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ものすごく
おなかがすいているらしい

そりゃそうかもしれない
今日はバニラアイスをひとつ食べたきりだから
食欲ってどんなだっけ
胃がしくしく痛い気がするけど
これがおなかすいたというこ ....
寄ってきた子供達に
お菓子をふるまってた 米兵に
自爆テロがつっこみ
多数の子供と兵士が
亡くなられたという

手をだす子らは
わざと 足止めしたわけではないにせよ
いつもそう ....
好きな男の子が悲しんでいるというのに
わたしは何もしてあげられない
せいぜい裸になってあげるくらい
好きな男の子はわたしが好きなだけで
わたしを好きではないから
あまりうれしくもないだろうけ ....
摩天楼の輝きは南極の煌めきに似て

梅雨空が霧雨のようなブリザードを呼び込む

クールビズなどどこ吹く風で皇帝ペンギンが

大挙して目の前を通り過ぎていく

陽炎が眩暈を連れてくると
 ....
  朝の くもり
  4時 15 分

  ほろほろ 酔ふ
  鷺の 跳びをる

  収束し また
  拡散する

  音の ひびきを
  臓に 包んで

  窓か ....
焼き場の待合室
薄いお茶と干菓子
食欲なんかないけれど
暇で
口に運ぶ
隣ではあまり見覚えのない
地味なおじさんが
やはりお茶を飲んでいる
季節は夏
蝉が鳴いている
もう少しクーラ ....
腕から生える腕
腕から生え他の腕に潜る腕
すべて腕
てのひらの無い腕
てのひらだらけの腕
今日の天気は腕ときどき腕
ところによりにわか腕
という天気図を指し示す腕
腕そば一丁、腕大 ....
カツン
病院の夜
廊下に映る非常灯
漂う薬品のにおいに
鈍く刺激される静寂

今夜は無風
女はそういったことを言ったと思う
喫煙所の密室(いまどき室内なんて珍しい)
いつからここにい ....
つくんと

ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたおうとする

好きな歌を

思い出せないフレーズで
立ち止まってはいけないと
覚えてるとこ ....
用なんかないよ
会いたいだけ
見せてよもっと
君を

明日はきっとあるなんて
どこの誰が保証してくれるの
今君と会えなかったら
今君と愛し合えなかったら
どこに生きる意味があるの
 ....
屋台では、
キンタマが売られている
夕方、あぜ道を通ると
牛はがたがた震えた。
そのあとで
顔も上げずにえさを食べる。
3匹目の獏は道端で
へたりこんでるところを拾った
小さな獏は虚弱体質で
夢はもちろん秘密も嘘も受け付けず
今にも消え入りそうに震えている

私は必死で噂とか言い訳とか  ....
愛してるだのなんだのかんだのと言ったところで
結局はどれもこれも同じような事でしかない
と言う事には随分昔から気づいていて
仕方無いので、10ページくらいにわたって
ずっと「好き」とだけ書いて ....
日が落ちて 暗い川に
すう とよぎる物がある
魚のひれに
背の高い草
それから
釣りのおじいさん
長い棒で
水をかき
橋をくぐる

なにがみえるのか
なにがきこえるのか
波紋と ....
ビョーキ

アイデンテテェ
狂気
喜び
エデン
楽園
地獄
個別
ツナガリ
孤独
精神的恋愛
肉体的恋愛
アキラメ
希望
絶望

空白
白濁
煙草
珈琲
 ....
青い花は青という色が嫌い
光の中の、青と言う光だけ
あっちへ行けと跳ねかえし
私達の目には青に染まった
青い花が映るのです。



私は私が嫌いだと主張しています。
涙を見せるのが恥ずかしいならば一人になればいい・・・
ただ僕は君の悲しみを、ぬぐってあげたいだけなんだ
もしそれがいやならば、そんなことはもうしない
けれどこれだけは、覚えていて
必要な時は、 ....
青い空から、紅の空にかわる
僕たちは照らされながら、ゆっくりと歩き始める
川の近くで君はふっと立ち止まって

「話したいことがあるの」
そうい言って、ベンチに座った
僕も、当たり前のように ....
  


枯れ枝をついばむ鳥は枯れ枝になり
木々の輪のなか 伝いさざめく
冬空をついばむ鳥は冬空になり
自身に雲を書きしるす
光に憂いを見るものの名を
書きしるす


一枚の光 ....
爽やかな日曜日
朝からお洗濯
はりきってお洗濯
お洗濯は大好き
がらんがらん
洗濯機が回るところを
見ているのも好き
暇だから見てるんじゃないよ
暇じゃなくても見ているの!
ごしごし ....
カレンダーが
隙間を 埋める

いちいち 並んだ文字
規則正しく
色までついてる

ななめに さいて
ずらしても

あくる日は 書いてなかったように
きちんと くる

時 ....
悪気などないのだから
だから尚更
優しいあなたは嘘つきになる

誰をも騙せなくて
自分を騙すことではじめて嘘つきになる


それがたとえ取り繕いの仮面であっても
優しいあなたは
 ....
ふわり、風

ふわり、髪

いつかの夏の真昼の丘で
風にそよいでいたきみのこと


ふわり、風

ふわり、髪

いつかの夏の真昼の丘で
きみの光が思い出に捕らわれそうで
 ....
生まれた日のことを覚えている
ちらちらと雪が降って
がやがやと人の声が聞こえた
そして何度か暗くなった
明かりは穏やかに灯った
鳥の声が聞こえた
硬貨の匂いがした
笑っていた
抱きしめ ....
七月の窓辺

夏色の羽をはばたかせて
揚羽蝶がひとり
庭に迷い込んできました

羽を持って生まれてきた生き物は
そんなふうに飛ぶのが
当然なのだというように

ゆらりと抱いた風をふ ....
生きるときも死ぬときも
私はいつも あなたと共にいます
この生命は あなたと出会うためのもの
あなたが傍にいることが
私の生きる道にある幸せです
たとえ背に矢を打たれても
あなたが生きてと ....
とても寂しそうに立っていたから
声をかけられなかった
檻の中
100センチの
ペンギン

タイミングが全て合ったら
結婚しましょう
氷の上で

夕方の風は冷たくはないの
ぬるいの ....
おっきなカエルが枕元に立って
コートの襟を直しながら
鼻の穴をヒクヒク ゲコゲコ


寒い季節になりました
子供たちを運ぶのを
手伝っていただけませんか?


あたしは目をパチ ....
なきうさぎの夢を見る
ある朝

目覚めると
あたりは真っ白な
雪の草原で

私も真っ白な
雪の装いで

私は嬉しくて
ぐるんぐるんと
でんぐりがえり

雪をまとって
走る ....
この世界にのみこまれた私たちは
感情の渦に支配され
すれ違う見知らぬ誰かにも
ほのかな期待のまなざしを向ける

こんな生きにくい世の中だけど
守るものがあれば
人は強くなれるという

 ....
PULL.さんの自由詩おすすめリスト(2662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
本能について- 佐々宝砂自由詩6*05-7-15
恐い- 砂木自由詩11*05-7-15
好きな男の子が悲しんでいるというのに- チアーヌ自由詩705-7-14
*凍てつく*- かおる自由詩7*05-7-14
暁_待- 紫野自由詩405-7-14
おじさんの話- チアーヌ自由詩705-7-14
すべて腕- たもつ自由詩1905-7-14
クライシス- こしごえ自由詩11*05-7-14
そうやってうたえばいい- ベンジャ ...自由詩17*05-7-14
どこかに行こう- チアーヌ自由詩905-7-14
屋台- プテラノ ...自由詩6*05-7-14
偏食_三- 落合朱美自由詩22*05-7-14
あぁへっぽこ色の珍人生!略してポコチン- 虹村 凌自由詩4*05-7-14
暗い川- 竹節一二 ...自由詩1205-7-13
教えておくれよ、そこの詩人さん- 虹村 凌自由詩4*05-7-13
私は私が嫌いだと主張しています。- ふじわら自由詩905-7-13
君を知りたい- 天使自由詩205-7-13
哀しい空〜Last_story〜- 天使自由詩305-7-13
かがみみるとき- 木立 悟自由詩205-7-13
あらいぐま- チアーヌ自由詩13*05-7-13
ぼん_ぼぼ_ぼん- 砂木自由詩12*05-7-13
優しきあなたへ罪状を- 千波 一 ...自由詩20*05-7-13
ふわり、風- 千波 一 ...自由詩15*05-7-13
生まれた日- ヤギ自由詩10*05-7-13
揚羽蝶- ベンジャ ...自由詩10*05-7-13
蝶々- 桜 歩美自由詩3*05-7-12
ペンギン園- チアーヌ自由詩1605-7-12
カエル交響曲no5- 蜜 花自由詩5*05-7-12
なきうさぎ- umineko自由詩5*05-7-12
こんな生きにくい世の中だけど- 葵 悠貴自由詩1*05-7-12

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