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おなじ空の下
姿は見えないけど
声も聞こえないけれど
おなじように息をしてると言うだけで
生きていると思うだけで
なんだか
とてもうれしい

あなたは今
何を思ってるの?

触れ ....
歴史にもしもはないという
死傷者の数はこれから増えていく

けれども
出来ることは出来たのだと思う

病院はくずれていなかった
街は街ごと崩れてはいなかった

死んでしまっていたかも ....
春のぬるい風をどうしても愛せない。
凍てついた枯れ枝の尖った輪郭を
冴えた静寂の中を立つ潔癖な冬木立を
ただ耐える以外には何もしないですむ季節を
ぼくは心底愛していたので
ふくらみはじめたつ ....
「P− − − ...    
               
               
    」          
               
              「 ....
馬鹿ターボ
全開で帰宅する俺
髭をたくわえ少しワイルドな俺に
おかえり、を言う娘は少しワイルドな俺に少し慣れ
一番星が出始めた空の下で縄跳びの練習中
綺麗でしょ、綺麗でしょ
いや、 ....
ひとりで、
ベランダに腰を下ろし、
F-22米軍戦闘機の、
プラモデルを手にして、
雲のない、
午前の青空を見る。
(わたしの両手が湿っている)
あたたかな風は、
わたしの、
首筋か ....
私はせっかちで
寄り道とか
大嫌いだけど

だけど
君となら
遠回りしてもいいよ
少しだけ
月のゆれる帰り道
僕は波に濡れ
波に濡れたままずぶ濡れとなり
絶え間なくそれは
断続的にそれは
いつまでもそれだった
それって
日テレ?
いえ蛋白質の軽めやや三十倍程度の喪中
ツモ
ラスハクで ....
 女はわたしといっしょに海の中に入りたいと言った。女には尾びれがあり、わたしには足があった。わたしたちはあのとき、海に入っていった。女が先に進み、わたしは後ろからついていく。波が胸元まで来たところで、 .... 「これを採るにはこうするんや」

口を大きく空に開けて
走り回っている
おとうと

おおきすぎるそれがちょっとこわい
私に
「これ、わたがしの味がするでぇ」

たくさんの
 ....
細かな雪が
隙間なく降りそそいでいる
長く低い壁の向こうに
巨きな一本の老木があり
黒と銀にたたずんでいる



動きも音も雪のもので
老木は自身の他は持たぬまま
ただ ....
レールの上に立ち尽くせば
ただ一人取り残されて
進む道さえ分からずに
もがくだけ体力は奪われていく

小さな幸せを夢見ていた
多くを望みはしなかった
けれどレールの上では誰もが
競うこ ....
この住宅地は
どこか変なんです
川っぷちにあって
どぶ臭いなんてことは問題じゃありません
臭いのならむしろ
どこからともなく漂う
昔の横須賀線の臭いの方が
ずっと気になります
日当たり ....
ワン!
と唐突に始まる詩
を数編書き
少女はそれから二度と詩を書こうとはしなかった
ターコイズ、ターコイズ、ターコイズ・マーチ
ターコイズ・マーチ
先生!山下君のターコイズ・マーチ ....
花は美しく
どんな世界をも完成させます
花は清く
失った物の美しさを
思わせるようです

花は明日枯れるので
一層美しくありたいのでしょうか
その
脅えるように開いたつぼみは
わた ....
今、入門書が熱い!
という情報を聞きつけ
俺は師走の街をかっ飛び
かっとーび
許されるならすべてを散財し
強弱も忘れずに
強も弱も
俺の大切な兄たちたちが教えてくれたよ
引き連 ....
年を重ねるごとに
また一つ新しい痛みを覚えて
段々と臆病になっていく
諦めることにも慣れた
この頃は

ただ抱きしめてくれる腕を探して
他愛もない嘘だけを積み上げる
砂で作った城のよう ....
――毒に気付かせない様かつ頼り無く感じさせる程優美に――



鏡と鏡

鏡 鏡

あれ?あなたはお仲間?
それともここに映るのは私なの?

演技をする人の間で演技は分からない
 ....
神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい
私の可能性は自分だけでは見いだす事が出来ず
私の限界は手に触れる程近くにある
私の思考には制限があり、明日の事すら予期できず
通り過ぎて来た過去にすら捕 ....
空からたくさんの手紙をわたされ
緑のなかへ入り
迷ううちに手紙を失くし
戻ってきたときにはいつも
お礼の手紙が積まれている



迷うために迷うのではなく
たしかにどこかへ ....
て ぶくろう
ほけちょ

たるんだ
ゆめ み

あしあと ついばんでる

って ふく ろ
あ ほう
脳みそが痒いな
朝から痒いな
のこぎりでギリギリと開けて
痒いところを掻きたいな
掻いたら脳みそぐちゃぐちゃになっちゃうかな
ぐちゃぐちゃになった脳みそは味噌汁になるのかな
 ....
さけすみ の よい
ひきちえ お のこ

そでひく で でん
つきくに ほ ねね

たなせや な ゆれ
くもまに み かけ

すりつむ ま ひる
こいのむ で でん


ひらめき どきどき

きらめき うきうき

ゆらめき いきいき

ときめき すきすき




めきめき ばきばき




もう あきあき
Every heartache
cause me to break apart
and every time I stand tall
I no longer could see
the b ....
「いじめられるあんたにもなんか問題があるんじゃないの?」
と母が言う
ので
これからは
学校の帰り道だけで
泣こうと思う

みんなに
嫌われてしまうのと言うと
となりのクラスの尚子は ....
野茂投手が
大きく腰をひねり
ボールを投げるのを
見ていると
カッコイイ

僕と同じ大阪で育ち
朝が弱いので
朝の練習はとても
嫌いだったらしい

米の、放送局のインタビュアーに ....
I hate the word "Soul mate"
I feel like being passive
dreaming forever.

I will
wor ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
何もしてねぇよ。何もしてねぇ。
何も知らないし、全て終わった事だよ。
だから、お前等には関係の無い事だ。


***
あのなぁ、私妊娠してもうてん。
あのボケの子供、妊娠してもうてん。二 ....
PULL.さんの自由詩おすすめリスト(2662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
I_fell...- Lily of the ...自由詩6*05-3-20
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シェルター- 汐見ハル自由詩7*05-3-15
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白の終わり- たもつ自由詩7*05-2-6
霧(ミスト)_(連作7)- 光冨郁也自由詩9*05-2-5
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粒光季- 木立 悟自由詩505-2-4
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略歴- たもつ自由詩1005-1-31
心を保つ花- 月山一天自由詩8*05-1-31
primer- たもつ自由詩905-1-30
ただ哀しくて- 快晴自由詩3*05-1-30
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ノート(緑のなかへ)- 木立 悟自由詩505-1-27
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ゆき_ひかり- 砂木自由詩3*05-1-26
きききき- 大覚アキ ...自由詩405-1-25
The_concrete_flower- 月山一天自由詩2*05-1-23
ゴキブリ- 月山一天自由詩6*05-1-21
オフの野茂とぼく- 石川和広自由詩9*05-1-20
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