すべてのおすすめ
いつも強がってきた 君の前では
だけどもう だめなんだ・・・
重すぎてだめなんだ
苦しくて 悲しくて 涙が止まらない
ごめん・・・君を困らせてしまうね
すぐに涙を止めるから 笑顔になるから ....
君と僕の指にはめられた指輪に 書かれた約束は叶わなかった・・・・
for ever・・・それは叶うはずがない約束
もう二度と愛せない二人には無縁の言葉
「最後に一度・・・キスして?」
....
人を壊すのは簡単だ
壊した後
直さなくていいのなら
何体でも壊せる
心優しい誰かさんが現れた時
その手で直せるように壊すには
少し
注意が必要だけど
人を壊すのは簡単だ
壊れ ....
やっとのことで
いれものにふたをした
かぎをかけて
ひもでぐるぐるまきにして
たおるでくるんで
かばんにつめて
おしいれのいちばんおくに
つっこんで
ほっとひといきついた
りんり ....
夜の街は底なしに冷たい
誰にも関わらないで
じっと朝を待っている
重さ512MBの煙草の煙
全身に纏った週末の香り
寄りかかる自動販売機の後光に
耐えきれなくなる
そして想像力だけが ....
くそったれBLUES
地震の最中にも仕事をしてるぜ
給料が全員下がるらしいけど
しけてるなBOSS
金が欲しくて働いて寝るだけだよ
仕事したくなくて煙草すって
冷たさを失った缶 ....
おしげもなく 陽の光がふりそそいでいる
3月、真昼
白野原に反射して
レース越しの彼女の庭は
照明具よりずっとまぶしい
ああ、ぴったりの名前がやっとわかった
風がとまった ....
八月二十七日 午前三時
ひっそりと聞こえる祭囃子や
遠くであがった花火に
いつでも僕らの世界は置き去りだった
それでも ....
わたしは宇宙人を見つけた
自分でそう言っていたから
たぶん宇宙人なんだと思う
宇宙人はロックバーのトイレで煙草を吸っていた
フロアが混みすぎていたからだと思う
ずいぶん痩せているから
....
心ゆくまで涼もう
誰も居ない そして
自分も居ない処で
噛んで、呑みこんでしまえば
たいしたことではなかった
と、いうことなのか。
てのひらに、吐きだしてみる
つぶぞろいの屈託。
こちとらの思惑なんざぁ
お天道様が西からのぼろうとも
どこ吹く風で
おうまが瞬くまに倍に二乗に増加していく
そいつらの行き先なんか
てんで定まっていやしない
知らぬ ....
世界で一番好きな者同志が結ばれる。
それが一番幸せなことなのだと思うけど
なかなかそういうのも難しい。
思いがあちこちさまよって
行き場をなくしている。
誰が一番だなんて決められない ....
強い子でしょ
君はもっと強い子だったはずだよ
そう言えばあなたの前では私
強い子だったかも知れない
本当は小心者で感情的なだけの女だけど
強い子
なるなら今しかないね
愛する人が殺人を犯したとしようよ
恋人でも連れ合いでもいい、不倫相手でもいい
あまりに惨い計画的な殺し方なので少なくとも終身刑
ほとんど死刑は免れないとわかったとき
あんたはどうする?
「ま ....
そう、にんげんはかことみらいのなかにしか
じこいしきを みつけられないんだ。
いきている、をさがして いきていないもののなかにずんずんはいりこむ。
かみさまのいかりにふれたアダムとイヴは りせい ....
身体の自由を奪われることと引き換えに
過去の重荷をどこかへ置き忘れて
少しづつ解き放たれていく
その手を見ればわかる
長い年月を耐えて踏んばって
あなたは生きてきたのだから
ちょっ ....
ふりつづく雨の
ほんのわずかな晴れ間に
少しの希望が見えたなら
それにすがってみようと思う
生きつづけるなら
あきらめも肝心
妥協だってしてやる
けれどまだまだ
何かが ....
両腕の自由がきかないように抱きしめて
煙草を吸う暇なんて与えないくらい
唇を奪って
煙草のありかがわからないように
電気を消して
お酒が必要ないくらい
言葉で酔わせて
お ....
道路の真ん中に寝転んでみた。
真っ青ないい空が広がっていた。
こんなことで単純に、自分が特別な生き物になったような気がして、
笑ってしまった。
ふと昨日のことを思い出す。
小さな箱に押し込め ....
余白は
空
何色に
見えるかは
ボクが
決める
コトバは
雲
何の形に
見えるかは
ボクが ....
えいえんについてかんがえるたび
きまって
とほうもなくながいでんしゃ
がおもいうかぶ
くらやみをきりさいて
でんしゃはひたすらはしりつづけていて
いくつ
とびらをあけても
つぎのしゃり ....
あたしに蓄積されたそれは
あたしをただただ汚していくだけ
ダメ いや
なんて言いつつ
あたしの中のあたしは
にやりと笑ってガッツポーズ
それで良しと言い聞かせる
それは自傷、ある ....
ひどく目立たない黄色のレンガ道を行くと
夏休みの少し手前に古い送電鉄塔が見える
陽炎虫が大発生した年の真夏のある日
一人の男の子がその鉄塔の下で感電死した
鉄塔からぶら下がっている電線に触れた ....
今日も渋谷には沢山の人がいます
同じような格好をした馬鹿男や
似たような格好をした馬鹿アマ
奇抜な格好をしたつもりのあんぽんたん
とにかく色々な人がいる訳で
とりあえず全員ぶっ殺そうと思いま ....
いつも
大きなはさみが
ぶらさがっていて
ちょきんと切ると
世界は まっぷたつ
燃えて落ちる空
明日も また
ちょきんと まっぷたつ
なにもない
のーあいなーだ
ぜありずなっしんぐ
ほんとになにもない
のーあいなーだ なーだ
りありい?
コレ あげる
ソレも あげる
でも アレだけは
ぜったい あげない
世界のどこかで絶えず雨が降る
今日は誰のため
泣くわけにいかず 喉を震わせ
こらえ続ける誰かのため
すべてを知っている空が
鏡になって泣くのだ
そして私は
傘をさす
....
なつくさを
くさかりしながら
じぶんのこころも
ちょっとかりこんで
さわさわと整える
刈ったぶぶんは
お日様に干して
お月様の光も吸わせて
冬に着るふと ....
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