携帯で山崎まさよし聞きながら家計簿つけるこんな夜中に  (再び偏った意見を述べるのかもしれない)
 「愛」とは明治時代に日本に輸入されてきた言葉だという。それまで「愛」というものを日本人は、「恋」「友情」「情け」「仁」「人情」などで使い分けてきたそうだ ....
一日中、果実遊びをして
手がスベスベと、そして匂う
帰り道は昔話のようなカラスが鳴いて、
石を投げつけてやった

ふと見ると小指に葡萄がひとつ
まだ刺さっていて
それは黒真珠のようでした ....
 裏を結ふ道を行かしむ灯火は遠く離れし故郷に似て

 数多ある吾が記録片の口をつく「頭貸してよ、戦争がしたい」

 食堂に恋の歌を持ち込みて湯気にともなふたおやめをかし

 

 
 ....
楽園を求め続けた
いつも
いつも
その楽園での生活を
望み続けた

時々
何故自分はその楽園の住人として
この世に誕生しなかったのか
そう嘆いていた

神様を呪う事も多々あった
 ....
閉じ込められたような空間

止まっているかのような時間

かげろうのように生きている



冬の弱い日差しでは輝けない瞳

閉じこもって出たがらない足

冬眠したがっ ....
死ぬか?と雪男君は行った
地球防衛軍には入れなかった
皆と一緒に卒業式にも出られなかった

この冬に二冊の同じ漫画を買った
真っ青な


1、2、3、4
退屈だよね
5 ....
銀色の宇宙船が
うさぎのいる月まで
飛んでいきました
天の川には蟋蟀が
茅葺き屋根の家には
天邪鬼

死んじまえ

うさぎは呼吸困難
耳の奥のキリギリス
大合唱さ
オーケストラ ....
永久にひとりだったら孤独でもないし傷付くこともないよね


本当の孤独が欲しい休日を愛に似ている友が邪魔する


自己否定以外行き場のないふりを続けられなくなれば死ぬかも


青りん ....
大切なことは目に見えないんだって

王子様におしえてもらったの


それを失うことでしか

気づくことができないから

人は罪深いのよね



大切なものは目に見えないんだっ ....
融けきらぬわたあめが喉にひっかかる
飲み下そうと、水を流し込む。

前に進もうと両腕をかくと
ふわり 
纏わりつく。

わたあめの湖はどこまでも続くようで
いくら水が流れ込 ....
蛙は透明な籠の中にいました。
彼の王国の壁はひどく純度が高い透明で、
周りには大小様々の動物が自分と同じように首輪でつながれて、ひどく疲れた表情でおりました。

隣に居る犬が言いました。
『 ....
君とするあてない約束までさえもこころをじんと暖かくする 二十三年間生きてきたのに
おめでとうのひとつも
満足に言えない
そのことについて
頬杖をついて考える
一人で
室内で吐く息は白い
ストーブは足元ばかりを熱くする

家 ....
海よさけべ
叫ばないのなら
日蓮上人がおおいに叫ぶ

嵐よ吹け
吹かぬのなら
日蓮上人が荒れ狂う

日本第一の智者たらんと
大望をたてた男がいた
南無妙法蓮華経
禅天魔、律国賊
 ....
誰かの為、じゃない。

自分が好きだから、書く。





心は売り物じゃない。
 
鼻ほじる フサフサである 君と目が合わない日々は鼻毛のせいか


東京の排ガスまみれを抜け出して君と鼻毛の伸びない国へ


鼻毛切る使命を果たしこれからは一生上目づかいされたい

 ....
彼女の記した聖書には
全ての秘密が書かれています
太陽の秘密
世界の始まり
隣のあの娘の
行いまで

全ての秘密が書かれています

お金や権力を持った人たちは
こぞ ....
相田 九龍様 批評祭への招待ありがとうございます。
ですが、批評し紹介するほど冷静に分析した詩や短歌がありません。
詩や短歌に対する自分の価値観を僭越ながら示させていただきます。
それは批評祭に ....
思い出と別れのせりふのせいだろう 汗腺と鼻涙腺の分泌は


耳下腺の分泌がとまり うまいこと言えないからこそ別れの言葉


目を閉じる 耐え切れなくて目を開ける
どちらにしてもあなた ....
以前詠んだ短歌105〜121からいくつか

七時半 いつもの電車の6両目 あの人がいる 今朝は快晴


十字路で君は左に曲がるからそれまで少しゆっくり歩こう


美しく可愛くなれと願う ....
ふと考えてみると
最近自分の畑が石ころと草だらけで、何も収穫できない所になっていた、
そりゃそうだ、
近所にはスーパーにコンビニに産地直送市場まで何だってあって、
ちょっとこまめに足を運べば
 ....
『春にして君を離れ』
http://www.amazon.co.jp/dp/4151300813/gendaishiforu-22/

シェイクスピアのソネットからそのタイトルをとったこの小説は ....
西脇順三郎は『雑草と記憶』というエッセイのなかで、

{引用=
私など自然の風情を愛する気持ちは全く vision であって thought からでない。ワーズワスと違いそれは何等神に通ずるすべ ....
「みそうどん」

大好きなうどんの
脳味噌和え

少し辛みがきいてるけれど

隠し味とでも思いなよ

ちゅるちゅるちゅる
冬場より夏の方がおいしいかもな

ちゅるち ....
老いてなお 明日に夢を 見る母は 幸せなのか 不幸せなのか  だが
 落葉の時間をへて
 絶え間ない先送と 既了の境域へ
 戻るか
 コウシュの旅人

 蒼茫の中、
 一際
 あおく、沈んで
 そこで意味の果実は
 割れ、
 残照 ....
冗談を言い合って

ケンカして

怒って拗ねて

ちょっと冷たくしたってさ

結局君が大好きで

離れたくないんだよ

なんだかんだ言って君が私の1番なの

いまもこれから ....
知る人ぞ 知る限定のノリ弁を 
        買って帰らん 聖なる夜に

鮮やかな 赤いタンクに寄り添いて
        灯油を入れるわが身悲しき

燃えるごみ 燃えないごみと分ける夜 ....
ゆきの「ゆ」が角ばって見える、
さむい。
屋根裏部屋は、
雪色吐息。




みかんはこたつで甘くなる。
ならばとりんごも並べてはみたが、
はて。


 ....
生田 稔さんのおすすめリスト(2176)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真夜中の主婦- weed & s ...短歌2*07-1-24
見えてきた友情について- 結城 森 ...散文(批評 ...2*07-1-23
良日- ヨルノテ ...自由詩1*07-1-23
こぶかくし- ふもと  ...短歌107-1-23
楽園- 野薔薇自由詩5+*07-1-22
「_自閉期_」- 椎名自由詩2*07-1-22
幸せな奴が手を叩いたのを見た事が無い- 虹村 凌自由詩7*07-1-22
大人の理屈- kei99自由詩307-1-22
青りんご味のサワー- 鳥獲短歌2*07-1-19
罪深い女- 相良ゆう自由詩2*07-1-16
わたあめ- あさみ自由詩307-1-16
蛙と首輪(長調)- R散文(批評 ...207-1-15
約束- WILLY短歌107-1-15
おめでとうの仕方- 吉田ぐん ...自由詩2407-1-12
日蓮上人と蒙古大襲来- 構造自由詩3*07-1-11
詩。- 自由詩3*07-1-11
東京を排ガスまみれを抜け出して- 歌乱亭カ ...短歌1*07-1-11
彼女の聖書- なかがわ ...自由詩7*07-1-10
■批評祭参加作品■詩は詩で、短歌は短歌で表現を。- 歌乱亭カ ...散文(批評 ...1*07-1-8
悲しい歌- 歌乱亭カ ...短歌2*07-1-8
②まだまだ初期です- 歌乱亭カ ...短歌1*07-1-6
ネロウルフの誓い- 茶釜散文(批評 ...1*07-1-6
■批評祭参加作品■_Poor_little_Joan!または ...- 佐々宝砂散文(批評 ...10*07-1-4
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(2)- 藤原 実散文(批評 ...507-1-3
「みそうどん」/「四角四面」/「厭世観」- なかがわ ...自由詩3*07-1-2
母と- プル式短歌4*07-1-2
コウシュの旅人- るか未詩・独白16*06-12-28
No.1- 朱華自由詩1*06-12-27
聖なる夜でも- つむじま ...短歌1*06-12-25
「_雪色吐息。_」- PULL.短歌8*06-12-24

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