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悲しみを 満たした夜は 月明かり 星を眺めて 夜更かしをする
目隠しの 隙間から見た 日常に 僕らは居場所を 探している
小さな街に寄り添って 小鳥みたいに歌う 不器用な僕 ....
太陽が
消えてもきみは
キスをして
８時間後に
メールしてくる
メール返さず
着信履歴も
あり
あぁ私
彼女みたいじゃない？
∞
「おはよう」と
きみが言うから
朝になる
わたしの夜明け
きみが差し出す ....
もう一度
としても君は
手をあげて
僕に手をふる
ことはなく桜
鮮やかにアジサイの色満ち満ちて伝道に妻と訪ねし家
水無月の午後の風頬吹きて妻と訪ぬる坂本の街
日曜の会場に人あふれ聖書を語る若きクリスチャン
バスを降り歩いていくといつだろう赤錆た白きたことのある
窓は春文字にぐらつきたえているゆかしき肌に講習ビデオ
免許証ほしいときには言ってほしい渡されるとき使い終わった
少 ....
うそになる
わけを探せば
同じこと
あいもわかれも
理など能わず
眼をつむって二月を踏んでカレンダーをやり過ごすきりのない午後。
おがくずの中で膝を抱え眠る幼蟲になって眠りたい。
痩せこけた冷蔵庫の中で瞼がくっつくぐら ....
唇に触れた雫がしょっぱくて…
泣いてたんだと気付いたあの日。
君想う
この山越えて
川越えて
いつまで想う
川の面影
あらまぁと
広げてみれば
星屑が
どこまで続く
空の下かな
金星が右目で木星左の目月が微笑む口のようです
† 金色の笑顔かかげる その花は 遠いギリシャの まぼろし王子
☆☆ ヘレニウム ＊ 花言葉：上機嫌 ＊ ☆☆
† 薬にも 料理にだって お任せを！ 我が幸せは役に立つこと ....
容赦なく不機嫌であるまなうらにひろがる無数の鶏頭の赤
いちにちを作業療法すると言いビーズ細工にこめるかなしみ
いけないよ爪を噛む癖孤独癖マニュキア塗って待ち合わせしよ
右足をアンクレ ....
あの人の
あの恋ついに成就せり
風の便りを
酒飲みて聞く
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かの人は
優しき人と 伝え聞き
我が心ついに 敗北せり
....
ゆっくりと小指の爪だけ整えて今日は私の誕生日だから
こぷこぷと私の音が聞こえます２３歳に今なりました
{ルビ比律賓甘蕉＝フィリッピンバナナ}の皮を剥がしては積んでくよう ....
君が逝く
みんなの涙
含んでは
泣き出しそうな
この空の下
なぜ君が？
理不尽だって
叫んでも
君の笑顔は
写真の中だけ
逝くんだね
ピンクの着物に
薄化粧
....
今だけは恋の歌なぞ聞きたくない
矛盾した想い重ねてしまうから
短冊に 記す願いは 胸の内
「｛ルビ一日＝ひとひ｝だけでも あなたをください」
｛ルビAlligator Refrigerator Alligator Refrigerator Alli･･･ ＝ワニが棲む冷蔵庫を呑むワニが棲む冷蔵庫を呑むワニが棲む冷…｝
サツマイモもらった。ついついさっきまで土の中にいたサツマイモだよ
サツマイモ食べるよ。土から掘り出したばかり、今度は体に入れるよ
サツマイモ、アルファー化した澱粉の色かな。きれいなレモン色 ....
