「引き摺る未来」     Akikaze_Koh氏

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=222045&filter=cat&from=menu_c.php ....
くたびれ、ふと気付く。
眼下に電車。

此所は歩道橋。
西を眺める。

あぁ、太陽が沈んで行く。

オレンジ、黄色。
微かな緑の入った青のグラデーション。

目線を上げる。
も ....
 ゆで加減に失敗した海鮮パスタを食べていると玄関のチャイムが鳴って、ますます気分が滅入った。お届け物でーす。ドアを開けるなり、男性宅配員の間延びした声とともに――これはなんだろうか――賞状などをしまっ .... 春のなかうすいいろのわたしがゆく。全世界には雲雀しかいない。



秋のレモン。陽だまりのレモン。空のレモン。遠い宇宙で星が消滅した。



海はなみだ。小鳥はなみだ。春はなみだ。こと ....
雀たちふわふわススキを持ち帰り夜寒の寝床に足し綿しなさい

凪という名前の少女を知ってます炎の魔女と呼ばれていました
  
ナンテンとツルウメモドキとピラカンサ小鳥たちおいで朱いご馳走

 ....
『ありがとう』




















 ....
うつろな視界の外側で小鳥の囀る気配
ひとしきり肩の上を行ったり来たり
動こうとせぬ私の様子をいぶかしく感じたのか
右の頬を軽く啄み樹海の奥へと飛び去った

時の感覚を失う
それがこんなにも ....
皮膚の下ふえる傷がいとおしくまたひとり肉を咬んで夜。


肉袋の中ひとつちいさくふるえる眼に皮を縫い付け朝。


剥き出しの肉にあなたの名と眼を付けて飼 ....
正面じゃ あやまちが起きてしまうよ
背中をかして あと少しだけ


この目には何も映らず
張りさけるまえに透明、ただ溢れては


寝返りをうっても切り替えできません
ピンボールなら得 ....
重たくて わずらわしくて 愛おしい 捨てたくなるよ手放しの恋 

あったかい指の先っちょミルクティー ずっと並んで温まりたい

ふと気付く愛想笑いで上の空 自然消滅⇒ゲームオーバー

泣き ....
ある人、死ス。
その墓、石一つ花一輪。
周りの墓は花盛り、人絶えず。

年月十年。周りの墓、相変わらず。
ある人の墓、石一つ花一輪。

年月百年。他の墓、人絶え、墓石半分。
ある人の墓 ....
なにからも なにからももう触れられない ひとりぽっちのやさしいよなか


ねえきみはアイスでできているんでしょ ふわふわ甘くて、甘くてつめたい


嘘つきで居続けることの尊大さ 愛とか理想 ....
ガシャガシャと
氷注いで
ごくごくと
酒を飛ばして
今日が始まる
初挑戦レモンアイシング粉砂糖 小さなボールに粉雪積もる 「じれったい!」と叫んでいた男の背中にすがりつこうとして
彼が必要としてたのは私じゃないことに気付く

う〜ん、淋しいかも

開けてはいけない扉を自らの意思で開けてしまったのだし
それが愛 ....
前世って
猫だったかもしれないけど
人間に成りたい猫だった
台風一過読み書き散乱寝床耕す  
 
色鉛筆のケースの中で
弟が眠っている
一番落ち着ける場所らしい
父と母はテレビを見て
時々、笑ったり泣いたりを
繰り返している
ケースから出された色鉛筆で
僕は絵に色を塗る
 ....
紅の沸きだすやうに鶏頭花

鶏頭の紅唇に引いており

たばこ屋の鶏頭前に待ち合す

鶏頭を過ぎて途方に暮れてをり

唇を噛んで鶏頭重くなり
僕はケータイで
ニルヴァーナの
「十七歳の娘の匂いにむんむんむらむら」
を聴いていた
そうしながら
いつの間にか
旦過市場の異次元に迷い込んでいた
魚屋で一匹の
真っ赤な
鯛が
「 ....
牡蠣フライ
コロンと3つ正露丸


ジョギングの膝の痛みや冬はじめ


カンパリとジャックダニエル冬はじめ
明日はきっと晴れるよね

そう願わずにはいられなくて
ふと手を休め振り返る

自由気ままに暮らしてきた日々

愚痴っぽくなってみたり
ときには人恋しいくせして無口になってみたり

 ....
電話する許可とるメールの返信にある句読点の数とかひとつ

ないめんや顔や身体特徴によらないモテない理由とかひとつ

高校の時から好きな小女子の好きな娘を好くわけとかひとつ
 






かがやきを熱さを廻す途切れ指



夜からむ夜かきむしる夜がゆえ



岩の上また岩の下数億年



硝子にはひとりのすがた波ばかり



 ....
立ち上がり

不敵に笑う

会場が

一気に沸いて

パンチドランク
赤ずきん?
喰っちまったぜ?今俺が
絵本どおりに
ほれ
来いよオラ
やっぱ秋だものね

いつのまにか下腹のあたりに不吉な弛み
食べ過ぎた覚えないんだけど
運動不足ってこともありそうだし

いつのまにか

そう、いつのまにかなんだよね

いつのまにか ....
 辞職願には「一身上の都合」とだけつつがなく書いたものの、本当の理由は「生きることによる倦怠感」であった。生きる、という本質的な目的がわたしの中で、ピントの合わない眼鏡をかけているように、急にぼやけて .... ホームページの紹介にこの場をお借りします。

生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける
http://www.eonet.ne.jp/~tobeistodo/


詩、短歌、俳句など
 ....
だらだらと
二人でテレビ
観ていたが
正座したよな?w
高山Xドン・フライ
生田 稔さんのおすすめリスト(2166)
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