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私は今日も相変わらず
わかりやすい罠にはまって
人がいいと思われている
湿度に混入された優しさを
享受できない自分は
永遠の独りぼっち
苔むした墓石の
インフレーション
雨 ....
空が握手をした
昼と夜の歴史的和解
世界が呼吸を始めたのは
忘れ物を思い出した君が
今笑ったから
天候曇り
雲量は十
尊重すべき
涙を踏みとどまる自由
もう一人で大丈 ....
母親の 背中に逃げる 初対面
悲しみが 言葉に出来ず 蕁麻疹
どうしたの わからないから 泣いている
ミサンガに たくす願いは 週替わり
肩車 世界で一番 高いとこ
愛と平等という
矛盾に気づいた深夜に
冷蔵庫は唸り出す
絶えることのない
沈黙にも似た説教に
何一つ解決策は見出せず
労働者は眠る
冷蔵庫の不眠不休
労働者の不平不満
実 ....
今朝感じた冬の空気と
正午に感じた秋の陽が
喧嘩もせずに
ゆっくり交わった
夕暮れは
追いかけもせず逃げもせず
変化を続ける
カーテン越しの青空の方が綺麗だからと
閉め切っていた心 ....
夕焼けの君は泣いていた
何が悲しくて?何に心打たれて?
夕焼けの君は震えていた
何が恐くて?何が悔しくて?
夕焼けの君は涙を浮かべてこう言った
「もう大丈夫」
夕焼けの君を見て ....
自分を醜いとしか思えなくなったら
不浄の池にて体を洗う
全身の嫌悪感で
心技体は整えられ
生誕の叫びと共に
あの頃に戻る
目に入るもの全てが眩しく
泣き叫ぶことしかできない
羞 ....
自力歩行がいよいよ難しくなってきた
父の小ささを肌で感じながら
父の背中の大きさを想い出す
(ありがとう、ありがとう)
父が呟くたびに
私の込み上げる感謝は言葉にならない
....
静寂の 川を見ている 月二つ
群れる蟻 我関せずの 蛾の蛹
燃え尽きた あなたとわたし 壁のしみ
寂しいと 鐘を鳴らした 旧校舎
涙枯れ 震えが止まる 目的地
SNS 心 ....
優しさは 悲しみ見せぬ 隠れ蓑
色のない 日々を彩り 足を組む
夕凪は てんとう虫の 子守唄
晴れの日に 涙を流す ガマガエル
泣き虫に 優しさ見せる ダンゴムシ
辛いと ....
秋葉竹さんのTwoRiversさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
梅雨明け
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TwoRivers
自由詩
4*
20-7-7
曇天の星
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TwoRivers
自由詩
9*
20-1-12
乳児期の記憶
-
TwoRivers
川柳
2*
20-1-4
冷蔵庫
-
TwoRivers
自由詩
6*
20-1-3
十七時
-
TwoRivers
自由詩
8*
19-11-17
夕焼けと僕
-
TwoRivers
自由詩
3*
19-9-2
リセット
-
TwoRivers
自由詩
1*
19-8-27
おんぶ
-
TwoRivers
自由詩
1*
19-8-17
潜在
-
TwoRivers
川柳
2*
19-6-6
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TwoRivers
川柳
3*
19-5-19
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