夢を食べて生きてはいけない?
この季節、月はとても高いところを通る。
一回でいいから
ビー玉をとかしてみたい
るりいろの
そらいろの
あのビー玉
やら
このビー玉
なんかを
そしたらきっと
きれいなかたまりができるよ
あのひとの
涙のレプリカにでも ....
「ホットひとつ」
ぶっきらぼうに彼は言う
毎朝、ここへコーヒーを飲みにやってくる彼
彼とはよくこうして会うのだけれど
会話なんて、私の「ありがとうございます。」
で、もう ....
どうして
生きたい 生きたい 生きたい と
僕は強く思うのだろう
生きるほど苦痛なことはないはずなのに
それを僕は よく知っているのに
僕は闇が怖い
死んだ ....
花に気持ちがあるかどうか
そんなことはどうだっていい
お前が綺麗に咲いてくれれば
それで僕は充分幸せだ
そんなことを僕が思っていたらしく
「そんな水はいらない」と
....
この高校に入って 良かった
そう思ったのは今
あなたと出会えて 良かった
そう思ったのも今
17歳 本当に生きようとした 今
二十数年前
大量の醤油を飲んで自らの命を絶った科学者がいる
それが私の父だ
いったいどれくらいの醤油を飲んだのか
警官が説明しようとすると
母はそれを遮り
私の手を引いて長い廊下を歩き ....
ラッシュアワーで疲れたサラリーマンにも
勉強に追いかけまわされてる受験生にも
遊んでばかりのあの人にも
悩みの多いあの子にも
片思いしてるアイツにも
世界中のみんなに優しくなりたい
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