あり合わせの野菜と特売の豚ばら肉で作った野菜炒め
ちょっと辛めなのは彼の好みで
できたての熱々をふたりのお皿に取り分ける

彼はと言えば相変わらずのパソコンに熱中していて

彼のお皿にはお ....
何かしら対価を見出したので愛するんだと思う
男のひとなら性欲の捌け口だとか

下心で膨らんだ股間を隠し
君だけを愛しているなんて恥ずかしくないのかな

女のひとだとしたら
無性に巣篭もり ....
木枯らしや和服の袖に塵ばかり

酒いずこ閉じたシャッターもがり笛
遠くから育てられてる
メッセージ頼りにしてる 
直感のまま



病んでいて
狩りのマネごとしてた頃
今とは違う
風景(そら)をみていた



嘘の無い
余白がおおい詩の棲 ....
靴底についた四葉のクローバーいつか探してここまできたの この星はせつない星ね。吹く風がみなサヨナラのかたちをしてる。



お母さん。お母さん。お母さん。誰もいない教室。椅子のぬくもり。



放課後の音楽室で鳴るピアノ。セーラー服のリボン ....
電線が



切れてバチバチ言っていて






おっとなるほど、、、














、、、、、、、 ....
背のちっちゃな女の子
男好きのする笑顔が印象的で
逢う度に違う男の子と一緒だった

背のちっちゃな女の子
いつも彼氏の背中に隠れてた
風が吹けば彼氏の体を風避けに
雨が降れば彼氏の差した ....
目が合えば酸いも甘いも吹っ飛んでただひたすらに恋をするだけ

少しだけ悔しい気持ち目が合うとやっぱりどこかへ飛んで消えてく
愛してる でも会えないから大嫌い 
         君の言葉に 苦笑いする

「君だって 来てくれないじゃん」 言葉呑み
         プイと空見て 知らぬ顔する

会いたくて でも ....
「引き摺る未来」     Akikaze_Koh氏

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=222045&filter=cat&from=menu_c.php ....
くたびれ、ふと気付く。
眼下に電車。

此所は歩道橋。
西を眺める。

あぁ、太陽が沈んで行く。

オレンジ、黄色。
微かな緑の入った青のグラデーション。

目線を上げる。
も ....
 ゆで加減に失敗した海鮮パスタを食べていると玄関のチャイムが鳴って、ますます気分が滅入った。お届け物でーす。ドアを開けるなり、男性宅配員の間延びした声とともに――これはなんだろうか――賞状などをしまっ .... 春のなかうすいいろのわたしがゆく。全世界には雲雀しかいない。



秋のレモン。陽だまりのレモン。空のレモン。遠い宇宙で星が消滅した。



海はなみだ。小鳥はなみだ。春はなみだ。こと ....
雀たちふわふわススキを持ち帰り夜寒の寝床に足し綿しなさい

凪という名前の少女を知ってます炎の魔女と呼ばれていました
  
ナンテンとツルウメモドキとピラカンサ小鳥たちおいで朱いご馳走

 ....
『ありがとう』




















 ....
うつろな視界の外側で小鳥の囀る気配
ひとしきり肩の上を行ったり来たり
動こうとせぬ私の様子をいぶかしく感じたのか
右の頬を軽く啄み樹海の奥へと飛び去った

時の感覚を失う
それがこんなにも ....
皮膚の下ふえる傷がいとおしくまたひとり肉を咬んで夜。


肉袋の中ひとつちいさくふるえる眼に皮を縫い付け朝。


剥き出しの肉にあなたの名と眼を付けて飼 ....
正面じゃ あやまちが起きてしまうよ
背中をかして あと少しだけ


この目には何も映らず
張りさけるまえに透明、ただ溢れては


寝返りをうっても切り替えできません
ピンボールなら得 ....
重たくて わずらわしくて 愛おしい 捨てたくなるよ手放しの恋 

あったかい指の先っちょミルクティー ずっと並んで温まりたい

ふと気付く愛想笑いで上の空 自然消滅⇒ゲームオーバー

泣き ....
ある人、死ス。
その墓、石一つ花一輪。
周りの墓は花盛り、人絶えず。

年月十年。周りの墓、相変わらず。
ある人の墓、石一つ花一輪。

年月百年。他の墓、人絶え、墓石半分。
ある人の墓 ....
なにからも なにからももう触れられない ひとりぽっちのやさしいよなか


ねえきみはアイスでできているんでしょ ふわふわ甘くて、甘くてつめたい


嘘つきで居続けることの尊大さ 愛とか理想 ....
ガシャガシャと
氷注いで
ごくごくと
酒を飛ばして
今日が始まる
初挑戦レモンアイシング粉砂糖 小さなボールに粉雪積もる 「じれったい!」と叫んでいた男の背中にすがりつこうとして
彼が必要としてたのは私じゃないことに気付く

う〜ん、淋しいかも

開けてはいけない扉を自らの意思で開けてしまったのだし
それが愛 ....
前世って
猫だったかもしれないけど
人間に成りたい猫だった
台風一過読み書き散乱寝床耕す  
 
色鉛筆のケースの中で
弟が眠っている
一番落ち着ける場所らしい
父と母はテレビを見て
時々、笑ったり泣いたりを
繰り返している
ケースから出された色鉛筆で
僕は絵に色を塗る
 ....
紅の沸きだすやうに鶏頭花

鶏頭の紅唇に引いており

たばこ屋の鶏頭前に待ち合す

鶏頭を過ぎて途方に暮れてをり

唇を噛んで鶏頭重くなり
僕はケータイで
ニルヴァーナの
「十七歳の娘の匂いにむんむんむらむら」
を聴いていた
そうしながら
いつの間にか
旦過市場の異次元に迷い込んでいた
魚屋で一匹の
真っ赤な
鯛が
「 ....
生田 稔さんのおすすめリスト(2176)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
取り分けるひと- 恋月 ぴ ...自由詩34+*10-11-29
愛するひと- 恋月 ぴ ...自由詩31+*10-11-22
もう冬- トキハ  ...俳句1*10-11-21
この愛- 佐和短歌410-11-18
知らない街- きらく短歌110-11-18
永遠の地平- 青色銀河 ...短歌410-11-18
この紫色の火花だけは- TAT短歌2*10-11-17
初冬の夜空に歌ううた- 恋月 ぴ ...自由詩26*10-11-15
ふうせん- ゆず短歌110-11-15
遠いから繋げない手が行き場なく冷えてきたうた- 雨音些末短歌110-11-15
詩を読む2- 地獄のペ ...散文(批評 ...2*10-11-11
夜の始まり- トキハ  ...自由詩5*10-11-11
そこらへんにいくらでもいる人- 豊島ケイ ...散文(批評 ...15+*10-11-11
巨大爆発- 青色銀河 ...短歌310-11-9
立冬月の秋のこと- 小池房枝短歌4*10-11-9
雨あがりの虹にぼくは命をたすけられて、まるでオットセイみたい ...- TAT短歌5*10-11-8
安らぐひと- 恋月 ぴ ...自由詩22+*10-11-8
「_わるい肉。_」- PULL.短歌5*10-11-8
ひとりぼっちの夜の闇が- 佐和短歌110-11-8
Step.1- 凪ぎ短歌110-11-8
ある人の墓- トキハ  ...自由詩5*10-11-5
やっつ、わすれられない(わすれない)のうた- はちはち ...短歌2*10-11-4
新しい朝が来た希望の朝だ- TAT短歌3*10-11-3
粉砂糖と茶漉し- 逢坂桜短歌2*10-11-3
ケーハクなひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*10-11-1
プラス思考- 佐和短歌410-11-1
台風一過- トキハ  ...俳句3*10-10-31
色鉛筆- たもつ自由詩1910-10-30
待合わせ- やぶさめ俳句210-10-29
メシアはどこだ- 真山義一 ...自由詩2210-10-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73