園芸すきな
こてんはあげん先生
満点くれへんかった

こたえのない問やから
空欄のまましとったら
そんでは点やれんのやと

ほんならまともなこたえて
そん花壇に
さいてたんかいの
 ....
私は太陽の鏡
雨の日も曇の日も
忙しく道を通り過ぎるあなたに
私は光をさす

振り返らなくてもいいの
私は知ってる

夏の間あなたが早起きして私に水をくれたことを
昨日あくびをし ....
私の心は鬱々と
外は晴れて燦々と
闇と光が交錯する

)眩しい戸外の緑の群れ
)俺は眼からそれをむしゃむしゃ喰う
)光で闇を圧倒せんと
)眼からそれをむしゃむしゃ喰う

私の心は鬱々 ....
孤独を愛してるなんて
自分に大きな嘘をついてる

しかしそれは
ただ単純に自分以外の人間と
うまくやっていけないだけ
そして好きな人と
嫌いな人間とをはっきりさせてしまい
上手に自分に ....
降る雨に憮然と私を晒しても
乾くまもなく次の通り雨



紅(くれない)の夕焼け空に見えるのは
積み重なった寂しさの雲



羽ばたきを知らずに堕ちたさなぎでも
夢のまにまに大空 ....
牙よ 凍土よ









ファングよ
悲しみよ






俺たちは罪を犯してもないのに



なんで裁かれるんだろう?







 ....
ロープウエーに乗って山頂まで向かう街は小さく小さくなって

山頂から絶景を見て他の山登ってみたい気持ち強まる

パンケーキ若者たちに人気あり行列が出来直ぐ売り切れる

お気に入りの店次々と ....
{引用=
かなしすぎてわたし
みちばたのたんぽぽのように首をたれて
ないています

さいごにもらした
ころしてやる
の、声が
しろい綿毛になって
神さまだっただれかのところに
とど ....
遠いところへ行ってしまった人へ

忘れていった財布が
今もここにあります

空っぽだよと言ったけど
あの日のレシートが
一枚だけ入ってました

最後に行った
二人お気に入りのお店
 ....
  
ふと 遠くを見るような視線で
あなたは 呟いたようだった

なにをどう 言葉にしたのか
僕は 聞き取ることができなくて


  あなたは 聞こえないように
  わざと 呟いてみ ....
咲き誇る紫陽花
憂鬱な思いに
濡れたふくらはぎ
閉じられる傘

 *

雨上がりの明るみ
触れ合う額と額
優しい石鹸の匂い













 
刈り入れの終わった麦畑に
白い月光が降り注いで
女の裸が踊っている
ぼくは二階の窓に足をかけた
出来損ないの人形で
アスファルトの上に踊りながら落ちて
小さな青い海を広げた

星と月が ....
日暮れ時
蜜を求めて飛ぶアゲハが
自殺した美しい女達の
芙蓉のような人魂に迷い
燃えて無くなってしまった

いかに美しくても
幸せになれなかった
業深き女達の
貧しい平等

鱗粉 ....
大気のハロー、青い地球
緑は再び燃え立って
私は自分を忘却し
無限の彼方に身を委ねる

)すべて、すべては去っていき
)果ての果てに眩めくもの
)思考の遥かに見出されるもの

(〃詩 ....
カレンダーを
これから旅立つ友だちにもらって
廊下にかけた
それは
ラウンジの一人がけのソファに座ると
真正面にあって
ふとスマホから目を離したりすると
かつては真っ白な壁だったところに ....
街の雑踏で背後から声をかけられた
立ち止まりふり返ったら
人違いでしたごめんなさい
と若い女の人

人の流れは速くて
あっという間にその人は何処かにいってしまった
ほんの束の間の出来事
 ....
久しぶりに、酔っ払ったあの夜

「あのねえ、私、好きな人がいるのー」

いるのー、と延ばした音の先まで

彼女は駆けて、そして駆けるのをやめて

だって酔いが回っちゃうからね

ま ....
 
突然の雨におどろいて
なみだを浮かべるあなたを
思い出してしまいました

だんだんと雲がはれて
すっかり晴れた空を見上げ
あなたの笑顔を見たようで

あの空もこの空も
あなたの ....
朝日を小瓶に捕まえて
蓋をしめて逃さない
泣き出した夜に雨が降る
綺麗すぎて汚くて正しすぎて間違いで
かけがえのないものを掛け違えるまいにちに
夕陽を虫籠に入れる
幼い記憶を餌にして
孤 ....
昨夜の酷い雨が連れてきたボロボロの木の枝が、川の分岐に設えられた水門の脇でおざなりな寝床のように積み上げられている、そこで眠っているのは生まれたばかりの数匹の子猫の死体だった、明けたばかりの木曜は .... ゆらゆらと
揺れ動く葉よ、草花よ
おまえはひねもす風を受け
静かに黙って花開かせ
静かに黙って枯れてゆく

ゆらゆらと
揺れ動く葉よ、草木よ
おまえはひねもす風を受け
遠いふるさとに ....
ココロにアイがなくても差し支えは何もありません
ココロにアイがなくても何の不便もありません
ホントです

アイしてないし
アイされてないし
アイしあってもいない
ワタシですから

夕 ....
 
ついこのあいだまで
さくらはいつさくのだとか

ついさっきまで
つゆはいつまでだろうだとか

きょうひとひらのアゲハチョウが
ひらひらとにわをただよって

ヒューとふいたかぜに ....
君の影は鉛筆だった
色はコバルトだった

窓ギリギリのところで
キリギリスみたいに
君の長い足を見ていた

教室の外
足音が聞こえるたびに
叱られた子供になって
君が振り返るたびに ....
蒸発しては
降り注ぐをくりかえす水分が
皮膚のうちがわで行き場を見失って瞳から垂れてくる

しんじゃった友達との記憶が許可無くうろうろする現在
懐かしい鮮やかな
そのときその場所でした匂い ....
あんたの口癖

どうせ敵わないなら
やらない。とか

どうせ叶わないから
成らない。とか

あんたの言い訳

やらない。成らない。
そんなんじゃない

どうせやれないし成 ....
若者に合わせたスイーツ店お洒落流行を意識した店の中

町内で過疎を抜け出す話し合いそう簡単に名案出ない

都会から田舎で暮らすこと選ぶ若者増えていると耳にする

珍しい野菜育ててブランド化 ....
どんなに練習しても
練習の成果は得られなかった
鉄棒の逆上がり
何度も挑戦したけれど
出来なかった

だけど
そんな子供はクラスに何人かいた
何人かの一人に私も含まれていた

夕日 ....
で、あずかったトモダチのカレシのイヌがしっぽを揺らすたびに部屋の椅子が倒れて コップが割れて床が濡れて
じょじょに狭いベッドに追い込まれてる

開け放した窓の外は暗いすごく

読み書きを ....
僕の前で、夜が眠っている

永遠にどこまでも続きそうな橋の真ん中に

巨体をぐっすりと横たえたまま

乗客が僕だけの列車は先に進むことができず

夜の鼾のような発車のベルが響くなかに停 ....
秋葉竹さんのおすすめリスト(2339)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
流れける_を続けとる- AB(な ...自由詩4*19-6-28
マリーゴールドの妖精- 丘白月自由詩319-6-26
この午後の刻- ひだかた ...自由詩8*19-6-26
孤独とは闘えないよ- こたきひ ...自由詩219-6-26
夏の通り雨- 長崎螢太短歌2*19-6-25
牙よ_凍土よ- TAT自由詩319-6-25
ロープウエー- 夏川ゆう短歌119-6-25
わたげ- 羽衣なつ ...自由詩19+*19-6-25
レシート- 丘白月自由詩1019-6-24
「淋しいと呟いてしまう」- ベンジャ ...自由詩4*19-6-24
面会(改訂)- ひだかた ...自由詩619-6-24
君の海- 両性具有自由詩219-6-23
美人魂- ゴデル自由詩7*19-6-23
無限(改訂)- ひだかた ...自由詩519-6-22
友のうた- コーリャ自由詩519-6-22
火の車と水の車- こたきひ ...自由詩319-6-22
もえかす- うめバア自由詩219-6-22
『あなたのような空色でした』- ベンジャ ...自由詩4*19-6-21
夕陽の虫籠- かんな自由詩1019-6-21
饒舌なハレーションの朝- ホロウ・ ...自由詩3*19-6-20
眼差し- ひだかた ...自由詩1019-6-20
ココロにアイがなくても- こたきひ ...自由詩519-6-20
『加速する、夏』- ベンジャ ...自由詩4*19-6-19
コバルト鉛筆- 昼寝ヒル ...自由詩319-6-19
ホームスイートホームなんてどこにもなかったから- モリマサ ...自由詩519-6-19
どうせ高音など出されない- 8月生ま ...自由詩7*19-6-18
名案- 夏川ゆう短歌119-6-18
否定する- こたきひ ...自由詩519-6-18
トモダチのカレシのイヌ- DFW 自由詩4*19-6-18
果てしなきCrawl- ハァモニ ...自由詩3*19-6-17

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