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その

夏でも長袖のシャツの中身にきょうみしんしんの あたし

だれにエッチ!とののしられても
そんなことでは、めげないんだもん


きみはどこまでいっても
世界一かわいいおんなのこ ....
すばらしい
愛を見つけた
このため僕は
幸福だ

春も来た
桜の季節
このため僕は
幸福だ

愛のこと
を歌っている
このため僕は
幸福だ

夢のよう
に感じている
 ....
{引用=大僧正は空になった蜂蜜の壺でさえも大事にとっておいて、名もわからない真っ白な花を一輪、そっと刺しておくような優しい方だが、お金は貯めるし、奥さんはたくさんいるし、けっして、聖人ではなかった。
 ....
腐臭が届かぬ場所にいれば
それは美しい光景かも知れない
死も崩壊も距離によって美となる
心を持たなければさらに美しい

わずかな罪悪感を
わずかな金に置き換えて
他人事の神々たちが
安 ....
ひつじたちへかなしみの業を負わせる物語に
いっさいの批判をさしのべてください
いかなる犠牲をもいとわないという独裁の
空白への遺言として五感が間引かれてゆく


領海の侵犯をそらんじ ....
ブラインドタッチのせせらぎに
あなたが流れている
まぶたをおろして
まるで ひとりでいきているかのように

真夜中の岸辺は
いくつもの{ルビ蹠=あなうら}を傷つけるという母のおしえが
 ....
上体を起こして肩当てとモヒカンを外しながら
ヒャハーと小さく呟いてみる
今日の台詞はこれだけだったけれど
会心の出来だったな

帰りのローソンで
チョコレートを16個も買ってしまった
J ....
 
 
 
 
 うちの
 
 父ちゃんも母ちゃんも
 
 
 ずっと俺を
 
 放任主義で育てたんだ
 
 
 
 成績表が
 
 しょっちゅう
 
 オール1 ....






水平線を断ち切るように見上げる


加速してゆく時代は
小さな出来事をかき消して
紙の上の真実は風に飛ばされてしまう


     ※


(渡り鳥が ....
  椅子の上に
  左脳がひとつ置かれていた



  色褪せた譜面から
  いくつかの音符はこぼれ
  床のうえでひょこひょこ跳ね
  透き通った窓は、わたしたちと
  青 ....
雲からたれる一本の線に
違和感を結び 放す
わたしに害をなすものは何か
24時間 口は開けておけ
そこに 飛び込んでくる 虫が
あなたたちの 友人だ
殺してはいけない

 ....
今夜は眠りたまうな
私がついていてあげます
なにものにも触れさせない
この蚊帳のなかの
ひとつの世界
行灯を消さずに

涙を流したまへ
悲しみなくした喜びに
打ち震えたまへ
私の心 ....
 夜明けの、薄青いフィルムに/色あせた紫陽花のつぼみを真似て/青いジャージを着てる/人が、向こうの田んぼに立ってる、靄のように/点々と、静まる家々の窓が灰色にかげる/まなざしを、向ける

 水を引 ....
やっとの思いで手繰り寄せた夢の先は
端のほうが誰かに齧られて、見当たらなくなっていた

空の青は
つつがなく高く聳えているというのに
少女は手のひらに顔を隠して
仰瞻さえままならない

 ....
酒 灯油・ガス販売店

ヤマハ (有)ヒシヌマオートセンター

西方まさふみ 後援会事務所

矯正歯科・一般歯科 なかたに歯科医院 43・1818 ↑

居酒屋ようこ

JA新あぶ ....
よるの一時にローソンで
たちつくしたのは
きみのせい

かどの雑誌のコーナーで
まちあわせては
タクシーへ
よるの一時にローソンで

あのローソンはここではなくて
このロー ....
?



あなたに話をしたかった
私達がすっかり醒めてしまうまでに
いつか、あの透かし模様に浮かべていた
神様を
横たわらせた小指の こと


遙か 一瞬で過ぎ去ったものを
か ....
{引用=
ぼくがぬぐえたはずのなみだで
かみさまのいちびょうをかう

どうせ
あなたはむげんのときがあるのだから

ぼくがぬぐえたはずのなみだをぜんぶ
さしだすかわりに
かみ ....
  他にやり方はあったはずなのに
  言葉でもよかったのに
  きみは{ルビ擁=いだ}くことを選んだ



  他に道はあったはずなのに
  きみの肩ごしに
  山並みは夕日に ....
一体誰と何をしに行くのだろうと思った
私はこれからどこに行くのだろう
私は きっと いつも 知らない誰かと手を繋ぎたかった
いつもそこでぼんやりと流れる時の中で
ぼんやりと立ちつくしていた ....
水浸しの裸を抱いた。夜のどくどくと凪いでいる日々だった。



川はあかるく光を受けて、真っ赤に血液のようにきっと球体をはこ
んでいく。すべての一過性がここで収縮している。看取り、看取ら
 ....
{引用=  ――Raymond Carverに}

  男の頭を
  少し傾けるとレイに
  もう少し傾けるとアル中患者になる



  注意深く
  あなたは頭を傾ける
  朝
 ....
ぼくたちは知らないうちに だれかの心をふんずけている

ふんずけられた人は たくさんの血がでて怒ってる
これだけ流れたら どれだけ辛いかわかっているのかと
そうだ あんなやつ殺してしまおうと
 ....
  祖母の家で
  祖母と話す
  昔ながらの広い居間
  たっぷりの朝日が射しこんでいる



  通っている盆栽教室のことを
  嬉々として話す
  新しく入った若い女の ....
夏の日差し
夏の青
真っ白な街真っ白なふるさと
だれもいない街


あれから悲しみは痛みに変わりましたか?
痛みを知りましたか?
雪の記憶の声
いえ
ひとりぼっちでただひたすら歩く ....
道を歩くと つい最近まで、卯の花や すいかづらの匂いがしていたけれど、季節は進み 香の蒸散するスピードも早くなり、このごろでは すっかり緑の陰ばかり探してしまいます。神社の石段下っていると 眼下に鳥居 .... 手に何も持っていなかった
何もないままに 私は 生きてきたのだ


そうして 歩いていた
遠い風景を目指して風の中を一人で歩いてきた


何のためだろう
わからないけれど 歩き続 ....
青らむ、夏の
わたしの首すじ に
風がひそかな挨拶をおくる


揺れやまぬ草の穂先のいじらしさ
痺れた指でもてあそびながら
あなたのことをかんがえる


青らむ、人の
まなじりの ....
あまり覚えていない友達のことなど、私はいつも忘れた。私は自由でいたかったし、時の流れをいつも感じていたかった。単純肉体労働など、嫌気が差してやる気などおこらなかった。それだけは私が私であることの選 .... 学生のころ帰省の旅費を稼ぐため、廃材の釘抜きのアルバイトをしたことがある。
真夏の炎天下で一日中、バールやペンチを使って材木の釘を抜く。ただそれだけの単調な作業だった。

毎日、早稲田から荒川行 ....
るかさんの自由詩おすすめリスト(1778)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふれる、ことすら- みい自由詩412-10-20
すばらしい- 舞蛍等自由詩9*12-10-1
大僧正_疾風怒濤するの巻- コーリャ自由詩312-9-28
安全圏の神々- 自由詩512-9-24
未完の歌- 紅月自由詩412-9-20
真夜中の岸辺- 伊月りさ自由詩9*12-9-13
old_memories- mizunomadoka自由詩212-9-11
【_放任主義_】- 豊嶋祐匠自由詩5*12-9-10
「空想距離・フラクタル次元の無限性のような幾何学的幻想」- ベンジャ ...自由詩5*12-9-2
左脳の時間- 草野春心自由詩1112-9-2
eco_b_eco- イシダユ ...自由詩312-8-24
今夜- 黒髪自由詩3*12-7-13
故郷へ、/断章- 青木怜二自由詩112-7-12
仰瞻- 桂川精螺自由詩312-7-8
看板- 葉leaf自由詩4*11-12-8
よるの一時にローソンで- はるな自由詩4*11-8-22
イギリス- 梶谷あや ...自由詩611-8-19
かみさまのいちびょう- 凪名木な ...自由詩711-8-2
擁く- 草野春心自由詩3*11-7-26
物語の浜辺の中で- 番田 自由詩111-7-25
殺りく愛- しもつき ...自由詩9*11-7-23
傾ける- 草野春心自由詩6*11-7-23
優しくありますように- 麒麟自由詩211-7-23
祖母- 草野春心自由詩711-7-22
ふたつの夜想曲- 凛々椿自由詩911-7-21
【批評祭遅刻作品】自分の体臭で書かれた詩- るるりら自由詩15+*11-7-12
絵の帆船に漂って- 番田 自由詩411-7-11
青らむ、- 石瀬琳々自由詩30*11-7-7
景色のどこかで思うこと- 番田 自由詩311-7-5
釘を抜く- yo-yo自由詩17*11-7-4

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