がっこうのりかしつにはウーパールーパーがいます
      ちいさいときはすごくかわいかったけどいまはぜんぜんかわいくありません

{引用=

       
         ....
ぼくは詩人

言葉の数が少なくても
通じ合える気持ちが大切

今日もまた

朝の散歩をしていると
桜の木に出会いました

その木の枝には一枚の紙が
結ばれていました
ほどいて見 ....
なんだかんだ言って モンダイは 系 っていう概念なのよ
と 女はピーナッツバターを塗ったポテトチップスを頬張りながら言った
爪の間に 黄土色のピーナッツバターが入り込んでいることや
足元のカーペ ....
陽子は、すっと敷居をまたぎ

玄関を通りぬけ門をくぐり

香気ある光の朝にあいさつをした


罪とはいつか
姿なく大地に影をおとすような
色なく野原に咲きほこるような
清々しい朝日 ....
白紙のフォーマットを前にして
戸惑う僕が
ひとつだけ思うのは
lovin' youを歌い上げたい

去年の秋だった
家に帰るとだれもいなくて
皆どこで何をしているのかもわからなかった
 ....
昼寝とは気休めの休養で
目を閉じても
窓から
風にゆれる洗濯物
瞼の裏に光と影を忙しなく映す
今日は
住宅街の静寂には程遠い日曜日であった
暗闇と
夜のような静寂でしか
本当の安らぎ ....
今月末、女房の実家に墓参りに行く。
仕事の都合などで、もう三年ほど実家には帰っていない。
鹿児島なので、千葉からそう簡単に行けるところではない。

墓地は高台にある。
眼下にはきらき ....
カーテンのすきまから、
むかいの住宅の屋根のうえ、
うすくもり空を見上げる。
幾本もの電線が斜めに走っている。

窓を開けると、
わずかに残されたうすい青から、
凍えた風が吹きこむ。
 ....
「原子力みたいな女だな。」

その人は言った。

「使い方を間違えたら被爆するな。」

その人は言った。

「あら、そう。」

私は言った。

その人と話す事といえ ....
朝 極彩色の 太陽が 昇る時
私は メロドラマの 見すぎで
ゴッホのような 眼帯をしていた
そうじゃないと
ペ・ヨンジュンが 幻覚のように見えるのよ

祖母が 教えてくれたので
ポスト ....
朝、太陽が昇り
街にあるべき色彩を与えていく
私の知らない事を教えて、と
幼子らの歌声が溢れ
都市の通奏低音、―メルヒェン
オルガンとしての幹線道路に
天使の、不在が灯る
桜が散る  ....
新幹線のドアの出口を
今日もニュースは流れてゆく
私たちの住む国は
800兆円の借金をしている、と

そう
そうかも
私たちの豊かさは
何を犠牲にしたのだろう
労働があって対価がある ....
ぼくは詩人

素朴なものほど
そこに真実が
あるのかも知れない

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会いました

春に野に咲くたくさんの花々を
両手で抱えていました
 ....
 
 嗚呼

 
 どうしてこうも私は弱いのだろう

 守りたいものも守りきれないくせに

 強くなりたくても そう願うばかりで

 守ろうとする努力もせず

 強くなる為 ....
やまびとの散文詩・断片1

春の息吹が、空から地面から次々と芽吹いて、
美しい山々の栄光は、
わたしたちの赤い血液のように循環する貨幣と、
太陽の動きと星々を絶えず観察して、
それを文字や ....
洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、アイロン、泡だて器、食洗器、掃除機、炊飯器、浄水器、




{引用=                                           
  ....
ぼくは詩人

人への評価は案外
自分への評価なのかもしれない
それはぼくの見方
それはみんなへの捉え方

今日もまた

朝の散歩をしていると
作家に出会った

ぼくが詩人である ....
雨粒に触れて 膜は破れた

私の巡ったしるしの中に

遠く、緑が燃えた



児戯の様、六番目の足を伸ばす

かそけき予感は 手のひらの中



(水盤を御覧よ、花が 踊る ....
くちびるで囁く竹林内部の神主

白い粉かぶった故郷に無傷の女体

霊が来るんだ次の次の駅緑地公園

溺れてるみたいでしょう追い風なんです

庫内の傘やがて遺跡の足を濡らす

父ら夜 ....
 勝負服 体育館に忘れたまま ひととおり 都々逸
 カエル飛びに挑戦したら ナメクジになったよ
 塩の山にぶつかって ぼくはしょっぱい水になった
 生涯は逆算に基づいてる ハイ=サイ ....
折り返してみれば
まったく同じ毎日だよねと
誰もが皆、困った顔になる
根拠のない言葉の向こうで
街外れは、もう外れじゃなかったし
川にいたはずのメダカは、いつの間にか消えてしまった

私 ....
言葉も朽ちる
地平の奥へと
ウランで造ったサイに乗れ

中は狭い
しかし未開の道よりは広い
肌に冷たい
しかし何を腐らす懸念も無い

肋骨の
はめ殺し窓はウランガラス製
焼け付く ....
{引用=


夜の窓に遠く
過ぎる電車を
手のひらにのせる

人気の少ない座席に
ごとごとと震えながら
閉ざされたあなたの
かなしみは 何処へ行くの

私の身体は
透き通 ....
ちょっと待って、あと五分したら取り合えず着替えます
からまったイヤフォンをぶらさげた女の子
解っているのに1曲リピートで
泣きそうだ
斜め下から太陽は見えない


果てなくつぼみ
つま ....
真ん中に炎が盛んに燃え上がっていたが火種のようなものは見えなかった
真ん中とは田の真ん中
田とは手や足の汚い老父が昔いじくり回していたところ
ウィンドウズ
窓のことだったらもういくつも開いてい ....
おかえりなさい。

あなたは部屋に帰ると
私のことなんか目もくれず
あの子の体に真っ先に触れる
私がいくらすねたって
どんなに泣いたって
見向きもせずに
最近のお気に入りはもっぱらあの ....
その日も、少年(予定)は、間違えた言葉をそのままに口にする
変換の仕方も削除の方法も、最後には気付けないことばかりなので
いつまでも、「あ」と「い」が上手く発音できない
それでもいいか、なんて思 ....
回る風車を 川面に浮かべよ
風車は川面を渡る 風に吹かれていっそう
それを浮かべた 二人を向いて回る

   汚れた手のひらを 水中に差し入れよ
   手のひらは川の下の 流れに押されて
 ....
涸れ果てた喉を潤す故に
あなたは涅槃まで水を引くという

(お空あお過ぎて
(わたくしの心模様もあお過ぎるのかしら


あお空を見上げ続けることは
あまりにもつらくて虚しいから

 ....
いつか見た
山沿いのとうめいな川の水の
流れていくのと同じように
わたしも行けたらいいのに


寒い土地に生まれた
なのにこんなに寒がりなわたしは           
もうどうしてい ....
るかさんのおすすめリスト(2359)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピアニカ- ふるる自由詩10*06-4-10
ぽえむ君−桜花−- ぽえむ君自由詩7*06-4-10
ピーナッツバター系- 大覚アキ ...自由詩406-4-10
用事- こしごえ自由詩10*06-4-10
"lovin'_you- かのこ未詩・独白106-4-10
ヒルネ- 蒼木りん未詩・独白206-4-9
託されている- たもつ散文(批評 ...1406-4-9
斜線ノ空- 光冨郁也自由詩8*06-4-8
(友情+α)×午前2時÷明日=y- むらさき自由詩2*06-4-7
極彩色の_夜- 奥津 強自由詩206-4-6
AM6:20ノ設計- 六崎杏介自由詩206-4-4
流れるニュースを私は見上げて- umineko自由詩7*06-4-4
ぽえむ君−素朴−- ぽえむ君自由詩4*06-4-4
空の向こうを掴もうとした- 支倉真浅自由詩506-4-4
やまびとの散文詩(一)_- 前田ふむ ...自由詩5*06-4-4
_________________アイランド- ふるる自由詩8*06-4-4
ぽえむ君−交差−- ぽえむ君自由詩4*06-4-3
春雷- ミゼット自由詩6*06-4-2
ファンタノイズ- 黒川排除 ...川柳506-4-1
とりあえず侍- カンチェ ...自由詩406-4-1
翌朝- 霜天自由詩406-4-1
ウランのサイにてウワズミフカミ、へ- 人間自由詩306-3-31
夜の窓から- まどろむ ...自由詩13*06-3-30
花冷え- 船田 仰自由詩406-3-30
そっちからこい- 黒川排除 ...自由詩406-3-30
ライバルは電子レンジ、冷蔵庫の憂うつ。- 夕凪ここ ...未詩・独白2*06-3-29
少年予定- 霜天自由詩4506-3-29
KAZAGURUMA- 金槌海豚自由詩306-3-28
Op.14_季節のタブロー(春)- 恋月 ぴ ...自由詩11*06-3-28
未詩_「_世界は少しずつ少しずつ磨り減って_」- 砦希(ユ ...未詩・独白106-3-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79