もちろん全ての詩についての論と同じようにこれは、私にとっての詩の書き方に違いありません。全ての詩についての論と同じようにイデオロギーであることは否定できませんし、多分違う書き方もあるでしょう。

 ....
マグネチックスピーカー
                       2008年10月15日20:27

  先日、秋葉原で求めようとしたが、お店には無いので、やむを得ずネットオークショ ....
2008年10月09日20:06
  先日秋葉原にマグネチックスピーカーを買いに出かけた。
マグネチックスピーカーは第二次世界大戦中までの普及型ラジオ受信機に広く使われていて、ハイファイとは言い難 ....
「もしそこのあなた、私が何か為になる話をしてあげましょうかなどと、素晴らしい湖の上空で関々と啼いたので、吃驚しなすった! そうでしょう、そうですとも、我々はいつまでたっても機械の歯車でございますから、 ....  
 
石積みの朝
陸橋はその歪んだ影を
路面に落とし
昨日までの工程を語り終えると
あなたは静かに
最後の生理を迎えるのだった
 
+
 
足音が擦り切れていく
あなたにとっ ....
あのひとから乞われた訳じゃない
成り行きでと言えばそんな感じだった
奥さんよりも私を選んでくれた
そんな幼い優越感が無かったといえば嘘になる

幸せだった頃に家族で訪れた事があると話していた ....
涙が出る程眩しい空の下の
君と猫をそっと盗み見ていた
暖かい街並みに似た君の笑顔
猫と僕は何も知らない振りして

気が狂う程優しい風の上で
最期の色をきっと今見ている
繋がらなくてもいい ....
夢の中で私たちは
幾度もくちづけを交わした
あなたの唇はいつも濡れていて
舌を入れると海の味がした
まるで水中深く落ちてゆく
立ち昇る泡が遠く遠く輪を描いて
はるかな岸辺へと


夢 ....
ひよこを食べる猫がいて
あるときひよこが
噛みついた

それからひよこは
猫を食べたり
ときどき親を
食べたりも
する



ひよこをだます猫がいて
おかげでひよこ ....
自由の翼が手に
入ったとしても
額縁の絵の中を
飛ぶことぐらい
しかできないし

お洒落な足かせ
をガチャガチャ
いわせながら記
号でお喋りして
いたほうが楽し
いかもしれな ....
舟、
から落ちた
青年の眼は
右往左往し
私に助けを求めた

私は
まるで彼だった私を探し
見つける
見つけたのだが
すでに、息をしていなかった
死んでいたのだ

死んだ体で ....
車道を行く
ひたすら行く
迎えは居ないが
歩く、ただただ道程をたどって

後頭部からカット・インしてくる
車両の音
踏み切りのベル
仕事帰りの会社員の独り言

二階から自販機に家族 ....
{引用=彷徨うお前のたましいからもしも右手が差し出されるのならば、}

泣いたり笑ったり
他愛無い言葉を交わしたり
時に交わってみたり
逆立ちしてみたり
泣いたり
笑った(ふり)を
し ....
 散文では少しばかりお久ぶりですね。
かと言ってこの散文を正座して待っているような人はいらっしゃるんでしょうか?いないと思うので、これからもマイペースに書き続けていこうと思います。

 さて、先 ....
何故かあのひともそうだった


年上の素敵な奥様がいて
それなりに幸せな家庭を築いていた
そしてそんな男の軽い浮気心に惚れてしまう女がひとり

初めて出逢ったのは真冬に逆戻りしたような夜 ....
オハヨウが
晴れやかに言えてますか

アリガトウが
滑らかに言えてますか

笑い方が
相変わらず下手ですね

奥歯が
痛いのかと思いました

コンニチワが
軽やかに言えて ....
夕月は君が
先に見つけた

でも

明日雪が降ることは
きっと教えてあげない

   *

君のいちばんのねがいを
たぶん私は知っている

でも

君のいちばんの ....
俺は、仕事に取り掛かっている。
この仕事はとても大切な仕事だ。なぜならば、 菩薩(部長クラス。すごく怖いし、すぐに怒鳴る。怒鳴ると、痰のような細かいどろっとしたものが飛んでくる。だから怖い。) がそ ....
 終わり

やがて
空が蒸発する

  僕は無機質になる


やがて
風が風化する

  僕の最後の灯し火を消す

終わりの時は
最初から始まっている

  僕は知らな ....
地球の地軸と同じ傾きで
ターンしよう

左手でインド洋を
撫でて

右手で北極熊を
持ち上げて

焼けた砂漠を裸足で歩くように
ステップしよう

左足で死海を
またいで
 ....
梢にお月さまがとまってる

お月さまだって
たまには
休みたいのよ
{引用=死ぬ気になれば何でもできる…

それは瀬戸際に立たされたことの無い人間の言葉}


新地に棲んでいた頃の母を良く知っているといって
狐目の男が自宅を訪れることがあった

その度 ....
音符が遊ぶようにして電線をくぐり
時折、絡まってはファルセットになる
美しく奏でるための


言葉たちは、そうしていつも
行き先を探していて
夜、は手招きをはじめる
屋根、そのオクター ....
ありのままに
よごれていけたら、いいね

きっと、
すべてを
にくめぬように
そまればいい、
ただ

たとえ
だれかが
よごれ、とよんでも
それはかならず
うつくしい ....
いやー、皆さん生きてますねー。
めちゃめちゃ生きてますねー。
まあこんなこと言ってしまうとさっきへらへら笑ってたような連中が目の色変えて「ただ・・・いきてるだけ・・・」とか言い出して僕がゲロ吐いた ....
 コーヒーのおかわりをきっかけに、小休止することにした。私達が始めたのは、とりとめのない世間話であったり、身の上話であった。蝋燭は、相変わらず影を持たずして揺れていたが、それは極めて自然なことに思えた .... 「見えるのね。」

 返答することに戸惑い、躊躇する私を見て、彼女は自分の得ようとしている答えを得ることができた様だった。同時に私も一つの情報を得ることができた。
 私の足元に存在し、燃焼し、発 ....
 嵐はまだ訪れてはいなかったが、それは時間の問題であるように思われた。一度風が吹き始めれば、それが合図となって世界が歪み始めるはずである。やはり確証無き確信に過ぎないことではあった。ただ、じきに遭遇す ....  真っ白な画用紙が、思い思いの色に埋め尽くされ、やがては無残に打ち捨てられるように、清純さは周りの利己によって泥まみれになるまで叩きつけられる運命にあった。芸術家というものは、残虐な生き物ではあるが、 .... お茶を挽く

この歳になってそんなことばの意味を知る

四畳半にも満たない小さな部屋
気まぐれなエアコンの吐き出す乾いた暖気が
枕元に畳んだ洗いざらしのタオルへ靡く

恋人にしてあげて ....
生田 稔さんのおすすめリスト(2168)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
3時間で詩集の感想を書く方法- イダヅカ ...散文(批評 ...7+*09-2-27
並四日記_その1_マグネチックスピーカー- あおば散文(批評 ...4*09-2-25
並四日記__その0_終戦の詔勅- あおば散文(批評 ...5*09-2-25
虹の走り- 蘆琴散文(批評 ...109-2-25
工程- たもつ自由詩2209-2-24
らっかするひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*09-2-22
君と猫- くろね自由詩3*09-2-18
私たちは夢の中で- 石瀬琳々自由詩10*09-2-18
ひよこ- 千波 一 ...自由詩8*09-2-18
枠枠- nonya自由詩11*09-2-16
無力化- 高橋魚自由詩2*09-2-16
ハイウェイを走る- aidanico自由詩6*09-2-16
sonorité- aidanico自由詩709-2-16
自己紹介しながら詩を語る!?その4〜私の血が赤い理由〜- そらの  ...散文(批評 ...2*09-2-16
螺旋のひと- 恋月 ぴ ...自由詩29*09-2-15
レッスン- nonya自由詩11*09-2-11
paLadox- Rin.自由詩19*09-2-11
業務日誌- 竜門勇気散文(批評 ...1*09-2-10
終わり- 乱太郎自由詩15*09-2-10
ダンス- nonya自由詩10*09-2-9
休憩- 風音携帯写真+ ...1509-2-9
新地のひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*09-2-8
美しい夜- さくら自由詩22*09-2-6
ありのままに- 千波 一 ...自由詩21*09-2-6
死ぬのがこわいなー、と思って- 竜門勇気散文(批評 ...3*09-2-5
人魚・終_〜開放〜___【小説】- 北村 守 ...散文(批評 ...3*09-2-5
人魚・3_〜対話〜___【小説】- 北村 守 ...散文(批評 ...209-2-4
人魚・2_〜蝋燭〜___【小説】- 北村 守 ...散文(批評 ...209-2-4
人魚・1_〜接点〜___【小説】- 北村 守 ...散文(批評 ...3*09-2-3
飾り窓のひと- 恋月 ぴ ...自由詩16*09-2-1

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73