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なにかがうごきだすとき
すいっち
のおとがきこえると
ほっとした
とてもとおくで
かすかに
かちっ
おとがして
そうするとあとは
まえにすすむだけでよかった
そのつみかさねが
い ....
むねのなかに
がらすだま
があるんだっておもうと
うまくいった
らむねのびんみたいに
がらすだまを
くぼみにひっかければ
ことばだって
ちゃんとでてくるんだって

すきなこと
や ....
よみかけのぺーじに
しおりをはさんだまま
どこかへいってしまった
しょうせつ
つづきなんて
よめなくてもへいき
なはずだった
たいくつになったら
また
べつのほんをかえばいい
 ....
とうめいないれもののまんなかに
とうめいなこっぷがはりついていて
とうめいなみずでみたされている
いれもののそこには
こっぷからこぼれたみずがたまっていて
いれものをゆすると
ゆらゆら ....
めじるしをつくって
いえのそと
まどからみえるところにおいた
とおりがかったひとたちは
かんさつしたり
すきなばしょへうごかしたりした
かぜでたおれると
だれかがおこしてくれた
いろん ....
さびしくて
ねむれずに
ぽけっとのなかをさぐると
にんぎょうがゆびにふれた
さびしいって
ことばにするたび
つぎからつぎへと
にんぎょうがでてきた
つくえのうえにならべて
ひとりずつ ....
まさか
ほんものがあらわれるなんて
ゆめにもおもわなかった
いままで
だましだまし
やってきて
すこしは
ほんものらしくなった
はずなのに
ぜんぜん
まったく
たちうちできな ....
きょだいな
へりくつのかたまりが
そらからおちてきて
まちのたいはんをおしつぶした
こうえんのかぞくづれも
やくばのひとたちも
へりくつのまえでは
ひとたまりもなかった
みんなのつ ....
きれいなあきびんを
ひろったので
ひとり
となづけた
ごしごしあらって
ちいさながらすだまをいれると
そこをころがって
からからおとをたてた
まどべにおくと
ひとりは
かぜやあ ....
ここが
せかいのはしっこだ
もんばんが
ゆびさした
しょっていたものを
ぜんぶすてると
からだがかるくなった
せのびやくっしんをするあいだ
もんばんはうでぐみをして
かぎのたばを ....
いのりました
けんめいに
はをくいしばりました
はっぽう
てをつくしました
こつこつ
どりょくしました
のぞみが
かなうといいね
かがみにむかって
いいました
よけいなおせわ ....
てをつないで
じっとしていると
とても
しずかな
ねむりがおとずれた
きっと
だいじょうぶ
ささやくこえがした
そうね
きっと
だいじょうぶ
くらやみのなか
ぽたぽた
な ....
びんのなかの
うごきは
とてもかんまんだった
ときどき
うろこのようなものが
ひかったように
みえるけれど
すぐに
どろみずにかくされてしまった
ぬるぬるしてて
なんだかきもち ....
ぜんまいのねじ
をめいっぱいまいた
よういどん で
にしへむかってかけだした
ちからつきたら
また
ねじをまけばいい
ぜんりょくで
はしりつづけた
ちょっと
いったい
だれが ....
あめがやんだので
あのひとにあいにいった
べつのだれかに
あいにでかけたのか
よびりんをおしても
へんじがなかった
ひょっとして
すれちがったのだろうか
あわてて
うちへひきかえ ....
こんこん
つたえたいことを
もってきました
ああ
ごくろうさま
そのへんにおいといてください
じゃあ
たしかに
おとどけしましたから
はいはい
ちゃんとうけとりましたよ
あの ....
くやしくて
くやしくて
だれかれかまわず
きずつけたかった
じぶんのはいた
きもち
ことばが
ぐさぐさ
だれかをきりつけ
だくだく
ちがながれればよかった
ちくしょう
ちく ....
なにかがたりないよね
って
みんないう
なにが
ってきいても
こたえてくれない
たしかに
それはめいかくに
おもいえがかれているはずなのに
めをそらして
うまくいえないけど
 ....
えにかいたように
みごとにころんだ
あたまのうしろで
ものすごいおとがして
なにがなんだか
わからなくて
だいのじになって
ぽろぽろなみだがながれて
たいようのまわりの
にじいろ ....
じめんにぶつけて
かどをおとし
いわにこすりつけて
かたちをととのえ
すなでみがいて
ひょうめんをならし
どろでこすると
やっとぴかぴかになった
さっそく
むねのおくにしまって
 ....
やっとのことで
いれものにふたをした
かぎをかけて
ひもでぐるぐるまきにして
たおるでくるんで
かばんにつめて
おしいれのいちばんおくに
つっこんで
ほっとひといきついた
りんり ....
えいえんについてかんがえるたび
きまって
とほうもなくながいでんしゃ
がおもいうかぶ
くらやみをきりさいて
でんしゃはひたすらはしりつづけていて
いくつ
とびらをあけても
つぎのしゃり ....
いつでもいいよ
って
ついいってしまった
じゃあいつか
かならず
って
てをふってくれた
ほんとうは
いますぐ
っていみなんだ
とおざかる
とおざかる



     ....
いえのかたずけがひとだんらくしたので
えんがわにすわっていると
ぽろぽろ
そらからなみだのあめがふってきて
にわじゅうをみずびたしにした
みんなおしゃべりにはあきたらしく
しぶきをあげ ....
しゃぼん玉が生まれた時
たくさんの仲間がまわりにあふれていた
陽の光はまぶしく
見るものすべてが新鮮だった
子供たちの手が伸びてきて
仲間のいくつかがぱちんと弾けた
悲しかったけれど
 ....
とてもいい天気だったので
カーテンを洗濯した
お風呂場で格闘して
庭の物干し竿に広げて
やっと一段落ついた
お茶を入れると
どっと疲れが押し寄せた

窓はこんなに大きかったっけ
昼間 ....
                       きゃらめる 7


  ことば

  1

とてもさむいあさはやく
よぶこえでめがさめた
もうふにくるまったまま
ずるずる
ゆかをは ....
103号棟アパートの階段を
屋上までのぼる
隠していた鍵でドアを開けると
海からの強い風が
征圧的に音をたてている
絶好の傘日和だ
家並みを見渡すと
陽射しが白く包み込んでいる

 ....
PULL.さんのアンテさんおすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すいっち- アンテ自由詩7*06-11-12
らむね- アンテ自由詩10*05-9-28
をおもう- アンテ自由詩405-9-3
わたしの- アンテ自由詩405-9-3
めじるし- アンテ自由詩705-8-23
みんな- アンテ自由詩605-8-21
ほんもの- アンテ自由詩4*05-8-19
へりくつ- アンテ自由詩505-8-19
ひとり- アンテ自由詩12*05-8-16
はしっこ- アンテ自由詩17*05-8-15
のぞみ- アンテ自由詩305-8-14
ねむり- アンテ自由詩305-8-13
ぬるぬるしてきもちわるい- アンテ自由詩6*05-8-12
にしへ- アンテ自由詩205-8-12
てんき- アンテ自由詩405-8-8
つたえたいこと- アンテ自由詩905-8-7
ちくしょう- アンテ自由詩705-8-7
たりない- アンテ自由詩505-8-5
すべってころんで- アンテ自由詩13*05-8-2
しかくいだなんて- アンテ自由詩905-8-1
おもいで- アンテ自由詩505-7-23
えいえん- アンテ自由詩8*05-7-23
いつでも- アンテ自由詩8*05-7-20
かなしいきもち- アンテ自由詩404-6-18
限界- アンテ自由詩14*04-5-5
- アンテ自由詩7*04-4-4
きゃらめる_7- アンテ自由詩12*04-4-1
傘日和- アンテ自由詩204-3-25

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