなかった今年の冬を
ひとりで歩いてみた
行き先なんか
決めた ....
会えないって分かってても
私は君を思いだすの
淡く儚い 一夜の思い出
私にとっては生きる意味になったよ
今も愛しくて仕方ない
あの日の微笑を永遠の ....
想いを告げようか。
誰にも知られない、
想いを。
真っ白な、こころで。
真っ直ぐな、きもちで。
結果なんて、要らない。
好きと云われて、
喜ばない人なんて居な ....
あー
もう、どうしようもなく
先行き不安定で
泣きたくなるから
考えないで
進んでく
でも、
その先の ラビリンス
増え続けて
崩壊への 綱渡り
望む 暇もない
『最後くらい主役をやったら?』
と母に言われてしまった
芝居をしている
キャリアとしては未だ全然浅いくせに2度目の演出・兼・役者の道を進もうとしている
うちの劇団としては初めて ....
白に混じりし
赤色は
時となく
心を惑わし
濃さを増す。
『がんばって』
がんばってるよ
『しっかりしなさい』
やってるつもり
『考えが甘いんだ』
わかんないんだもん
『お前腹立つ』
ならほっとけよ
『逃げたい』
いいよ ....
うまれるまえに
だれだったかなんて
どうでもいいよ
うまれかわって
どうなるかなんて
しらなくてもいいよ
まっすぐまよわず
あるけなくても
きちんとじかんを
つみあげられ ....
あなたは。
素直で。
可愛くて。
真面目で。
正直者。
だから。
好きになった人には。
一途。
途中でも。
スイッチが。
切り替わって。
素直過ぎたんだよ。
....
やわらかいタオル
気持ちの良い布団
手を広げ倒れ込む
信じていたものを
隣りに座り
そっと囁き
そっと口付
手を取りて
お願い話を聞いて
お願い涙を拭いて
お願い私を抱いて ....
雨は激しく降り続いてます。
久しぶりの雨は元気のようで。
止む気配は感じられません。
実は、涙を流してたのです。
理由なんて言えませんが。
ひっそり、こっそり、流してまし ....
想いをどこに
隠しましょう。
影が色付く
夕刻に
私はほんのり
頬染める。
真白で。
輝いてて。
絵の具のような。
ペンキのような。
雲じゃないような。
真白で。
真白な。
真っ白なんだ。
私の髪のハネを真似しようと
毛先をつかんで 上に向けてみる君
その仕草
かわいくて かわいくて。
不愉快な、心。
モザイクを外したい。
他の誰かに見られないようになんて。
しなくていいの。
だから、見えたって。
良いの。
私たちのことなんて。
私たちにしかわかんないの。
....
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