優しく、風に靡く。

美しい、羽根は。

生えなかった。

空を、切り裂く。

硬く、強く。

脆い羽根を付けて。

ごまかした。
そらが、

とても広く見えた、とき。

あぁ、やっぱり。

このそらは、あの人のとこまで。

繋がってるんだなって。

ちょっと、希望が持てた。
約束をした、あなたのことを。

ずっと待ってました。

待ちくたびれて、

待ってる理由を忘れました。

繋ぐ指は、一つしかありませんでした。
魂は巡る

卵となり サナギとなり ときには翅を持ち宙を翔る

魂は巡る

雲となり 雨となり ときには海となり地球を覆う


魂は巡る

塵となり 空気となり ときには星となり万物を照らす


魂は ....
時計が示す時間は

昨日と今日の間の一瞬

そのなかで僕は昨日に戻りたく

今日が鬱で嫌いだった

それなのに今日が無条件で始まっていく

僕の将来は今の頑張りしだいとか ....
人を殺すことを考えても良いけど。

感動させられることも出来るんだから。
かなしい
さびしい
つらい
くるしい

どんなにならべても
ぼくのきもちにはちかづかない
あふれるほどの人々の思いを両手にしたわたし
前に進もうと動くと ゆれてこぼれそうになってしまう
   {引用=
    こ わ い な
     }

大切なものこぼして失ってしまうの
 ....
そらへ。
そらへ。

たかく。
たかく。

とどけ。
とどけ。
八月十五日になると
毎年訪れる浜辺があって
太平洋に面したそこへ
母を連れていくのが
夏の慣例だった


『砂上の手紙』



空襲で
顔面に火傷を負った母は
ひどい弱視で
 ....
心に響くモノに

出会った時、

あなたを呼んでしまうのは、

ふたりでわかちあいたいからだと

思うんです
全力で恋をする姿が美しくて。

将来がどれだけ不安定なものか。

知ってか知らずか。

本当に素敵だ。

うらやましい、ね。

今度、恋をすることがあるのなら。

本気で命を掛 ....
空が綺麗だというのは。

人間だからじゃなくて。

空が好きだから。

じゃないかな。
生き物は、息物です
生きるは、息るです

動物は、導仏です
動くは、侑ごくです

会話は、解和です
話すは、放すです

休憩は、求恵です
寝るは、音るです

仕事は、志毎です
働くは、勞くです

食事 ....
  抱きしめても

  ちからまかせに握っても

  それはまるで砂のように

  カケラも残さずいってしまった

  眼も、耳も、心も、

  こんなにも

  あなただ ....
恋の仕方を忘れてしまったようです。

ただ、一人のヒトを愛することでよかったから。

新しい恋を見付けるのも難解な問題です。


誰か思い出させてくれたら、嬉しいのですが。
あまりにも、夜空が美しく。

星が幾つも見えたので。

願ってしまいました。

どうやっても、叶わない。

そんな想いを。

こんな日は、寝るのが惜しいです。

もう少し、起き ....
台風一過の夕焼けには
いつだって
涙を浮かべて

手を振ってしまう


『台風のクジラ』


僕は台風の前日には
落ち着かない子供だった

ずんずんと迫ってくる
雲の足音や ....
弱くなりたい。

弱くなりたい。

一人で居れる。

強さは要らない。
「暑いよぅ」

…だから
お家に入りなさいってば
好きな空は、秋の空。

だけど。

夏の青空も、好きなのです。
夕立は 末期の水
炎暑の臨終を見届け
遺された雲はようやくめいめいの空へと
散ってゆく

蒼ざめた弔問客に
もらわれてゆく
私が見つめていたいのは
空だけであり

私が見つめられていたいのも
空だけである

その真実が
私から空を遠ざけている
嘘を覚えたのは、小学生の頃。

髭剃りを覚えたのは、中学生の頃。

恋を覚えたのは、高校生の頃。

女を覚えたのは、大学生の頃。

恥を知ったのは、小学生の頃。

異性を知ったのは ....
闇に溺れ時が潜る

普通な一日だるさが目立ち

日々むしょうに愛が欲しくなり

飛びたくて羽が欲しくて

洞窟の中を訳も分からずただ

止まる針の先の数字でしか決まらなか ....
ミンミン、シャララと
朝からセミの声

思いきり
深呼吸して
空を見上げて

ぽかりと浮かんだ
雲に手を振って

よし。
夏を迎える
準備ができた。
涼しい真夏の夜に。

美しい月明かり。

素敵な唄声。

消された電気。

それだけなのに。

心地良い時間。

眠りたくない幸せ。

なんちゃない時間。
夕暮れてひとりぽつんと雪だるま


バス停に人待ち顔の雪女
もう、止めようか。

からっぽの砂時計を眺めるのは。

明日の風が吹いても、砂は入らない。

「泣き砂」でも入れようか。

どこにあるか解らないけど。


ほら、上を見てみ。
 ....
あなたが大好きなお菓子を並べたら
僕は満足するだろうか
それとも悲しくなるだろうか

明かりが燈る午後6時
試行錯誤したのちの
過ちと化した告白は
届かないまま消える
誰もいない公 ....
愛心さんのおすすめリスト(1739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
想撮空間「羽根。」- 狠志携帯写真+ ...307-8-22
空色天井。- 狠志携帯写真+ ...407-8-20
ゆびきり。- 狠志携帯写真+ ...307-8-20
魂は巡る- 北大路京 ...携帯写真+ ...4*07-8-19
それは僕らの夢じゃなくそれは僕らの未来- こめ自由詩5+07-8-18
かやく。- 狠志携帯写真+ ...307-8-18
ゆらぐ- ゆうと自由詩3*07-8-17
君がとなりにいる事- あゆの  ...自由詩3*07-8-15
ふれたい。- 狠志携帯写真+ ...307-8-15
砂上の手紙- 蒸発王自由詩9*07-8-14
響く恋しさ- 逢坂桜携帯写真+ ...8*07-8-12
恋する姿勢。- 狠志自由詩307-8-11
空だから。- 狠志携帯写真+ ...207-8-11
想撮空間_「有人論」- 緋月 衣 ...携帯写真+ ...6*07-8-10
創書日和「砂」__それはまるで砂のように- 逢坂桜自由詩3*07-8-10
恋を詩えない。- 狠志自由詩507-8-9
星に願いを。- 狠志自由詩307-8-8
台風のクジラ- 蒸発王自由詩907-8-7
弱音は口だけ。- 狠志自由詩607-8-6
「暑いよぅ」- 風音携帯写真+ ...7*07-8-4
好空。- 狠志携帯写真+ ...307-8-4
灰より蒼く- 吉岡孝次自由詩507-8-4
真実- 松本 涼自由詩607-8-3
AWAKE。- 狠志自由詩207-8-3
君の面影- こめ自由詩607-8-2
夏支度- 風音携帯写真+ ...5*07-8-1
夜風と月明かりと唄声。- 狠志自由詩307-8-1
- ゆりえ俳句1*07-7-31
涙時計。- 狠志自由詩207-7-31
不変世界- ゆうと自由詩3*07-7-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58