自転車をこいで
急に
思い立って夜の
街中の観覧車を観に行こうと思った

眠れなくても微笑んで
夜の遊びでも
するかな

街も
眠らないのなら



コンビニは
24時間 ....
キスをしてはだめ
罪が感染しちゃうから
もちろん君が聞く耳持たないのは
計算済みなんだけどね

どうせ世界は疫病の箱庭で
アタシたちは肩をすくめるしかない
堕落と背徳の口実に満ちた黄昏に ....
木漏れ日がゆらゆらと揺れて
子供達の飛び跳ねる声が木霊して
聖歌隊が通り過ぎる

微睡みの午後三時、

萎び俯く花々は
遥か地平から流れ来る
真っ白な鰯雲の群れたちに
ゆっくりと包み ....
書き溜めたポエムを
彼女たちは読みっこ
恋もしたことないのに
恋のポエムをドキドキしながら
読みっこ

ハノイの広場にて


ソクラテスが恋人と語っている
胸の高鳴りを抑えなが ....
いつか何処かで
人は誰でもその身体を無惨に千切られて
灰にされて
風に飛ばされる

そんな
ご不幸を
御愁傷さまですと
何度も見送ってきた
けれど

いつかはきっと
御愁傷さま ....
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ....
痛覚レセプタ

ちょびひげのおじさん、今でもフィルムの向
こうから笑わせてくれる。拳を振っている。
誰もの幸せのために戦っている。そのときに、
必ず痛くなるものをさらけだしている。 ....
ゼロから始まるモノは何もない
と言う定説

一から始めなくてはならない

一夜の夢にあらわれた少女は
一糸纏わぬその身体を
幻想の寝台に横たえている

その乳房
その乳首
股間に ....
夜の海穏やかそうでそうではない今夜は力強さが目立つ

冬なのに気温が上がり暖かいでも平年より雪が多い

北風が絶えず吹きつけ寒い今日外での仕事多くて困る

新しい店が出来ても人気出ず出入り ....
際立つ一本の水銀柱が立ち
僕は眠りから目覚めた

曳航されていく純白のヨット
青い青い水平線

ここは何処だろう?
肝心の居場所がやはり見つからない
赤いキャンドルが
半分溶けて流れて
涙のように固まって
固まったまま泣いている

焦げた芯が
あの晩のまま
時間を止めている

二人で灯して
二人で息を吹いた
赤いキャンドルが
 ....
はてしない海原をほんとうにボートで横切ってきたのだろうか
詰まらないことで
凹みはしないがだれも助けのない雑踏のなかを

天気予報のない生活の中で
気象予報士になれたら素敵だったかもしれない ....
永遠に会えないことを最近知ったんだ
不思議と悲しさは感じなくって
真っ暗な部屋でごうごうと音楽が聞こえてきたような気分になっていた

笑顔があって
潤んだ瞳があって
叫んだ唇があっ ....
濡れた草のにおいがする薄暗い路地で
過ぎる時を噛み砕くように佇んでいる女
背骨の終わるところまで伸びた黒髪に表情は隠れて
これまでに一度だって見たことはなかったが
捩れた棒状の飴みたいな身 ....
若くして世を去れなかった
若くして世を去りたかった
訳でもないけれど

明日の方角が解らなくなった
どうしても
明日の方角を知りたくなった
から
昨日を振り返ってみる
今日の私は途方 ....
今朝感じた冬の空気と
正午に感じた秋の陽が
喧嘩もせずに
ゆっくり交わった
夕暮れは
追いかけもせず逃げもせず
変化を続ける

カーテン越しの青空の方が綺麗だからと
閉め切っていた心 ....
なんだ、MDMAって?
あれか、ハイパーメディアクリエイターの略か?
・・・違うよな、Mが多過ぎだもんな
ところで
ハイパーなあいつ
今何やってんだ?

wikiで調べようっと
昨日、
貴方が遠いところへいってしまった事を知りました。
その事実は私の思考を過去へと連れていき、あの日の後悔を強く思い出す事に。
さようならの挨拶が出来なかった。あの時も今回も。
いつかは誰 ....
若くて健康な女のこが
突然髪のスタイルを変えたり
化粧を厚くしたり
口紅を血のいろにするには
それなり訳があるんだと知ったのは
十八歳の時だった

ほのかな想いや憧れは抱いていたけれど
 ....
秋に咲くススキ
あちらこちらで風に揺れて
気持ち良さそうに見える

陽射しを浴びたススキは綺麗
金色に輝いて魅力がアップする

秋と聞くと
紅葉やススキが思い浮かぶ
どちらも綺麗だか ....
天井から悪口が聴こえる
部屋の壁に人の眼がひそんでいて
たえず見られている

などと口にした

彼女の精神は破綻している
のかな

比べて
彼はその経済が破綻しかけていた


 ....
コンビニのアイスで泣いてる夜が好き君がしあわせになりますように

袖を引く銀紙の星に馳せた朝かみさま許してこの人が好き
裏山の湧き水でできた小さな池に
動物たちの残していった
木の実が沈んでる

私は薬罐に水を汲んで
庭でとれた渋柿を置く

いつか絵が届いたら
匂いをかいでみて

今年もここで枯れ葉 ....
うっすらと
黄の明るみを帯びた海と空
目を瞑れば
茫洋と広がり続ける

どこか不穏な静けさ発散し

流れ込む部屋の空気は
きりりと冷え
瞑目すればまた
自ずと広がり在るソレはナニ? ....
もし
地球が半分腐っていたとしても
残り半分まともなら
それはそれなりに
バランスは保たれて
朝はやってくるし
日は暮れるだろう

何の根拠もなしに
そう思ってしまう私は
心が千 ....
煌めく石ころを右のポッケに

大切にしまいこんで

輝くお星さまの残像を左のポッケに

もっと大切にしまいこんで

両の手は空けたまま

どこまでも追いかけていく

それは未知 ....
きっと、これが最後のお引っ越し
何を残し、何を捨てるか?
たぶん、捨てるもののほうが多い
引っ越し先では、生きるのに
最低限のものがあれば良い

八千代、柏、流山、松戸(以上千葉県)
練 ....
今日という日に友達のことを
一人で思い出しているのはなぜだろう
長ネギの入った買い物袋を抱えて
また 部屋にまで帰ってきた日の 夕暮れ時に


カーテンを開けて 夜空を見ている
何もして ....
手紙を書こう

こんなにも夜が長いから
たまには手紙を書こう

伝えたいことは
どう言葉にすればいいのかわからないけれど

私の心を掬い取って
素直な気持ちのままに美しく着飾らせてあ ....
「ぶぅ!」だとか、
「ミ!」だとか、
「P🖤」だとか。

そんな小さな音をLINEトークにあらわして
なにが言いたいのか、したいのか、
わかってくれる安心感
それは本当にしあわせな甘い日 ....
秋葉竹さんのおすすめリスト(2293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
観覧車とコンビニ- 立見春香自由詩619-11-22
七パーセントの野蛮- もとこ自由詩3*19-11-21
夢幻- ひだかた ...自由詩519-11-20
恋ごっこ- ナンモナ ...自由詩3*19-11-20
よみがえります- こたきひ ...自由詩519-11-20
kと言う生存者- ナンモナ ...自由詩9*19-11-19
あ、- AB(な ...自由詩15*19-11-19
ゼロから始まるモノは- こたきひ ...自由詩419-11-19
新しい店- 夏川ゆう短歌419-11-19
覚醒- ひだかた ...自由詩619-11-18
赤いキャンドル- 丘白月自由詩219-11-18
- 梅昆布茶自由詩819-11-18
追いかけてきたと思ったらとんでもねー速度で遠ざかっていった過 ...- 雨の音自由詩219-11-18
路地で立ち止まっていたナミ- ホロウ・ ...自由詩3*19-11-17
若くして世を去れなかった- こたきひ ...自由詩419-11-17
十七時- TwoRivers自由詩8*19-11-17
エリカ、捕まる!- 花形新次自由詩119-11-16
行き場の無い手紙- 卯月とわ ...自由詩2+19-11-16
恋情は火になって- こたきひ ...自由詩319-11-16
金色のススキ- 夏川ゆう自由詩119-11-16
破綻している- こたきひ ...自由詩3+19-11-14
a- 星染短歌2+19-11-13
どうぞのいす- mizunomadoka自由詩16+19-11-12
無人部屋- ひだかた ...自由詩219-11-11
仮定の連鎖- こたきひ ...自由詩319-11-11
同じ夢を見るの- もっぷ自由詩3*19-11-11
ラストお引っ越し- 日比津  ...自由詩519-11-11
SATAーIDE変換アダプター- 番田 自由詩419-11-11
手紙- 霧の小灯自由詩419-11-10
賞縁期限- 佐和自由詩119-11-10

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