秋の
夕べ
芝生

虫の
ねいろ
隠す

笑い
声の
渦に

とまる
赤蜻蛉に
かぜ

虹の
噴水
ながめ

公園の ....
少しずつ暑さは何処かに消えて
秋めく気候が顔を出す

薄い季節から
濃い紅葉の季節に
移り変わっていく

秋の空が広がって
気温が徐々に下がって
山々が賑やかになる

秋めいてい ....
なぜ君が笑うのか
分からないから僕は切ない
君と見た夕日を思い出せない僕には
君を見つめる資格は無いのかもしれない
だから僕は架空の夕日をつくり
架空の許しを高利で借りる

朝日が昇る交 ....
ねぇ、インターネット。君がそんなに悪いだけのやつじゃないことを、僕は知っているよ。
君がみせてくれた優しさや楽しさを、僕は忘れちゃいない。忘れるもんか。
君がいなかったら、僕は今とは全然違う僕にな ....
ラーメン

ソーメン


風信子(ヒヤシンス)
心を研ぎ澄まし
硬く
固く
堅い
爆弾のような石 / 意思 を
ここに置いてみよう
少し離れて見ていると
バンッと
爆発しないかな

丸い石
角張った石
欠けた石
 ....
夜闇に目覚めて迫る闇の奥

闇蠢く無の充溢に襞重ね

襞を折る無名の漆黒生動し
いつぽんの川がながれてゐる。

川べりの道は夏枯れた草に覆はれてゐる。

川はゆつたりと蛇行して その先はうつすらと 野のはてにきえ

太古の記憶へとつづいてゐる と村びとたち ....
時に覆い隠されたギヤマンが灰の底の火種のような声で歌をうたっているころ、脱皮した蛇の皮のような感情でジェニーは横たわっていた、道端で調子のいい男から買ったドラッグはひどいシロモノでトリップというよ .... 花壇のバラが等しくぜんぶ枯れている庭をとおって、
先生のところにいく
真っ白な部屋、錆び付いてる壁
先生はいつもと同じように
へらへら笑って私に話しかける(おそらく急速にバカにしている)
「 ....
赤い線が
皮膚の上に浮かび上がる
今朝
バラのとげが作った傷が


わたしのからだの中の
赤いこびとたちが
あたふたと
いっせいに傷をめざして
走っていることだろう

猫を飼 ....
羽が落ちている
本体は見当たらないから
誰かが食べてしまったんだろう
羽は食べてもおいしくないだろうし
さしたる栄養もなさそうな
だけど
錆ひとつない
無垢な部品

ない、みたいに軽 ....
コーヒーが心落ち着くようにする一息つける時間は宝

梅雨はまだ明けそうもなく夏は遠いもう少しだけ雨を楽しむ

沖縄は一足先に梅雨明けた本州はまだまだ先の先

新しくお気に入りの店探したい探 ....
紫と茜が交じる時間帯、ぽつりと街灯がひとつ灯った。
誰も通らないような道に、ひっそりと光が現れる。
それをぼくはみつけ、煙草が吸いたくなった。
遠慮がちにそれに近づいてぼくもひとつ、煙草に火をつ ....
うねる雲を見ていたら
わたしは私でなくなっていた
わたしは流出して溶けてしまい
涼風とともに雲をかき混ぜていた
いつの間にか落ち込んで、本棚の隅に引っかかっていた文庫本を見
つけた。手に取って頁の目地に溜まった埃を払う。

金沢市片町1-1-23 07**−61−7950

古い住所のその ....
夏は嫌いだ。
だから死ぬなら、突き抜けた青い空がどこまでも続く夏の日がいい。
死に方はなんだっていい。じぶんで自ら命を絶とうが、誰かに命を奪われようが。
だけど、死ぬ場所は室内がいい。
窓に四 ....
1.蝉の脱け殻

階段を登っていると、カサリ と音がした
足もとに目をやると、蝉の脱け殻が潰れていた
私はそれが、崩れてしまわないように、
そっと、ポケットに仕舞った



2.虫籠 ....
 
よおて
ぐちばかり
ゆうて

ねても
いびきかくと
「ウルサイ」

いきて
さびしいと  
ゆうて
 
いまも
まいあさ
しんで

しんで
しんで 
しんで
 ....
朽ちない白い 小さな花と

朽ちゆく赤い 大きな花と

今夜は何の夢を見ようかと

腐りゆく水に 足を浸しながら

ぽつり ぽつりと 言葉を落として

顔を上げると

月はなく ....
お月さま踊り場に降臨


満月にわっとおどろく


月と一緒に夜の音を聴く


月語も話せるメイドさん


あの日の風船が月まで届く


月夜は君のなかにある
ちよこは
「東京には海がない」
と言いながら
大坂なおみに対抗して
江戸前寿司を40巻食った

東京なのか
大阪なのか
ただでさえ
何言ってんのか分からないのに
いい加減
はっき ....
疲れ過ぎた旅人 詩さくの森へ ようこそ

樹海のしらべは 虫の競演 ささやく小鳥 つぶやく木陰
小川のせせらぎは 感じる者に寄り添って 曲を創り奏でる

静かなる 七変化の湖は 甘く、辛く  ....
汗ばむ身体
あなたが振り向いた瞬間
色褪せた夏がぼやけて見えた

積み重なった夏の記憶
重みはなくまだ足りないくらい

終わりゆく夏の
後ろ姿を見つめて
寂しさを感じさせる影

 ....
むごい位置にゴム印が
落ちて居た
押すと五重塔が現れて
今を更新する
ケーキが食べたい願望を
不自然に抑圧するのも
不健康だから
五重塔のてっぺんのカラスを
目指して昇って行けば
柿 ....
夜の風孤独を洗う

もっと優しい嘘をちょうだい

つらいから星がみたい

少しずつ真珠になる

公園で自分を拾う

子守唄こころに寄り添う

てのひらから流星群
よくもまあ
同じようなバカが
登場するなと思ったら
こいつら全員同一人物だから
至極当然のことなのだ
こんなバカの存在
一人でも
宇宙的悲劇なのに
それが二人も三人もいたら
ブラック ....
君はずっと

私のことを 好きなままで

居てください

私は 誰かの隣で

朗らかに微笑うから

それは君への

復讐で

花の花弁を剥がすような

罪悪感を抱きまし ....
今日も静かに笛をふく

ノートにあなたの横顔を書く

白昼夢飛び立ったことば

雨が降るメールのなかで

夜は素敵さ星がみえる

君の声で君の恋を聞く
誰が私に声をかけなかつたのかわからない。

葱の花がしらじらとした土の上でゆれてゐる。

その下に妹の骨がうめられてゐる。

捨ててしまはなくてはならない。


丘をこえて夜 ....
秋葉竹さんのおすすめリスト(2339)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白蛇- 犬絵自由詩418-9-22
秋めく- 夏川ゆう自由詩118-9-22
僕の地点から- 福ちゃん自由詩218-9-21
さよならインターネット- 水宮うみ自由詩3*18-9-21
冷や麦- 柔刃自由詩318-9-21
爆弾を置く__/__きっと爆発する- beebee自由詩10*18-9-21
- ひだかた ...俳句518-9-21
小さな村で見た- 石村自由詩22*18-9-20
ジェニーは夕暮れのあとで- ホロウ・ ...自由詩2*18-9-20
しんさつ- 4に自由詩118-9-19
猫とバラ- そらの珊 ...自由詩25*18-9-19
ひとひらの落とし物- そらの珊 ...自由詩16*18-9-18
コーヒー- 夏川ゆう短歌118-9-18
街灯- 言狐自由詩118-9-17
わたし- ひだかた ...自由詩1218-9-17
片町書店へ__/__悪戯電話をして- beebee自由詩11*18-9-16
ぼくの終わる日- 言狐自由詩318-9-16
夏の忘れ物- 長崎螢太自由詩5*18-9-16
よおて- 犬絵自由詩318-9-16
うつらうつら- 赤椿自由詩318-9-16
月夜ソング- 水宮うみ川柳2*18-9-15
ツノラー「愛しのちよこ」- 花形新次自由詩118-9-15
かぎりない_羨望の詩らべ_安らぎの園へ- むっちゃ ...自由詩8*18-9-15
終わりゆく夏- 夏川ゆう自由詩218-9-15
ケーキ- 間村長自由詩10*18-9-15
エンドロールの静けさ- 水宮うみ川柳2*18-9-14
ツノラー「同じようなバカ」- 花形新次自由詩1+18-9-14
冷たい願い- 赤椿自由詩318-9-13
青空のうたた寝- 水宮うみ川柳1*18-9-13
- 石村自由詩10*18-9-12

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