息子(小3)が「学校行きたくない」と言ったのが今年の7月始め。話を聞くと、「死ね」「この世からいなくなって」「うざい」等の言葉の暴力、身体の方はあざなどないけど、しょっちゅう蹴られたりこずかれたりする ....  私はとうとう詩が書けなくなりました。ついては他人も巻き添えにして、全詩人を廃業に追い込むべく、「自動詩作成プログラム」を、世界征服の野望を持っちゃってる悪人のごとく作成する次第です。
 そうです、 ....
鐘が 鳴る やけに 陽気な 音じゃないか
まるで 私が 処刑に 出るかのような
寺か ヘドロの 街かは 知らないが
鐘が 鳴っている 

街中の 人々が よれた 服を 着ては
賛美歌を 歌 ....
 声を漏らさぬよう

唇を噛み締めたら 甘かった

 なにせあたしの血は 苺シロップでできているし



あなたなんかに 舐めさせてあげない

 ほっておけばすぐ すっぱくなる ....
泣きたいわけじゃない
と言いながら
一冊の詩集を手にしている君よりも

くしゃくしゃになって
鼻をすすりながら蕎麦をすする君のほうが
よっぽど

よっぽど


何もかも捨てた ....
よく喋る温かい君の肌は遠くの転換点に於いて何処を通過していくのか
酔い覚めの軽い足取りから目を覚ますといつの間にか越えてしまっていて、楽しむことも出来ない肌触りを懐かしむ、歩道橋の上、今にも落ちそう ....
咽喉を刺激する大気、
  サビて崩れる鋼鉄の、
      強靭な幻が都市を支え
         静かに腐食してゆく世界、

 やがて酸性雨を降らせる雲が西の空にたなびいている

   ....
世界がすこし傾いた音を
玄関先でブーツを脱ぐ途中
うずくまったまま聞いている


水分が喪失したまつげ
足りない
水分が足りない


私はこのまま穏やかに干からびて ....
 窓から差し込む青く透明な光に、ベッドで眠る彼の顔が夜明け独特の清浄な暗さに染められていた。
 こうして彼の寝顔を見るのは久しぶりだ。ぐっすりと眠る彼の顔はとても疲れていて、羽を休めるぼろぼろの ....
戦争を知らない子どもたちが
大人になって
大人の信用を知らない子どもたちが
大人になって
戦争を知らない子どもたちを知らない僕等は
髪の毛が茶色いと許されないなら
携帯電話を持つと許されな ....
今まで出てこなかった
うんこに対する気持ち

やあ (。・_・。)ノ 久しぶりぶりだね 何してたんだい?
晴れやかな気持ち

便秘は辛い気持ち

あの長いトイレの外への妄想
−おばさま方偏− 「あの ....
言葉はすでに既製品コンドームに「ことば。」と書いて「かれ、」に被せる。
コンドームはしゃべりはじめるべらべらとしゃべくりはじめるのでうるさい。





 ....
手で触れようとすると崩れてしまうおそれがあります。
できることならば遠くから眺めているのがよいでしょう。


 *


 雨だれ

 雨の音がするのです。
 理由はそれだけです。
 ....
切れかけた灯が点滅して
夜の空気をざわめかせている
人もまばらな公園で
赤く染まった爪先が
あなたの頬を蹴りつけた

ちらちらと瞬く安い灯りは
薄暗く二人を纏う
その中で白く浮かぶ ....
5と6の歌の隙間に空の青 震える指でこじ開ける朝


メリメン区啄ばむ鳥が跡残す 緑雨降る夜波ひたひたと


目覚め行く身体は冬を思い出す 凍れる雲の流れを待つ頬


化石サ ....
     1 序章

慎ましい木霊の眼から、
細い糸を伝って、子供たちが、
賑やかに、駆け降りてくる。
溺れている海の家の団欒は、
厳格な父親のために、正確な夕暮れを、見せている。
見開 ....
 ピラニアは、蛍光灯の光の色をメタリック・グレイに映えさせながら、水槽の中をゆっくりと泳いでいる。
 僕はひんやりとしたガラスに手をかざしながら、ピラニアに向かって話しかける。
「お前とも、もうお ....
潮の、))) ほとんど動かぬ 海の近く
馬鹿野郎どもの穢れた営みの
澱んだネイティブ・ジャパンの痴呆都市に巣食う
親父は かつて高校教師だったが、
少女売春で巨財を築き
いまでは某組織の親玉 ....
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/

全ページと項目のリストは
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/md/li ....
私達 決して とせぬもの
短い 亡霊の 手足を 取れば
世界へと 変わる
亡霊の 手足など とるな
現存していないものなど ないのだが

私達 決して 外せぬもの
それは 存在しない 全 ....
昼の街

人ごみの中を素裸で歩く人



 どうしてあの人は(自分は)服を着ていないんだろう
 
 どうして自分は(あの人は)服を着ているんだろう

 ....
あの頃は、人と一色単にされるのを嫌がってたじゃん。
最近の若者はって言う大人に、疑問を持ってたじゃん。
なのに、どうしちゃったの?

昨日の夜、君は電話でこう言った、
「おまえって何キャラ? ....
私の町
海辺の港町
夢うつつに波音で目覚めて
窓を開ければ
かすかな潮の香り
胸いっぱいに深呼吸して
優しい海で満たして
一日が始まる

私の家
高台の一軒家
階段を下りると
 ....
計算外の出来事が方程式の上を埋めていく。それほどのこと。滑らかに、滑るようにして動いていく景色を、雪のよう、と思ったのは。確かに伝わっていたように思う。

手を合わせて、あるいは重ねて。次第に動け ....
どんより
平穏な昼さがりに
風が渇いた

靡いた薫りは
わたしにも
洗濯物のように
懐かしい情緒でした

唐突が
悠々と大空を
雲海をかきわけ
未知数の心揺交々
いに ....
つ…
つ…


湿潤を終えた葉の首の付け根を冷気が断ち切れば
涸れた維管束の行く先が、風とされる
そしてその葉の薄い鋭い赤い輪郭が今度は
冷気を切ってゆく
ああ、切 ....
雷鳴ひとつ



雷が遠くの方で鳴きました
光るたてがみは見逃したみたいです
秋雨をきっと連れてくるのでしょう



     ぽつぽつぽ
     ことんことんことんことんこと ....
中国人の女の子が
俺をじっと見ている
秋晴の真っ青な空の下
バスは
俺たちを乗せて
ゆっくり坂道を登ってゆく
母親が
女の子の目線をおって
俺と
目を合わせ 微笑む
 ....
深夜のスーパーで
値引きされたフライドチキン二本と
食パンとフルーツ・オレを買う
「袋にお入れしましょうか」
「あ、お願いします」
店員の声が少し優しかったような気がして
青年は傷ついてし ....
太陽が、浩々と照らしていた。心地よい晴れ具合の下に、喪服を着た葬列があった。棺はなく、代わりに僧侶が、数人の焼け爛れた顔の男達に抱かれていた。雲などない、明るい五月晴れの中で、僧侶の今際の言葉のような ....
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