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夏の日差しだ
これは夏の日差しだ
覚えている よく覚えている
夏の風だ
これは夏の風だ
覚えている よく覚えている
カエルの声と 水田の青々さと
僕の心臓は ....
彼はいるのだ
明るさ―この時期には場違いな―の中に
まるで透明で小さな箱に押し込まれたように
彼は縮こまっているのだ
ただ、昨年、一昨年、と
思い出せるだけのこの時期の思い出を ....
ふと気付けば夜の闇
棒のような足を動かし
やっと山から出た
そこには町があった
町は不気味なほど静まりかえっている
町を歩き回ってる時にこんな声が聞こえてくる
「ようこ ....
貝殻の中で
「 」
こだまする
「 」
思い過ごしのような軽い頭痛
....