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燃えている
私の魂が
寿命を蝋にして
燃焼している
輝いている

精神が輝くものは
その目を光らせ
その目を光らせるものは
その世界を光らせ
その世界を光らせるものは
鬱屈をかち ....
夜空が訳もなく光っている
雨雲の無い稲妻が
わたしの罪を暗示している

人は許されることを愛だと思うだろう
優しさを寛容と取り違えるだろう
幸せを作用点にすれば
全ての不運は過程であると ....
あなたの歌声が雪音になって
鼓膜に降り積もるのだ

それは海に降る
空の欠片 星の花弁

わたしはその花が
梅か桃かも知らないけれど
ほころびかけたそれに
波は広がってゆく

あ ....
白い孤独が風上に立つ

悲しみの花弁が吹かれ、落ち
さらさらとした別れが
ひかりを増してゆく

異国の地を歩くとき
誰もわたしに似ていない

そのような寂寞が
どうしようもなく白い ....
そして一輪のガーベラが
窓から春を覗いている

巡り来る太陽が
ひとときの温もりをもたらし

今日の日の優しさが
時の水面に波紋を落とす

優れた季節が波間を漂い
あなたの踝を美し ....
雪が降りそうな
優しい朝でした
風がよわいので
寒くはありません

あなたの手は
夢を撫でていて
もうすぐそれは
孵化しそうです

季節の眠る年輪が
わずかな光に向かってゆき
 ....
海は液体の音楽
世界の七割は

約束を守るように光る音色は
冬の真昼をあたため
水面から上がった美女が
うっとりと膝を閉じる

海は液体の音楽
世界の七割は

波から一本の木が
 ....
打ち捨てられた傘が
雨上がりに閃き

嘘になった舗道は
まだ濡れている

それらに
名前をつけないでくれ
寂しい名を



束ねてからげた未来は
生木で火も点かず

 ....
雨の夕暮れは静か
魂が濡れるに任せて
ただ風は流れる
雨雲は青々と輝いて
名も知らぬ鳥の姿を溶かす

嗚呼
わたしは安心したいのに
地球が優しく泣くから
その肩をそっと抱いて
慰め ....
間村長さんのヤスヒロ ハルさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
履歴- ヤスヒロ ...自由詩318-5-1
罪と夜- ヤスヒロ ...自由詩1018-3-25
トニック・海・季節- ヤスヒロ ...自由詩218-3-21
午後二時四十六分- ヤスヒロ ...自由詩4*18-3-11
光の窓- ヤスヒロ ...自由詩10*18-3-2
- ヤスヒロ ...自由詩9*18-2-25
音楽- ヤスヒロ ...自由詩8*18-2-21
卒業- ヤスヒロ ...自由詩1018-2-12
雨鳥- ヤスヒロ ...自由詩417-7-26

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