すべてのおすすめ
「僕はどうかしていたんだ。
 本当に、現実になるなんて思わなかった。
 恋ってそう上手くはいかないものだね。」


「ああ、そうだね。
 つまりは、そういうことだったのさ。」


 ....
八月
がくる。別れの季節
を知らないままに。
二度と醒めない夢
を夢見ながら、二度と終わらないおはなし
のまんなかにいる。
失われたひと
によってうたわれた歌
を、誰
にも知られない ....
クソったれ
と叫ぶのにも飽きた
きりが無いもん

渋谷でラオウとケンシロウ
二人が闘ったら
きっと明日はいい日になると思う

スクランブル交差点を
僕の詩で埋め尽くせたら
次の日は ....
まず、最初に言っておくけどね。
冷凍室から取り出したばかりのアイスキャンディーを
すぐに舐めてはいけないよ ホワイト

表面を白く覆う 霜という物が消えてから
静かに舌で突っついてさ 甘 ....
モスキートにキスされて

わたしのあんよは

はれもよう

えらいこっちゃ えらいこっちゃ よいよいよいよい

サンバのリズムが吹き荒れて

かゆさの神輿が湧きあがる

夏の祭 ....
お母さんミサイル (ミサイルをお母さんでくるんで軽く火を通したもの)



少女 (南から吹いてくる季節風のこと)



街 (顕微鏡に形が似ている)



青空 (比較的重量 ....
駅前のタクシープールに
老いた男と猫が
向かい合わせに座っている

餌の缶詰を猫が喰い
空き缶は物乞いの貯金箱となる

毛刈り前の羊のような
油色の毛を
肢体しならせ
舐める猫
 ....
空から
降り注ぐ
冷たい雨
それは
私の心模様
冷たく
寂しい
もしも
あなたの住む街に
雨が
降るのなら
それは
私の心から
溢れ
降り注いだ涙
受け止めて
もう一度 ....
早起きに過ぎる。
セミのくせに早起きに過ぎる。
年寄りみたいに早起きだ。
それとも年寄りなんだろか。

夜勤が明けて、
眩しい日射しが鬱陶しくてたまらない朝、
それでも眠らなくちゃならな ....
おばあさん たべねば だめだ

見舞いにきた人が
そう 励ましてから
おばあさんの 体調は悪化した

食べれねぐなったがら もうだめだ
と 急に思いつめたらしい

看護婦さんがみかね ....
「もう一回」
ってアイドルが歌う
精液まみれでアイドルが歌う

あたしも
「もう一回」
って上目遣いで頼むけど
別に一回で足りてる罠

「もう一回」
って愛をねだる
愛なんて無い ....
つきつち とぼとぼ
昇りかけた 爪の背

赤い雪 閉じた 街
散り散り 夏夜 宴

噛まずに 飲み込む
にぎやかな 靴の音

切り揃えた髪 だけ
しゃがむ 横断歩道
     空は
     青い
     雲は
     白い

     夜は
     暗い
     夢は
     儚い
     今日は
     過ぎる
     世 ....
     てふてふが
     海を渡つてゐるのを
     飢ゑた勇魚が、
     ぢつと、見た
     食べてはいけないのだよと
     言ひ聞かせながら
 
 
    ....
人はみんな変わっていく

いいふうにも 悪いふうにも

自分も 風景も

変わらないものなんて

きっと 何ひとつない


ただ流れに身をまかせるだけ
もう仕事なんてしたくねぇよ
こんなかったりぃ仕事やってられっかよ
俺はババァの愚痴を聞く為にいる店員じゃねぇ
なんで煙草すってりゃ金になるような仕事が無いんだ
沢山のバニーちゃん達に囲まれて
 ....
いつのことだったか
おーきな木に寄りそって
声もなく泣いたのは

知ることのできた空は
果てを知らずに膨らむ奥行
しっとり流し目をすると
逃げ迷う合せ鏡の黒髪

時が来れば尽きる
 ....
肌を突き刺す風に
たまらず上がる水蒸気
明日には霧になるでしょう
そんな湖面に私は
足を踏み入れ波を立てる

私を照らすその月は銀色に光って
見て、あなたに映えるように
白い薄いワンピ ....
消えたいと望むあなたは
死にたいのではないのだね

逃げたいでも
降りたいでもなく

消えたいというあなたのことを
少しはわかる気もしてる
私はいつも 横柄だから

 ....
朝が来る
布団を干すよ ゴミも出そう
冷たい空気も 日差しの中ではゆっくり溶ける
こんな日は どこまでも駆けて行けそう
だけど
日が暮れたら 家に帰ろう
おいしいおやつが欲しいなんて言わな ....
君はまだ若いから
いつも遊びのつもり
それも面白くて
それも楽しくて
否定する気はないけれど
どこかで今日も
どこかで今も
涙の数だけ起きている
鼓動の止まる瞬間に

泣いたっては ....
午後の生ぬるい図書館で 退屈と眠気のあいだを 振り子のように行き来しながら

頭の中では 隣に座った 白いブラウスの女のことを考えている

読んでいるわけでもない太宰治のページの端を 人差し指 ....
他人に媚売って
自分を売りつけてる

褒めれば褒めた分だけお返しがくるなら
今やってる職業と何ら変わりはない

自分がどれだけ
劣っているかも優れているかもわからないで
とりあえず笑顔 ....
夏にすきな言葉は




清涼飲料水




です。




それは
レモンをしぼった透明のサイダーで


汗をかいたグラスは 商店街の福引の。



扇 ....
堕ちる 堕ちる 堕ちる どこまでなんて知らない
視界は真っ暗ってわけじゃなくて
パチンコ屋のネオンやらスナックの看板やら
妙に見慣れた景色や知人の顔が通り過ぎる
おおい ウォッカ・ライ ....
遠くの丘の教会の厳かな鐘の音が届く


私は
{ルビ如雨露=じょうろ}を止めて
目を閉じた

愛の門出のサインであろうか
永き眠りのサインであろうか

私がこの手に
掴め ....
少女のために
空き地のために
泥靴のために

良かれ、とついた嘘


自分の肩幅も
かえりみず

良かれ、とついた嘘



あの頃は
そうでもしなければ
苦しくて
 ....
君の家に続く道の

あの黄色い花は

なんていうんだろう

ちょっと君に似ている


可愛くて

寂しげで


僕は君の横顔を思いだして

心の中でそっと

好きだ ....
俺は飲んだくれて泣くことはできても

死ぬことはできなかった

もしかしたら

もう1度

お前にあえるかもしれないと

思っていたからだろうぜ


生まれ変わっても

 ....
君は脱ぐ
同時に着る
どんなに脱いでも
君は君の核心から遠ざかっていく
まばゆい光の中
生まれたての姿になり
男たちの暗い瞳でできたプールを泳ぐ
淵に腰掛けていた男たちは
 ....
PULL.さんの自由詩おすすめリスト(2662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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どうしてここには生きてるものしかいないのってこと- ピッピ自由詩1805-7-22
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ホワイト&ホワイト&ホワイト- 千月 話 ...自由詩13*05-7-22
*か*- かおる自由詩7*05-7-22
お母さんミサイル他、- 捨て彦自由詩1105-7-22
老人と猫- kw自由詩9*05-7-22
- 小倉 夢 ...自由詩305-7-22
クマゼミ(百蟲譜50)- 佐々宝砂自由詩405-7-22
きっと- 砂木自由詩31*05-7-22
もう一回- まぽ自由詩3*05-7-22
記号の_上- 砂木自由詩6*05-7-22
Because- クリ自由詩205-7-21
_てふてふと勇魚- 紫乃自由詩12*05-7-21
_- 葵 悠貴自由詩4*05-7-21
逆襲の巨大ミジンコ- 虹村 凌自由詩5*05-7-21
白濁の樹- こしごえ自由詩10*05-7-21
銀の月- 椎名乃逢自由詩4*05-7-21
『消えるだなんて出来ないよ』- mana自由詩4*05-7-21
ただいま- 櫟 伽耶自由詩1*05-7-21
あの日- 恋月 ぴ ...自由詩7*05-7-21
ニンゲン失格- 大覚アキ ...自由詩1205-7-21
無限ループ- まぽ自由詩2*05-7-21
からんからん- コトリ自由詩13*05-7-21
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狭き庭にも潤い溢れて- 千波 一 ...自由詩17*05-7-21
良かれ、とついた嘘- 千波 一 ...自由詩14*05-7-21
★132_キイロイ、ハナ- 貴水 水 ...自由詩7*05-7-21
☆193_オマエニ- 貴水 水 ...自由詩7*05-7-21
ストリッパー- たもつ自由詩2305-7-21

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