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ずしん

頭の上に何かが落っこちてきたみたい
どうすればいいか
わからなくて
押しつぶされそう
地面にめり込んでしまいそう
でも
どんなに
形を変えても
絶対に
潰れたり
壊 ....
そうして朝には
ぼくはいつもどうりに
仕事にいく

やがて間違いも少しづつ
馴染んできて
気づかないくらいうっすらとなる

ありがとうという透きまから
空がみえるとき
眩しかったり ....
ぱさぱさと干からびて
色褪せてしまった
大学ノートを
赤い爪先で繰りながら

ため息ひとつ

セピア色と呼べば
聞こえはいいのだけど
少女じみた丸文字の
拙い言葉の羅列が苦 ....
2億5千万個の眼球の海へ
君はボートを漕ぎ出す
オールで眼球を叩く度に
そのひとつひとつが
グリグリ音を立て
歪んだ眼差しで君を見つめる


見つめる眼球に映るのは
どこまでも青い空 ....
飛ぶ夢を見たことがある


動物園のダチョウはすっかり砂にまみれていて
それはつまりダチョウの習性であって
その目的は害虫を防ぐことだ

そんなダチョウに翼があることは
どうにも不自然 ....
聞こえるはずもない
花のつぼみがひらく音

それが優しい歌に聞こえて


蝶がちゅるりと
その花の蜜を吸うとき

それが優しい歌に聞こえるから


ぷーんと飛んできた蜂が
そ ....
東京にスコールが降った夜
叩きつける車窓から
わたしは外を見ていた
欲しいものを手に入れたら
価値は等間隔で
あなたはきっとあの大きな家で
床上浸水
大変ね
タクシー横浜から午前2時
 ....
{引用=
ぽんぽんぽんぽん
なにかしら?
釣り糸ゆらゆら お隣りさんと なかよしさんさん
おぢちゃん おぢちゃん
まぁるいお空が 飛んできた
その隣りも そのまた隣りへ
ぽわんぽわん ....
椅子に座った子供が一人、
キンタマをいじりながら
コップに入った水を
ゴクゴク飲んでいる。
飛散したガラスの破片が
危ないものだなんて知らなかった
キラキラとひかって
みんながとても喜ぶだろうと
そう思ってた
はたらくりっぽうたいにであったあるあさ、ぼくはあさごはんがわりのえきたいをのどにながしこみ、はたらきにでるひとびとをしりめに、あるいた。
ひみつをもったばかりのぼくはとてもおちつかなく、りっぽうたい ....
こすもすもくもく
ゆけむりもくもく
おはなむずむず
おなかゆるゆる

よかぜぶるるん
こすもすゆらゆら
あかトタンやね
くずれておちた

いつかわらった
こすもすころころ
みづ ....
あの子のこぼした涙が
あなたの水面をゆらしたの
波紋はゆっくりと広がって
いつしか 消えてしまうと思っていた

水鏡にうつったわたしが
ゆがんでみえるのは なぜ。

どんなに掻き乱 ....
水風船われた
いつだって世界は僕のものではない
遠すぎる場所のことをうたったところで
僕のちっぽけな道は途切れたまんまだ
蝉しんだ
このまま地獄へ帰ってしまおうか
切ないことばかりを言って ....
押入れの奥から出てきた 段ボール箱は
ガムテープで 厳重に ぐるぐる巻きにされていた

封印のように巻かれた 茶色いガムテープを剥がして
中を覗いてみると

コロン と 青い透明な「キモチ ....
しずまりかえった夜
の浸透圧で
ゆるやかににじむ
染まりゆく夜
染まりきるころには
わたしたち 空っぽ

恋は死ぬ
愛は死ぬだろうか

輪郭は想う
幻色で、つめたく卵
うすく微 ....
{引用=





ゆつくりと 首を すげかへて
さみしさ を
あなたと わたくしの合間に横たはる、あの さみしさ を 
その一端でも 共感しやう
静かなあなた の 夢見言が
わ ....
その愛しい指が
わたしの名を綴ったからといって
距離は変わらずなのだけど


無機質なディスプレイに
時折運ばれる便りの
密やかなときめき


それは
一群れのシロツ ....
落書きは消さない
向かい風にむかって
ときおり模様を懐かしむ
みあげた空がいとおしいなら
転べ、青い獅子

記憶にとどめたい
最後の絵を抱えて    
おれの神さまは
無慈悲で かわいいやつだぜ
傷口から したたる詩を
無邪気に よろこんで
唾 吐きかけやがるんだ
第三公園にて
子供たちの遊びがバタリと終わり
夕刻が全く遊びではなくなったころ
通称・動物公園、を
理解できずに正しく第三公園と呼んでいたら
わたしの待ち合わせだけが上手くゆかないまま
わ ....
よみかけのぺーじに
しおりをはさんだまま
どこかへいってしまった
しょうせつ
つづきなんて
よめなくてもへいき
なはずだった
たいくつになったら
また
べつのほんをかえばいい
 ....
ざあざあ雨の日の赤信号
私は傘の代わりにバックをかぶっていた
足元にいた雨蛙が
私を見上げて
ゲコゲコゲコリと笑った
逃げもしないで

お前も信号を待っているのかと訊くと
雨蛙はまんま ....
人の生き死にをたやすく
詩になんかするものじゃない
と、貴方は私に云い
今のところ
概ねだけどそれは守られている

けれど私は
貴方の生きざまと
死にざまだけは
しっかりとこの眼 ....
そこかしこに扉はあって

それは
いろんなところにつながっている

何気ない会話の
ほんの小さなやりとりにも
そんな扉がひそんでいるから

いつでもどこでも
特別を感じられるんだ
 ....
私の中に
午前を飼っている
白い舟がいくつか
遠く漂う午前だ
華奢な草の葉がためらいがちに揺れ
吹く風のなかに
覚束なげな青さが
消えない午前だ

もう長いこと飼っている
だからも ....
 
 
泥酔したアタシは ケータイを取り出した
 
 
「 むかえにきて。 今すぐ。 」
 

 
 
午前2時という時刻を
 
 遅いか 早いか 決めるのは アナタ
 
 ....
まなこ に にちりん

もろて に こがらし


つち の かんむり しろ こだち 



かぐわし みつ むし

たわわ の やま つき    


かぜ の ふところ  ....
とうめいないれもののまんなかに
とうめいなこっぷがはりついていて
とうめいなみずでみたされている
いれもののそこには
こっぷからこぼれたみずがたまっていて
いれものをゆすると
ゆらゆら ....
悲しいことがあるとトイレを詰まらせて、
水浸しにするあの子。

べたべたになってしまったわ。
だって、運動靴の踵を踏んで歩いているんだもん。
反則だわ。

それが涙の代わりだと気付いたの ....
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