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かかりすぎる 振り子
届くまで 飲み込んだ 長さ

ふさがってる ノート 
ささやかな 白 の 記

とめられたいのなら
かわって
につかなくなって

ぽーん と 破れた  ....
  農夫は詩人である
              こうず まさみ

農夫は田畑で働く詩人である
土の匂いで土の声を聞き
土の匂いで土の願いを受け止め
命あるものを育てる

蜜柑の収穫が ....
ことばの世界
は、白い

深い霧のよう
に、白い

白くて
何も
見えない

手探りして
手を伸ばすと

君の心臓の
感触がした
地をふりかえる
もはや人でないものとして
山に分け入るべき時だ
鼻を濡らして
舌を濡らして
人としての重荷を下ろす
頬を赤らめ
森を通って山の頂上にたどりつく
おしり むずむずする
 ....
叔父が僕の万華鏡を批判する
32番目の粒と33番目の粒を隔てる
その境界が許せない
そう僕をなじる
叔父は万華鏡の向こうに
破れた手紙と生まれた赤子を取り残し
僕と同じ歳になる
そう ....
惑星探検隊は、その星の生物に囲まれてしまった
探検隊の周囲でひざまずいて祈りを捧げ始める生物
「俺たちを神か何かと思っているのか」と隊長
「翻訳機のスピーカーを入れます」と隊員

「神よ、い ....
               
               
               
 ’,  ’,  ’,  ’,
  ’,  ’,  ’,  ’
   ’,  ’,  ’,   ....
遠き日の記憶に濡れし花鳥画に
火の粉降り染む花明かり
{ルビ花花=かか}千片の闇の間に
{ルビ花柄=かへい}震わす蝶模様
{ルビ花筵=はなむしろ}挿す{ルビ簪=かんざし}は
唯皓皓と花崗岩
 ....
すき、
ではじまり
きらい、
とつづき
くるん、とまわって
また、ひとひら
やわらかなあしもと
あおいはなびら
ゆるり、ふうわり

そのあそびは
かならず
すき、
ではじまる ....
千年前
好きだった男がいた

自分の名前が
世界で一番嫌いな名前で
あたしの名前が
世界で一番好きな名前だ、
ということを
いつも言っていた
薄すぎる
珈琲を飲みながら

男の ....
はじめて詩を読んだ時
若くて とてもかわいいと思った

しかし しだいに冴え
凍るような苦痛 けど
美しさをまして

貴女は 詩を うとんじていた
悲痛な思いを記す事を 嫌悪し ....
自転車にひょっとこ
荷台ボロボロ
俺、激しくペダル
自転車にひょっとこ
走れ
俺号
うおーっ、うおーっと雄叫び
おまえの背中が春に似ていて、俺
自転車にひょっとこ
泣けるねえ ....
やさしくて
かわいくて
その肉は
おいしくて
てのひら
ぷにょぷにょ
だいすき
だいすき
血に肉に
わらって
わらって
こっちむいて
パン●
斜体
滑空する
地平は沈黙したままの
全くの木蓮
光/グライド
焼けだされる
きれいな、
春を




{ルビ廻輪=くるま}の中で幸せだった
花の匂いがしていた
四方八方が ....
               
 み  み み  み     
 み  み み   み    
 み  み  み   み   
  み み  み   み   
  み  み み    み   ....
アンパンが転がっている
アスファルトに一つ
生きる術が転がっている
下り坂を
そいつは逃げるように加速して
俺も全速力で追っかけて
行く先から車が向かってきて
アンパンはくぐり抜けたが
 ....
殴り合ってケンカして、言い争いもしてみたり
時には涙もしてみたりで、本当に嫌いになることがあっても
僕らはまだ、幸せだよね。
君が居て、僕が居るんだから。

時計をなくして、太陽も頼りにでき ....
眼を閉じよ
どんな風景が
どんな制裁が
君をここまで連れてきたのかを想像せよ
踏みつぶされた
ひとつひとつの物語を噛みしめて
陽の下でのあらゆる可能に背を向けて
夜の中での不可能に随伴す ....
どこに
どこへ?
見あたらない確かなものって何?

環状線で、きた
絶望のままにか

よれよれのTシャツで
ふらふら歩く
悲惨の影も見当たらない曇り空の遠く
頬がピクピクけいれんす ....
花を摘んだの?

群青に沈んでゆく
風の流れてゆく
窓辺で
聞かれて

君の後れ毛を
遠くに感じて

僕は急に
君の腕をつかんだ
とてもやさしい腕を

君は驚いてそして笑っ ....
どうしようもない気持ちを
家に持ち帰ってしまった
疲れた と体が軽くなるまで
脱ぎ捨てた

未消化のまま
腹の中でムカムカと
この続く感じが
たまらなくいやで

吐き出すように
 ....
あとほんの少ししか時間がない。
その時をどれだけ大切な人とすごそうか・・・どれだけ長くすごそうか・・・・
そんなことばかり考えていた・・・。その恐怖は、楽しささえ奪ってしまう。
今はもう、笑う余 ....
{引用=
どれだけ言葉を吐こうとも
どれだけ嘘を吐こうとも
結局僕らは






元気にしていますか?僕は元気でやっています。
この前、あなたの劇団の公演があったと聞きました ....
チョークの淵を遊ぶ子
意味のない歌を歌う
それはそれは怖ろしい歌

それは 怖ろしい歌


ひとつだけ覚えている言葉

「真昼の月を描きなさい
力は要りません
知恵も要りません
 ....
手をつなぐように立ち並ぶ
銀杏並木の下を歩く

影踏みをしながら
陽射しを避けて木漏れ日をぬう
揺らめくカーテンの折り目に隠れるように
柔らかい幹に身体をあずければ
背中から伝わる
静 ....
てめぇの詩を覚えるより
その教科書を覚える方を選ぶんなら
詩人なんざ辞めちまえ

詩人なんざ 辞めちまえ
君が流した涙の粒を
宝石に変えてちりばめたのが
今夜の空だよ

悲しい夢を見ないように
どうか涙を拭いてください
冷蔵庫が空と意味の境目を走る
洗濯機は今日も何かを言いそびれている
昔、電子レンジで猫を乾かそうとした人の話を
聞いたことがある
まさか自分がその当事者になろうとは
炊飯器が黙祷を始めた ....
                   − 素子へ、特別版 −


子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
ぱちん

くうきがはじける

つたわるのは ち か ら

ぶぅん

なげきがくすぶる

だいしょうは す う じ


きりとられたなみだは

とてもきれいにかがやいていて ....
PULL.さんの自由詩おすすめリスト(2662)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とめた_さきに- 砂木自由詩5*05-5-16
農夫は詩人である- 肥前の詩 ...自由詩7*05-5-16
COLOUR#WHITE- 043BLUE自由詩6*05-5-16
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海底ホームドラマ- stiGma自由詩205-5-14
寓話_祈り- クリ自由詩7*05-5-14
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花告げ人- ヤギ自由詩3*05-5-13
ねこねこの、くるん。- 汐見ハル自由詩405-5-13
ジョンレノンはイマジンと言うのが精一杯だったんだ- ピッピ自由詩505-5-12
月光の花のような詩を書く_貴女へ- 砂木自由詩12*05-5-12
自転車にひょっとこ- たもつ自由詩1705-5-12
パン●- チアーヌ自由詩2*05-5-11
リタルダント- サカナ自由詩10*05-5-10
D- 槙田雪自由詩305-5-10
アンパンと俺と- 守山ダダ ...自由詩605-5-10
幸せってなんですかね?- 完食自由詩505-5-9
オカルト- 岡部淳太 ...自由詩4*05-5-9
寝息は立てない- 石川和広自由詩10*05-5-8
花畑- ふるる自由詩14*05-5-7
詩を書いた- 自由詩4*05-5-7
タイム・オーバー〜天国で君を待つ。- 天使自由詩105-5-7
手紙- 虹村 凌自由詩7*05-5-7
過ぎて行く- ヤギ自由詩6*05-5-6
銀杏並木- ベンジャ ...自由詩5*05-5-6
詩人なんざ辞めちまえ- 虹村 凌自由詩7*05-5-6
良い夢を- 自由詩5*05-5-5
家電- たもつ自由詩1105-5-5
スタンダード- 大村 浩 ...自由詩55*05-5-4
テぃーヴぃー- かぜきり自由詩2*05-5-4

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