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何年か前初めてキミをみた
不思議な感動とよろこび
実際のキミには少し失望して
鶏に似ている
空飛ぶニワトリ
臆病はボクと同じだったけれど
海を経て里に育まれ
....
ゾウの目が哀しくみえる
なぜなのだろう
死の色きさに深く刻まれた皺
ひそむ生とのたたかい
大きな家と小さな窓
見えない影を踏んでいる
王者のように
ゆうゆうとサバンナを歩く
その目に宿 ....
完全な人はどこにもいない
未完だから
学ぶための
ひとつのための
多くの犠牲の風
生きる風の
中にある音
吹く風の
その音の痕跡を
風としか言いよ ....
樵は手を合わせて
木を切り始めるという年輪
風雨に落雷に倒れた木々たち
根をあらわに道を塞ぐ
かつていつか通っていた古人
どこかに消える木霊
横たわる木はだに
そっと手をおい ....