はやくやさしくしろ
というメールを
一日三回送ったら
関係が断絶したので
相手がやさしくなかったことがわかった
こんどはもっとやさしい相手をさがす

一日に10回くらい
やさしくするこ ....
遠い空、

夏の雲、

夏もすぐそこ。
時間がねえのに逃避して
関係ないことしてるお前
中途半端に罠へとおちた
常にはまる切ないなんて
全く思わず呆れる阿ほう
自覚してどうすんのおい
早く準備に取りかかれよ
明 ....
アア イマハタダ 願ウダケ
時ヨ トマレト 願ウダケ

願いを託した 砂時計
君への想いを 砂に秘め
僕の涙を 砂に見て
そっと流して みようかと

    君との出会いは 運命で
 ....
あれが家内です
わしら夫婦の蠅です
縄張りはこの家の台所
餌の豊富な
極楽のような我が家です
おかげ様で
子宝にも恵まれ
豊かな暮らしです
大家さんは生き物好きで
わしら以外にも
 ....
僕は自転車
銀色の自転車
まっさらなときはあれほど
毎日走ってたのに
今では隅っこでさび付いている
埃をかぶった自転車

雨って冷たい水だけど
キラキラしてきれいだったな
ここからは ....
桜の散る音がきこえる
背中の遠く向こうから
さわさわと
さわさわと
風にこすれて舞い散る花びら


ああ
この季節がまた巡ってきた


そういえば去年の今ごろ
すっかりと弱り果 ....
雨がずっと降ってるから
詩なんて浮かばないんだよ
こんな夜は言葉だって
しめって重くなるばかり

春ってだけでしんきくさくなるというのに
この寒さで花も散ってしまった
遅咲きの桜もこの雨 ....
太陽が
消えてもきみは
キスをして
8時間後に
メールしてくる
ここでは誰も眠らないので、私はとても珍しがられた
どうして一日のうちそんなにも動かなくなる時間があるのか?
不便じゃないのか? 退屈じゃないのか?
たまにムニャムニャ言ってるのは何なのかと

 ....
  

メール返さず
着信履歴も
あり
あぁ私
彼女みたいじゃない?



「おはよう」と
きみが言うから
朝になる
わたしの夜明け
きみが差し出す ....
純粋な愛は歌のなかにしかない
ひとりきりでずっといる
名前が散乱していて
それがいままで出会った
だれでもないことに
泣いても
みな立ち上がって
拍手する
純粋な愛は歌のなかにしかない ....
きみと僕をつなぐ場所は
また今日も開かれる

きみと出会った
きみと過ごした時間を
連れて


きみと僕をつなぐものは
きみの笑顔と
手首のしるし


そして共に
上から降 ....
{引用=きみの なまえ なに?
なんの なまえ なの?
それは、
いい においが するの?
さわりごこち いいの?
どんな おとが するの?
おいしい ものなの?
あったかいの? ....
風が
爽やかでね

陽が
あたたかでね


こんな季節だから


アイシテルくらい

言っちゃおうよ
もう一度
としても君は
手をあげて
僕に手をふる
ことはなく桜
はろー はろー
わたしはここにいるよ
きみがしってるわたしはここにいる
だからさがさないでね
おやすみ ぐっない
いいゆめを
僕は君にはなれない
誰か別の人にはなれるのに

綺麗な服を着れば
おさがりのルージュを塗りたくれば
別の人にはなれるけど

僕は君にはなれない
皮一枚隔たりがもどかしい

変身と鏡に投げ掛ければ
タ ....
私を照らそうとしないで
静かに暗闇にうずくまっていたいだけなのに
どうしてあぶりだしたいの

私を引きずり出そうとしないで
穏やかに温室で居眠りしていたいだけなのに
どうして寒空に放り出し ....
私の想いをころせ
何度もつぶやきながら
埋める 春の景色の中に
いっそうくらい 春の景色の中に

桜舞うか 舞うか桜の花は
私の眠るカラダを抱いて
舞うか桜のはなびらは

きりきり  ....
「天才ってどうなるの?」

脳が歪んで
愚問が産まれた

「そんな奴いないでしょ」

脳より先に
口から漏れた

「才能」は価値
「無能」も価値

天才になりたいなら

 ....
夜空に浮かぶ
ホワイトホールのような満月が
泣いている
嘆いている
それは
母である地球が
徐々に欠けてゆくから
それをただ見つめるだけの自分が
悔しいのだ
月は傷 ....
どんどん高くなります
どんどんどんどん伸びていきます

死に近づくように高く
生から逃げるように高く

2012年、
わたしは鳥になれる気がします
きみは高らかに産声を上げた
その日がきみの誕生日
柔らかな光に包まれて
きみの姿そのものが、まるで光

きみの声は風のよう
まわりのすべての人たちを
やさしく包み込む風のよう
きみが起 ....
友からの嬉しいはずの電話で
性懲りもなく皮肉を口走りそうになって
心にもない綺麗事を並べ
いたしかたなく流行りの冗句で取り繕う
苛立ちを持て余していたのは
何も自分ばかりじゃない
本当 ....
与えていたものが奪わざるを得なくなった時
疲れきった略奪者は晴れ空の下で力無くしなだれる

奪われたものは声高に嘆き
足並みの揃わぬ涙は花を咲かすほどでもなく
今では何を望んでいたのかもわか ....
私は誰かになりたくて
なりたくてなりたくてたまらない
のに だれにもなれない

私は 同じ私でいることさえできない
この瞬間にも別の私になっている

記憶の
なんと曖昧なことか
心の ....
感受性が邪魔

自殺願望の芽がひっこり出てから12年3カ月と5日

死ぬことができないまま

冬支度を終えて

春に向けて成長し続けて
今じゃ立派な木になりました

切なくも初々 ....
あなたを待っています


わたしは


いつまでもあなたを




果てしなく続く海の底で




苦しかった呼吸が途絶えた
締め付けられるような肺の痛みも消 ....
心を阻む物との隔たり

空間を創る


感情が映し出した現実は、水彩のようにぼやけた色に似ていて

分からない気持ち 心の奥探る度

ひしめく心


考えた先に感じる事出 ....
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