まるい空に丸い月が浮かんでる
どうしても、あの
金色のボタン押したくなっちゃう
光ってる穴のぞかなくちゃいられない

そんな満月の夜だから
モギモギして
夜更かしするのも仕方ない

 ....
わたしが無職だったころ
茹で卵と塩むすびだけはんかちに包んで
毎日河原へ出かけていた
それしかやることがなかったのだ
アンケート用紙とかに
無職
と書くのが厭だったので
仕事を探してはい ....
飼い猫と捨て猫の違いぐらい
こんな私だってわきまえているよ

あなたに甘えられなくて
ミカン箱の中で過ごした一夜

大輪の花火きれいだとあなたは言った
そんな花火になりたくて
この街へ ....
空で迎える最初の誕生日に
どんな言葉を送ろうか


どういうわけかわたしの周りには
夏が好きな人が多くて
きみもその中の一人で
暑いのが苦手なわたしには
何度夏の良さを説かれても
賛 ....
 その時僕は岩のようなチーズを削っていた。
 背の低い空き箱に腰掛けて、股の間には薪火で炙る大鍋。
 削り節のチーズはみじめったらしく焼け焦げた鉄の上に落ちて、どろどろと溶ける。
 俺はどうやら ....
入道雲の向こう側
確かめたくて走り出す
在りし日の思い出
途中から自転車に乗るようになり
ずっと遠くまで進んできた
一本道はまだまだ細くなってゆく


光を集めたビー玉
ころころと転 ....
いたるところに椅子はあるが君はそれに気付かない

深夜アスファルトに寝そべったってええじゃないか

危ないし迷惑かけるかもしれんけどさ

なりふりかまってる場合ちゃいますよ



 ....
前ばかり見すぎて
お前という前をよく見ていなかった
前よりも前にお前を見なきゃいけないのに
俺のポジティヴさは独り歩きして
お前を励ますつもりがかえって苦しめていた
お前のネガティ ....
まだ前へ進めない
消せない記憶と焼き付いた温もり
貴方の笑った顔が眩しくて
あたしはまだ一途に想い続けてる
もう昔の事だよ
そう傾く夕陽が柔らかく笑っても
遠くを見るあたしの目には何も響か ....
水のない水槽の中で
ただじっと空を見ていた
泳ぎ方を忘れた魚たちには
青の区別がつかない

水のない水槽の中は
水がない分だけ騒がしい
自分の鱗のはげ落ちる音にすら
耳を塞ぎたくなるほ ....
《ある少女の過ち》

私は聖書をビリビリに破いて捨てた
みんなが私を信じられないと言う瞳で見た
教室が凍りついた
「あなたたち、この位のことが出来ないんだったら本当に神様を見たなんて言えない ....
なにやら窓の外がやかましくなった
「今こそ」とか
「ともに」とか誰もが叫んでいるような

ここにしゃがみ込んで久しいし
一見自由そうで実は窮屈な姿勢にも慣れっこ

目を瞑っていれば何が起 ....
此処までがわたしで
彼処からをあなたとすると
あなたは夢をみるだけ夢から離れると云うことになります
行進する群れの中から
あなたひとりだけが選ばれたと云うことなのでしょう
上へと還る ....
「見て、B-29よ。」

一九四五年のある夏の日、
私の頭上にあるのは夢でも希望でもなく
死神の翼でした。

終戦間近、戦火を免れ長閑さの残る片田舎の少女だった私に
戦闘機の名前など区別 ....
くちびるに触れるか触れないか
そんな軽妙さがおとなの分別ってやつだから
コミュニケーションの難しさとか真面目に考えてはいけないよ

古きよき時代であれば
裸足では歩けないほど灼熱の砂浜で
 ....
 紙製梱包材を開封すると、下読みが蹲っていた。両膝で頬を挟むように体育座りして、脚の爪の長さを測っている。体毛は全て剃ってあり、陽の光に当たり慣れていないのか肌は薄紅色。年の頃は二十後半だろう。同じ大 .... 草いきれと湿った地面の匂いがする
(夏だ)

こっそり張られた蜘蛛の巣を
黙って許すことにした
いのち、を
思ったわけではないのだが
今日はこの国や
内包する宇宙にも
とりわけ関心が ....
やさしさを踏み潰して
戦車が行く

威嚇射撃する
よく狙って
決して当ててならない

愛する人のために
愛する人を殺してしまう
テーブルの上にある
君からの置き手紙 ....
サバーン サバーン

砂浜に打ち付ける波を
追いかけるだけで
楽しかった

7歳の夏


ザバーン ザバーン

初めて友達だけで大人な
感じ
焼きすぎた卵焼きを詰めたお弁 ....
青鉛筆


秋の日

春の日

冬の日

夏の日



4色クレヨン


秋の陽

春の陽

冬の陽

夏の陽
苦手ってわけじゃないんだけど
それでもやっぱし
う〜ん
苦手ってことなのかな


毎年この時期に行われるんだよね
以前は建物の裏口に横付けされた検診車のなかで行われていたんだけど
この ....
「どうしたの?赤土みたいな顔をして」元気だなんてとても言えない


もういいよ電話もメールもやめようぜ言った奴から「アド変ヨロシク!」


空箱にカマキリ飼っていたはずがいつの間にやら ....
 
 
好きなものばかり追いかけてると
好きではなかったものがばかり
追いかけてくる
わたしは猫が好きなのだ
犬に追われながら

犬を撫でようとしたら
噛まれてしまった
猫に引っ掻 ....
雨の匂いがする
埃っぽい陽射しの名残りを弔って
闇に隠れ
秘密裏に行われる洗礼は
いつしか
もっと内側まで注がれるはず、
そんなことを
どこか信じている
陰音階の音だけ降らせ
目に見 ....
汗ばむほどの陽光の
照り返しに遮られて
わたしはまた
前が見えない
夜のうちに拾った
指たちをつなげても
それは手にならないのだ

誰かの声の届く範囲に
いるはずなのだが
それ ....
魂の総設計師となりたし
       銀河と地の底 芯に立つ事


一人立つ既存の価値からオサラバだ
          引用引用 坩堝灼熱


仏壇に戦没者の遺影寂しくて
     ....
駅東端の改札を抜け昔ながらの踏切を渡ると
南口商店街の低い軒先を飛び交うツバメ達に出逢った

桜は散ったばかりだと思ってたのに
あっという間に日傘手放せない季節となってしまったんだよね

 ....
暗やみの響きを見つめ行くのかとエンジンに文字ターミナルのバス



浮かんでは食べる料理の店の海必死な景色の席は絶壁



ブランドの赤いフェラーリにゴミもなくピンクにマダムがモナコの ....
ボディの色が気に入ったので
エレキギターが欲しくなった
メーカーの最上位機種
カラー名はアバロンとある

「AVALON」は
イギリスの何処かにある伝説の島
アーサー王の遺体の眠ると ....
東京の晴れが泣いてる公園のブルーシートの青さに負けて


窓越しの隣の家のベランダのタオルのさくらのピンクのドット


蜘蛛の巣に桜はなびらひっかかる馳走だね蜘蛛よお酒が飲める
 ....
生田 稔さんのおすすめリスト(2163)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月夜- リタ。自由詩309-8-5
わたしが無職だったころ- 吉田ぐん ...自由詩49*09-8-4
見つめるひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*09-8-3
夏空に溶けたきみへ- あ。自由詩16*09-8-2
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向日葵が咲いていた- 中原 那 ...自由詩5*09-7-31
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前向きである前に- 新守山ダ ...自由詩309-7-31
あなた- ミツバチ自由詩2*09-7-31
水のない水槽- 三原千尋自由詩23*09-7-30
A_SUMMER_WASTING〜地獄の季節〜- ゆりあ自由詩2*09-7-29
線上のひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*09-7-28
まぼろしの通信- e.mei自由詩3209-7-27
「B-29は頭上を通り過ぎていきました。」〜祖母の記憶- 夏嶋 真 ...自由詩31*09-7-26
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置き手紙- 小川 葉自由詩109-6-27
さざなみ- 群青自由詩109-6-24
青鉛筆やクレヨンなど- m.qyi自由詩609-6-11
モモなひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*09-6-8
窺い- ゆうか短歌2*09-6-4
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雨音- 銀猫自由詩23*09-5-28
波紋のように広がっていく- いとう自由詩9*09-5-16
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夢つばめ- 恋月 ぴ ...自由詩25*09-5-12
南仏回りを、動く- K.SATO短歌109-5-7
アバロン- 壮佑自由詩12*09-4-16
桜桜桜桜- うみとゆ ...短歌3*09-4-12

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