わたしの影は
わたしの涙で
水色になりました
わたしがそっと足をつけると
ぴちゃっという音をたてます
わたしはくつをぬいで
服をぬいで
影のなかへ
沈んでいきます
....
ポイントなんていらない。
ポイントなんて、いらねぇよ、初夏。
ポイントなんて どうでもよくない? よくなくなくなくなくセイ イェーッ!
、、、嘘です!
ポイント欲しいです!
ポイント入れ ....
人は数字ではない。東大合格者も戦争や天災での死者もしばしば数字で表される。だが人は数字ではない。とカッコつけといていきなり卑近な話になるけど、ポイントも数字じゃない。無論数字で表されるし数字で表すしか ....
だいたいポイントもらうために詩を投稿するってのがまず本末転倒だし、
ましてやポイントのために詩を書くなんて言ったら
それこそ何考えてるのか全然わからん。
つかさぁ、こんな小さな限定された場所 ....
彼女は朝からずっと「思想」をこねたり、伸ばしたり、丸めたりしている。
僕は寝巻き姿のままで、その姿をビールを飲みながらずっと見ている。彼女が試行錯誤している姿を見るのは僕の週末の一つの過ごし方 ....
目覚まし消して20分二度寝
軽くヤバス
やばいけど煙草を吸う
そしてなぜかいつもより丹念に今日着ていくニッカのコーディネートを選んだりする
少しうんこが出そうなのでうんこをする
マ ....
携帯はコンパクトに似ている
電車のなかで
そして街角にたたずみ
見つめる先に映っているのは
わたしであったり
わたしの知らないわたしだったり
お気に入りに登録した
サイトを巡る
....
「えーん、えーん」
なきむしのさっちゃんは
きょうもないています。
「えーんえーん、おかーさぁん」
なきむしのさっちゃんは
なきたくなると
いつもおかあさんのところ ....
{引用=
詩にも
いろんな
言葉があるように
みんなの思いも
それぞれ違う
みんなの書いた詩も
それぞれ違っている
決して
同じではない
好きなら
もっと
気楽 ....
切れかけた電灯の下で
私はまるで
フラッシュの照明を受ける
舞台上のファッションスターのようで
夜を纏い
黒いアスファルトの上を
踊るように歩くのです
世界は私だけを照らし ....
今僕は、「生きる理由」という詩集を開き、アンソロジーである
この詩集の最後を飾る「はたはたと頁がめくれ・・・」という詩を
読もうとしています。海を見る時に何を想うかは、その年齢によっ
ても感 ....
そういえば、春をずっと待っていたのです。春らしからぬ、風に身をよせ
いつのまに桜は散ってしまったの?桜のように私も消えたい
その月を明るくなるまで探してた。君も見ている青い月です
一 ....
家族に絶望して
ああようやく私もここから
逃げ出せると
そう思いました
血のつながりを
絵の具の白で塗りつぶして
ああ白色は
このためにあったのだと
私は思いました ....
南風に乗って、夏が
駆け込んできた
いつだったか あなたは
疑いなく寄せるそれを
レモンの光、と呼んで
指先で掬い上げて口付けをした
透明な時軸につかまって、僕は
ひとま ....
夕陽がしぼんでゆきます砂時計
冷凍庫いつかの恋がフリーズドライ
夜景はね化粧が下手ねとすっぴんで
片恋はまた雲となり俄雨
言いそびれし言葉のジュラ紀の地層調査
またあした ....
今日、久しぶりに夢を見まして。
−僕はとても大きなヒグマ。 そして僕はとても尊敬されていました。
たくさんのお供え物。口へと自動的に運ばれる食べ物。
僕は大きくなりました。 ....
自惚れの嫉妬淋しき立夏かな
折れた木の枝は
交尾中のティラノザウルスのよう
街路樹は
地面から生えた手のよう
夜の散歩道には
昼間に見えない
不思議な生き物たちが
姿を見せる
地面に映る ....
腹を空かせた蛇が
宇宙を丸呑みしたそうな
大きな口を開けて
パクッといった
宇宙は蛇の腹の中にあって
時折酸性雨のような
蛇の胃液が降り注いで
少しずつ世界は消化されて ....
それはもう、最初から決められているものなのだと思う。
[ チェス ]
チェスの盤に向かいながら「道玄坂いろは」はそう呟いた。
保健室のカーテンで区切られた一角、消毒液の臭い ....
ようするに彼は(アフロさんは)不信に思うところの「知識人」というよくわからない言葉を、その自身の辞書にもっていることが既に解せないのだ。彼の言いたいことを、まさにそのように感じる。この「感じる」につい ....
先刻、下記のような戯れ詩「ゴム人間」を書いた。
自由詩にアップロード後、再読したところ、なにか居心地が悪く、自分のものでないような感覚があるので、その理由を考えた。
はらだまさる氏の近作、ゴム ....
養老猛司氏の『真っ赤なウソ』(大正大学出版社)を読んだ。
『バカの壁』で知られる解剖学を専門とする著者の、理系学者らしい独特でシャープなその語り口にファンも多いのかも知れない。そしてこの本の中に ....
「百万円といったら、大金じゃないですか。」
驚く私に、老女は、落ち着いた様子で笑いながら言う。
「ふつうだったら、そう思うかもしれません。でもこれで人生、やっと清算できた思いなのです。」
電 ....
どんなことを思って歩いたのだろう
泣きながら歩いて帰ってきたという
すれ違ったひとびとと
あいつはどんな交流をもったのだろう
友達どうしが大喧嘩して
こわくなって泣い ....
わたしは十九歳頃から病気だ。高校から音楽にのめり込み(ピアノ)。クラシック。 病気に なっちゃった 。 高校時代は 自分でも 楽しかったのか と きかれたら 楽しかったけど 高校時代が あんなものか ....
常に読み手の読みは一方的かつ独善的であるのだから、読み手として評(感想)を書くときは、その範囲で読んでいるのだという意識が必要で、それ以上は踏み込めない。
だけどまあ 愚かな思い込みも含めて全て ....
確かめるように差し出した
金魚引換券は
手のひらの熱で
もう、よれよれだ
(ううん
(いちばん小さいのがいいの
(だって
(いちばん大きくなるでしょう?
わがま ....
ワーズワスの「詩とは力強い情感がおのずから溢れ出たもの」というコトバが示すようにロマン派の詩人達は人間を無限の可能性を持った湧き出る泉のような存在として考えました。それに対してヒュームは人間というのは ....
ここはどこかとおもう
そしてすぐに
ここは大地だとおもった
風がふいて
雨がふって
鳥がないて
いきて
いる
奏でる というようなものではない
どこからともなく湧 ....
生田 稔さんのおすすめリスト
(2168)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白い影の住人
-
なかがわ ...
自由詩
14*
07-5-19
ポイントください
-
北大路京 ...
未詩・独白
39+*
07-5-17
ポイントは数字か?(親指1000字エッセイ)
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
13+*
07-5-17
ポイントポイントうっせぇなぁ。
-
いとう
散文(批評 ...
20+*
07-5-17
_【小説】彼女の「思想」とサンドウィッチ
-
なかがわ ...
散文(批評 ...
2*
07-5-17
マイミク募集中
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
18*
07-5-17
け
-
恋月 ぴ ...
自由詩
33*
07-5-16
絵のない絵本のような
-
朝原 凪 ...
散文(批評 ...
1*
07-5-15
「気楽に詩を書こう」について
-
蛇ノ宮
散文(批評 ...
3+*
07-5-15
私だけのスター
-
なかがわ ...
自由詩
5*
07-5-15
新川和江氏への手紙_〜名詩を読む②〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
3*
07-5-14
【短歌祭参加作品】春を待っていたのです
-
たにがわ ...
短歌
5
07-5-14
ファミリー・アフェア
-
なかがわ ...
自由詩
4*
07-5-13
炭酸レモン
-
Rin K
自由詩
43*
07-5-12
俄雨
-
小川 葉
俳句
7*
07-5-12
現実が虚構に勝つ時。その嘘。
-
箱犬
散文(批評 ...
2*
07-5-12
立夏
-
A-29
俳句
1*
07-5-12
夜の散歩道
-
なかがわ ...
自由詩
3*
07-5-12
蛇の腹
-
なかがわ ...
自由詩
5*
07-5-12
チェス:初期設定の話
-
渕崎。
散文(批評 ...
1*
07-5-11
バカの壁と知識人はどうでもよくて…
-
カスラ
散文(批評 ...
1
07-5-11
盗作考
-
あおば
散文(批評 ...
7+*
07-5-11
「生命至上」が、普遍の価値なのか?
-
カスラ
散文(批評 ...
4+*
07-5-11
投資
-
小川 葉
散文(批評 ...
2*
07-5-11
オレが死者になったとき
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-5-10
_少年老い易く学成り難し。一寸ノ光陰軽ンズ可カラズ。__
-
すぬかん ...
散文(批評 ...
2*
07-5-10
評,単純に感想
-
リーフレ ...
散文(批評 ...
12
07-5-9
春金魚
-
佐野権太
自由詩
29*
07-5-8
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(3)
-
藤原 実
散文(批評 ...
3
07-5-8
にじのみさきにて
-
さち
自由詩
18*
07-5-7
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
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38
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57
58
59
60
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62
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66
67
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