すべてのおすすめ
夏の図書館には、みんなが置いていくものが、ひたひたと満ちている
カップルも
受験生も
おじいちゃんも
みんな
置いていってしまう

夏の図書館に

外にはきらきらのひまわりが咲いて
 ....
両脇に雑草が敷き詰めてあって
はじの白い線も消える途中の
でこぼこで、ひびの入った
道を行く

真夜中前の、見落としがちな気配を頼りに
妙に軽いステップよろしく
ふうわり
ふうわり
 ....
放課後
自転車置き場の
あのトタン屋根のしたで
さち子は
昨日のことをふり払うように
歌っていた。
その姿は
青いペンキがはがれ始め、下の褐色が見えてきたトタンよりも
3倍は
痛々 ....
爪の甘皮おしてると、女になった気がします
ゆるりとした4月の日差しを遮らずに
南がわの部屋の中で
女として
女として
生きてゆく心地を
いま、思い知らせて
桜が、潔くて美しいというのは本 ....
ゆうべ見た月
しなやかに
わたしの体を駆けてゆく
ころんでもいい
すりむいてもいい
ただただ
間に合わないのだけはまっぴらよ、って
ひとりごとを言いながら
もしかしたら
ひとりごとで ....
りんごのかわ
みかんのしろいの
きゃべつのしん
れたすのしん

くりちゃんのすきなもの
ほんと
どんなりょーりしろっつーの
彼は
肉を買ってきては

焼いて
あぶって
煮込んで
ゆでてて

など
様々な調理法で肉を調理していました
彼は
とくべつ肉が好きというわけではなく
とくべつ料理が好きというわ ....
PULL.さんのかなりやさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の図書館- かなりや自由詩7*05-7-30
道を行く- かなりや自由詩505-7-27
さち子、痛いの- かなりや自由詩3*05-7-6
女として- かなりや自由詩305-5-22
ゆうべ見た月、ぬれた月- かなりや自由詩104-12-7
くりちゃんなにたべたいのかな- かなりや自由詩404-6-6
- かなりや自由詩1*04-1-8

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する