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透明に見える水が本当は青色だって知ってた?

真実を見抜くその瞳も
本当は透明なんかじゃないんだよね
わたしがその事に気付いた時
君は動揺を必死に隠そうとしていた
その瞳に色を宿して

 ....
熱い湯に溶けだして
全部なくなればいいのに
わたしの抱いた黒いモヤモヤも
石鹸で洗い流せたらいいのに

そうすれば
綺麗な姿で君に会える
綺麗なわたしになれる

それって嘘を吐いたこ ....
わたしの影を踏んでゆく
数多の足 雑踏
ベタベタに汚れたわたしの
中をえぐる様だと
小さく笑った

まだ大丈夫だ
笑えているから
蕾は萎んではいない
希望とかそういうものじゃなく
 ....
昨日、
貴方が遠いところへいってしまった事を知りました。
その事実は私の思考を過去へと連れていき、あの日の後悔を強く思い出す事に。
さようならの挨拶が出来なかった。あの時も今回も。
いつかは誰 ....
跳ねた足音が聞こえる
あの子が走っているんだ
自分の背丈以上に伸びた草っぱらを
毎日同じ時間

雑草だらけの道とも呼べない道は
いつの間にか踏み慣らされて
立派な道になっていた

そ ....
貴方の為に存在するものならなんでもいいの

そのテーブルのマグカップでも構わない
わたしが貴方の役に立つのなら
わたしが貴方に必要とされるなら
代えがきくような存在では居たくないって
貴方 ....
ミルクティの歌声がする

それはわたしを包み込む歌声
ただ涙を零させる歌声

ミルクティの歌声がする

それは貴方の姿を想像させる歌声
ただわたしの心を揺さぶる歌声


言葉に安 ....
今日は何色でもない
なんでもない日でした。
朝日が昇って
みんなが活動を始めて
貴方とお別れをして
今日が貴方の日になりました。

永遠のお別れと言うやつですね。

わたしと貴方の距 ....
この水槽は
他と比べたら広いものなのだろう
けれど
この限られた自由の中で
泳ぎ回る僕は悲しい

美しい姿をしていても
僕は水が無ければ生きていけない魚で
君の目を楽しませても
それ ....
わたしを測るものさしと
変わらないリズムで過ぎていく日々

この二つが欠けてしまったら
わたしはどうなるのだろう?

毎日何度もわたしを測り、確認し
毎日同じリズムで過ごす

わたし ....
古ぼけたオルゴール
今じゃどんな音楽を奏でていたのか
誰も知らない

時代に取り残されて
ホコリまみれになった君は
わたしによく似ている
今のわたしに

必死にしがみついていた
で ....
わたしは粉々になった

わたしの破片をすべて集めても
貴女には成れない
貴女を粉々にして
わたしの持たない破片を拾っても
貴女には成れない

貴女がうらやましいと思ってしまったあの日
 ....
今、一度だけ
あなたにサヨナラを言う
そして深く眠りにつくの

あなたは淋しそうに
でも優しく笑って
わたしにサヨナラを返してくれた

どうせまた会えるのだから
お別れの時間は短くて ....
真っ白なノート
予定も何もない

一文字目を書くのは
さぞ緊張するだろう

まだ何も書かれていない
新品のキミ

わたしはキミを汚しながら
明日を生きていくんだ

いい友達にな ....
わたしが愛したあなたは闇夜に消えた

抱きしめる腕をどれだけ強くしても
あなたは自由な鳥で
わたしは不自由な案山子

あなたのように飛び立つことはできず
わたしは毎日同じ景色を見てはあな ....
秋葉竹さんの卯月とわ子さんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透明なアオイロ- 卯月とわ ...自由詩919-12-14
シャワールームでひとり- 卯月とわ ...自由詩219-12-7
瞳に映る様なもの- 卯月とわ ...自由詩619-12-4
行き場の無い手紙- 卯月とわ ...自由詩3+19-11-16
俊足アリスと簡単な難問- 卯月とわ ...自由詩219-10-26
届かない愛の掃き溜め- 卯月とわ ...自由詩219-10-23
ミルクティ- 卯月とわ ...自由詩219-9-13
なんでもない日- 卯月とわ ...自由詩319-2-16
さかなひとり- 卯月とわ ...自由詩419-1-20
鎖国- 卯月とわ ...自由詩318-11-24
昔は良かった- 卯月とわ ...自由詩518-11-14
破片- 卯月とわ ...自由詩518-11-11
不変の心- 卯月とわ ...自由詩518-11-10
キミと歩く未来の話- 卯月とわ ...自由詩418-11-8
待ち焦がれる与えられない愛- 卯月とわ ...自由詩318-11-7

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