リビングで
回遊している銀の魚は

言い出せなかった言葉の群れ

怠惰な午後に
ゆらゆら

なんて美しいのかしら

この沈黙は
ラーメンの食べ方なんて
説明したってしょうがないじゃんかよ

だいたいラーメンの食べ方が
なんでああなのか
あんた自分にも説明できんだろが

説明できんの?

アホかっての
考え過 ....
好きな人がいる
当然
嫌いな人もいる
それ以上に
好きでも嫌いでもない人がいる

私という人間の 質と量
私という人間の 存在する理由
私という人間に 与えられた時間
私という人間が ....
6人惨殺の手法を採り入れて
自称詩人の頭部に
大鉈を振るったものの
スコーンという
手応えのない
乾いた音とともに
紙吹雪と鳩と垂れ幕が
飛び出してきた
垂れ幕には
「祝!自称詩人3 ....
月光よ
私の愛する半身よ
貴女はどこに

私はきっと見つけよう
闇の向こうで佇む
貴女を

静かな水面が
日の光に輝くように
河が海へと
滔々と流れ行くように
とこしえに尽き ....
疑問があります

人間は本当に
サルから進化したのでしょうか

とても疑わしい

せめて現代のサルが
類人猿になるところを
目撃できたなら
納得も行くのですが

放っておいたら ....
川多い広島市内三角州豊かなものを運ぶ太田川

広島市の川から宮島繋ぐ船数カ国語が飛び交う船内

青空が何処までも続く日曜日夏の青空何処までも濃い

夏の午後冷たいものを飲み干した一瞬夏が萎 ....
疲れた心のためにインスタントコーヒーを一杯いれる

僕は悲鳴こそあげないが
なんだかいつもテンパっている

60〜70年代に掲げた自由ってなんだったのだろう

敵はいないし仲間もいない
 ....
さよならを避けるように
あなたは遠くをみてる

私は水筒をバッグに仕舞って
胸の言葉を飲み込む

つぎはどれに乗ろうか
返事より先に涙が落ちる

大丈夫?
好きな人ができたの

 ....
やわらかな肉に
流れる
清冽な水を
むさぼり飲み
やわらかな宇宙を
貫く
輝きの光を
集める

ことば、コトバ、言葉 を!

欲望の卑猥を魂に焼き
スコンとまっさらな地平から
 ....
ひまになると

「なんのために生きる?」

という言葉が

追いかけてくる

しかし

生きるに値するから

生きているのじゃない

生きるに値することをめざしているから
 ....
神様 私は悲しみと向き合っているだろうか

絵具で押し当てた灰色の空に ギラギラと鱗が生える

その日の空自身が自ら仰ぎ泳ぐように

時間を動いて泳いでいる

ぐだりぐだり

片足 ....
落ち葉舞うもう絶え間なく絶え間なく

鰯雲流れ流れて西へ行く

木立の間茜の光冬陽落ち
夜闇に揺れ浮かぶ冬の薔薇

宙に飛ぶ光のサンタイヴ近し

網戸から漂い入る夕げかな
陽の照る日、日は冬日、あかるい日に、

日の陽の光の広がって
あたりいちめん純白の原
ときはとけてうずをまき
めくるめく永遠の瞬間を
垂直に切り開いていく

陽の照る日、日は冬日、あか ....
演歌がやたら心に染みるのさ

何だか気がついたら年寄りになっちまってた
還暦過ぎちまってよ
どうしようもねえ 巻き戻しは効かないんだから
このまま先に行くしかないよ

老後はのんびり釣糸 ....
寝台の上で瀬死に横たわっていた
虫のように息をしている

何人も神にも仏にもなれない
死人にしかなれない
死人にしかなれない

死人以外になれない

冬の夜は寒くて
冬の明かりは冷 ....
冬陽落ち廃墟の瓦礫で子が遊ぶ

震えながら花の香掬う戻り道

蠢く闇の夜陰しずまる
芝生の生い茂った
小高い丘のてっぺんに
池がありました

そのほとりに
風車のように
クルクルと回る
赤い花が咲いていました

その花を見ていた僕は
淋しくって
淋しくって
思 ....
感化されようとは
思わないが

あの目は純粋なのです

どんな幸福を
謳う人のそれよりも

憑かれた目
ててんたたん ととんつてん
きしゃ はしってる

ててんたたん ととんつてん
きしゃっていうか きしゃじゃないの

それくらいは しってるし

でんしゃれっしゃ れっしゃでんしゃ

 ....
実家の仏間では
北の方角に手を伸ばし
いつでも笑い出す
生まれて間もない甥っ子。

姿かたちは見えなくとも
かわいい孫に会いたくて
ふらりと帰ってくる父が
楽しいひとときを過ごしている ....
茜色の雲から
茜色が抜けていくのを眺めていた
わずかの間に光を失い
灰色の雲に戻っていく

その色を目に焼き付けて
覚えておこうと思ったのに
ほんの少し
視線をそらせただけで
もう  ....
なんにもない
なんでもない
ぽかんとあおぞらあけまして
しずかなかぜがふいている
むおんのかぜがふいている

なにもないわたくしは
まちのけんそうのただなかで
たいこのおとをきいている ....
あたしは

決して、一途ではないんだ。


あなたの言葉に

心が、

鍵をかけられただけなんだ。
月見草のいちりんは、首をかしげて、

何を見るのだろう。
何を見ると思う?

それは、月の影。
 心の音。

砥石にかけられた、街のかけら。

──知っている?
死は、前からはや ....
風一吹き静まる街に冬陽射す

ぽかんとして我一人居る冬陽の底

帰ろうよ声の木霊する冬の暮れ
声と声が交わるあいだ
柔かな光が横切って
わたしは不意にいなくなる

うねる大気が木霊して
冷房のついた部屋から出たくない気温は高い熱帯夜は続く

汗ばんだ身体の匂い夏のもの目に映るもの暑さの光

西瓜食べ少し涼しくなる身体瑞々しさが暑さを消し去る

金曜日明日は土曜日日曜日予定 ....
いつからかどこかからずっと聞こえている小さな悲鳴は僕のものなのかもしれないしあるいはまるで関係のない誰かのものかもしれない、ポータブル・ラジオがたまたまどこかの国の電波を拾ってしまうみたいに僕 ....
秋葉竹さんのおすすめリスト(2339)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
背中- ガト自由詩7*18-12-5
「ユーチューブ観て苛ついたから、強気に語る」の巻- よーかん自由詩2*18-12-5
失いながら生きている- こたきひ ...自由詩318-12-4
くす玉- 花形新次自由詩418-12-4
月光- Giovanni自由詩4*18-12-4
素朴な- ゴデル自由詩3*18-12-4
日曜日- 夏川ゆう短歌218-12-4
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ゆきの訪れ。テーマパーク- mizunomadoka自由詩118-12-3
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言葉- ホカチャ ...自由詩2*18-12-3
鱗が泳ぎ_悲しみを研ぐ- 朝焼彩茜 ...自由詩318-12-2
夕景(改訂)- ひだかた ...俳句9*18-12-2
夜景- ひだかた ...俳句218-12-1
光の瞬間- ひだかた ...自由詩418-12-1
人生の冬に凍えた夜なんか- こたきひ ...自由詩118-12-1
冬の夜は- こたきひ ...自由詩418-11-30
戻り道- ひだかた ...俳句3*18-11-29
赤い花- ゴデル自由詩4*18-11-29
感化- ナンモナ ...自由詩5*18-11-29
きしゃ- 自由詩218-11-29
じーじ。- 梓ゆい自由詩118-11-29
茜色の雲- Lucy自由詩12*18-11-28
かぜ- ひだかた ...自由詩618-11-28
- 巳 砂自由詩218-11-27
(無題)- la_feminite_ ...自由詩3*18-11-27
冬陽- ひだかた ...俳句518-11-27
街角にて- ひだかた ...自由詩9*18-11-27
ワクワク- 夏川ゆう短歌118-11-27
御免よ、僕には気づいてあげることが出来なかった- ホロウ・ ...自由詩2*18-11-26

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