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夏の図書館には、みんなが置いていくものが、ひたひたと満ちている
カップルも
受験生も
おじいちゃんも
みんな
置いていってしまう

夏の図書館に

外にはきらきらのひまわりが咲いて
 ....
しっぽしっぽしっぽしっぽ

おまえはしっぽ

俺は
おまえの意志に全く従わないそのしっぽを
ぎゅって掴んでやるぜ

しっぽしっぽしっぽしっぽ

おまえはしっぽ
しっぽという名
 ....
あなたの名前も
あなたの素性も
何もいらないのよ
そんな必死こいて説明する必要ないの

あなたの生い立ちや
あなたの前科なんて
関係ないのよ
何も弁解する必要なんてないの

このボ ....
[は]


蜂の翅より
はるかに儚い翅です

はらはらとはなやかに
花火ははぜるので
はたはたとはげしく
旗ははためくので

儚い翅は

はずみはねる春に
はにかみ
はら ....
駅を出たら
あれあれ
困ったぞ
駅前のコーヒーショップは目一杯
こりゃダメだ
ハイヒール蹴立てて
走れ走れ
歩いて8分の道のり
すぐにバテました
なんでこんなことしちゃったんだろうな ....
宝の地図を頼りに
ひた歩く森の緑の匂い
素足に刺さる茨の棘も癒されて
掌にこもれ陽を受けながら
小さな影を追いかける

悲しみなら深く
悦びなら永久に

真昼の森は爽やかな喧騒
小 ....
私は夏雲のあるこの空に
人差し指を差し込んで
この青空の
その底にある
人肌の群青に触れようとする
そのぬくもりは昔日の
小さなおまえのぬくもりに似て
あわあわと崩れそうにゆれる
いつ ....
肌の色も言葉の壁も乗り越えて友ができる今

地球上の世界を3つに分けるとしたら
あなたならどのように分類しますか

政治的 宗教的 経済的 地理的或いは何?

歴史は繰り返すと思いますか ....
いちわ 
いちわ

はだけられた
よい の くち

ちぢこまって 
のがれられない

ひざし に
いぬかれる なら

もう みえない 
だきしめて

あたためてい ....
ねまきのまま街をあるいて
みずしらずのひとにじっとみられた
さみしくてふるえだしたからだは
じぶんで抱きしめた

よそゆきじゃなきゃだめなのに
うまく笑えなくて
お化粧もしなきゃだめ ....

清い、白の

まだ濡れている
瑞々しい、ナイフ


フォークの曲線
その後の先端


グラス
の中の水
に落とした氷
純潔、純潔、純潔、衝突
高音 ....
降り立った駅のホームには
潮の匂いの風が吹いていた
タクシー乗り場では
タオルを首に巻いた運転手が
ワイシャツには不釣り合いなほど
日焼けした顔で機嫌よくドアを開けた

エア ....
私の
家の裏には
杉林があって
その向こうには
すこしばかりの空があって
夏になれば
蝉時雨が満面に鳴り響いているのです
しばらくそれを
みつめていると蝉の声が深く
静かに命を説いて ....
わたしは
命ではないものの声を聴く
わたしをここに
わたしをここに置いてゆけ と


横倒しになったわたしの心
たったひとつの言葉に浮かび
たったひとつの言葉に沈む
横倒しの ....
この世の天国かと思っていた
右も左もわからない
何も見えない天国への入口
痛みも無ければ
快感も無い
暖かくも寒くも無く
匂いも無く
生きている感覚すら危うく

そうか
全ての ....
[な]


――懐かしい泣き虫さんへ

長雨のなか
なけなしの茄子がなったので
撫でまわして和んでいます

仲間にはなじみましたか
訛には慣れましたか
ないものねだりの
涙を流 ....
[た]


谷あいの棚田に
焚き火して

鯛焼き食べながら
たまさかの煙草を楽しみながら
大義だなあと狸親父

タナバタさんの竹いるか?と
訊ねるがはやいか
竹林から
たっぷ ....
オニヤンマは、
空の道をもっていて
すうっと、
夏の光の騒がしいすき間を
無邪気な笑みで通りぬけていく。

この間、
{ルビ明日=あした}の出来事を
うすく
ニンマリ
なんて笑うの ....
我々はバカなことをしたかったのである。
否、バカなことをするべきときだと信じたのである。

夜9時から翌朝7時までチャットをするとか
明け方4時に大音量でヘビメタを聴くとか
あてもなく売れな ....
昔男を取り合った女はわたしと正反対で
なんでまたそんなことになったのか覚えていない
わたしは余裕で調子こいてたから彼女を敵とみなしていなかったが
わたしがいろんなことに忙しく男をほったらかしてい ....
I keep a parrot
that have vivid feathers.

Into a cage.
The parrot is heared my voice
that I h ....
もう少し先まで行ってみよう
目的なんか無くても
理由なんか無くても
手探りで歩いて行こう
見えないものを信じて
信じなくても
いいけど
僕と君
僕と君
僕と君
宇宙の広さを信じよう ....
よそゆきの言葉を使うのは
僕には似合わない。

それを君は良く知っているくせに
イタズラっぽく僕を転がしては
人差し指で2回ほど僕の額を叩く。

何も出やしない。

僕の尻尾はゆるゆ ....
ゆるされたよろこびにむせびないてから
つぎの夜がきたことさえまだ信じられないのに
めぐりきた朝は
わたしをからっぽにした

すずめが窓のすぐ外で
しきりにないているので
ぱんくずをなげて ....
貝殻の中で

「                         」
こだまする

「                         」
思い過ごしのような軽い頭痛


 ....

こんなことできるんだ

腹の底から
あんな絶叫

後の痛みを考えず
打ち付けた拳

流れたマスカラ
振り乱した髪

ペンを投げ
グラスを割り
イスを振り下ろした

 ....
何でもかんでも急ぐ人がいる

その人は、何でもかんでも早く終わらしたいんです

その人は、あせりすぎて肝心なものが見えなくなるのです






だから・・・

僕はその ....
もう着古した服みたい
わたしのからだ
アイロンかけたり
クリーニングに出したりして
どうにか綻びを繕って
お出かけに着ていくの
どこへ行くにも
着ていくの
サプリメント
ダイエット
 ....
蹴った石の音が
朽ちながら
からから、石を乾かしてゆく
腕に抱くものが欠けている
そっと、歩行の動作に紛れて探れば探るほど
空間は何処か冷静だ


石は乾き果て
気が付けば音も、 ....
その一瞬の沈黙で
都合のいいことを考えている
ひょっとしてあなた何か 言い出ださないかしら

瞳をのぞくのが好き
それですこし困って微笑うしぐさを見るのが
たまらなく好き

どうし ....
PULL.さんの自由詩おすすめリスト(2662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の図書館- かなりや自由詩7*05-7-30
しっぽ- まぽ自由詩4*05-7-30
ボトルキープ- まぽ自由詩2*05-7-30
五十音頭韻ポエムは〜ほ- 佐々宝砂自由詩3*05-7-30
驟雨- チアーヌ自由詩4*05-7-30
夢の足跡- 落合朱美自由詩7*05-7-30
今日生まれし者へ- 黒田康之自由詩1405-7-30
*遥か_悠久の地平線*- かおる自由詩4*05-7-30
ともに- 砂木自由詩6*05-7-30
よそゆきじゃなきゃだめなのに- 八月のさ ...自由詩805-7-30
サラダの輪郭- A道化自由詩905-7-30
帰省- 落合朱美自由詩13*05-7-29
蝉時雨- こしごえ自由詩17*05-7-29
わたしを憶える- 木立 悟自由詩805-7-29
レベルD- 虹村 凌自由詩4*05-7-29
五十音頭韻ポエムな〜の- 佐々宝砂自由詩9*05-7-29
五十音頭韻ポエムた〜と- 佐々宝砂自由詩4*05-7-29
、ゆく未練- こしごえ自由詩5*05-7-29
豆腐(国産有機丸大豆使用)に注ぐ涙について- 佐々宝砂自由詩4*05-7-29
新築祝いを送るよ- チアーヌ自由詩705-7-29
The_vivid_parrot_(綺麗なオウム)- kw自由詩3*05-7-29
天上へ- チアーヌ自由詩605-7-29
知ってマウス- 恋月 ぴ ...自由詩6*05-7-29
おはよう- 八月のさ ...自由詩305-7-29
ヤドカリの憂鬱- HARD自由詩4*05-7-29
爆発- スプート ...自由詩7*05-7-29
焦らず_慌てず_ゆっくりと- 天使自由詩105-7-29
着古したわたし- チアーヌ自由詩1105-7-28
半月の叱責- A道化自由詩905-7-28
女性上位- 夜景自由詩205-7-28

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