何を書くか。どう書くか。そしてその先で、何を書くか。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=167316&filter=cat&from=listdoc.php ....
実態がない
1ミリもない

あの子の必要としているのは俺じゃあ無くて
俺が必要としているのはなぜあの子なのか
そしてこのタイミングなのか

三本足の野良犬のびっこの足跡をたどる ....
他人のことは知らない。
自分自身について。


今は41歳だ。もうすぐ42歳になる。
13歳の頃から詩を書いている。
途中、8年くらいのブランクがある。
21から28歳くらいまで ....
 
雑音が聞こえる
鞄の中から
聞こえる声を聞きながら
母は呆けた

雑音が聞こえなければ
昔のような
声で母は話した

鞄の中から
雑音が聞こえると
途端に母は
声を濁らせ ....
二重奏が聴こえる
ベースとピアノが語らい合っている
たった今、老年のピアノ教師は華やいだカードを引いてしまったらしい
指先からときめいていく旋律が、ベースのコード転回に絡んでいく
熟年のベーシ ....

趣旨がよくわからない格好をしたあなたは
私の家の前を通り過ぎてしまって
罰が悪そうなのと恨めしいのがまざったような顔で
ちょっと笑いながらこっちを見てたのを覚えてる

慣れてないのがバ ....

一か月が
余りに速く過ぎ去るような気がして
どうしようもない
服を着替える間もなく
あっという間に秋である
外ではまるで軍隊のように
流行なのか
同じ型の服を身につけた女子が
勇 ....
ビルは氷柱(つらら)のようであって
交差点に、滴る微笑の鋭角が
夜はひときわ映える

空は無限の海にはあらず
月のマンホールに、僕らは吐き捨てる
ばらけた感情語

それを生 ....
 これまで稚拙な文章ながら、合唱曲に取り上げられている詩について紹介させて頂いていました。『合唱曲へのご招待』としながらも、曲想とかについて紹介ができていなくって、詩がどの様に音楽によって新しい動きを .... 正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

 ....
ラピスラズリは、青い。

惑星に似た丸い石は、原石のまま磨かれずにいて、
濡れてもいないのにいつも冷たい。

時々、水脈を聞く。

明かりを知らない水の奏でる音楽を。
明かりの届かない ....
頭上の透明な地下水脈と期待だが

橋が雨
風が激しい運動をひるみ
完全な飛蚊症はコンタクトレンズに突き出される
光をグローバルな使用状況を繰り返す
水の分布の進化論と目が降りてゆく

 ....
「何度も言ってたんだよ」


泣き出しそうな声
嘘など微塵もない
君の綺麗なことば…




いつも足りてない


不器用な僕の声
届くこと ....
おかあさんから手紙がきました。
おかあさんは手が震えるから、看護婦さんが字を書いた手紙でした。
おかあさんの写真が2枚入っていました。
おかあさんはおしゃれできれいで自慢のおかあさんでした。
 ....
まぶたが無いので
眠っているのかどうかわからない
閉じたカーテン 夜のやみのなか
ポンプの音だけが部屋に低く響いている
水槽の底には赤い金魚が三匹
(いや 実際は一匹は赤くて あとの二匹は金 ....
ところで、幻聴と云う、一風変わった立ち振る舞いをする声のことを皆さんはご存知だろうか。

僕はそれが聴こえる方の人間である。いつからかというと十九歳のときに聴こえ始めた。そのちょうど2年前 ....
ギリギリでバスに乗りこむと
最後部の片すみに
ちょこん とすわっていた
同じ塾の子たちと離れ
まわりを遮断するように
本を開いている


「よかった 帰りが一緒で」
となりにすわると ....
どうやら僕は
今迄の思い出を 
大事にしすぎたようだ 

部屋の中は 
まだ終えてない宿題みたいな 
山積みの本  

ポケットの中は 
札は無くともささやかな記念日の ....
世界中にできた闇の部分がすごいスピードでずれて
くちぶえが遠ざかり
輪郭線が地平線とまじわりながらかたちをかえて
あたしたちはまだうっすらと汗をかいて
雲の裏側にのびていく光の筋が不意 ....
折り返す列車は濡れて雨粒の数の約束待つ河原町


烏丸のホームで制服のリボンを揺らしてあの子は白線を踏む



閉じかけた夏の絵日記直線では描けなかった桂の警鐘



高 ....
(一)

「ぴーちゃん、ぴーちゃん
トイレってどこなのぉ」

河原の石をひっくり返しては
何やら探していた
まーちゃんが突然立ち上がったと思ったら
おいらの元へ駆け寄ってきた

こ ....
水は柔らかく伸びて
青いさかなとなり
耳にふれてとけてゆく

鳥は低く弾けて
白いはねとなり
肌にぬれてしみこむ

きみの産卵する文字たちは
見たこともないのに
なつかしい、ゆらぎ ....
分からないことが
きみの
口に
つめこめれて、むきだしにされた
まま、きみは運ばれていった、

夜には、
わたしの口に、きみの死が
押し込められて、
何もできないということの ....
怒らないと次に進めないので、怒ることにする。特に特定のもんに怒ってるわけではない。今はじめて怒ったわけでもない。あまりにも怒らないで我慢してたので、なんかもう滅茶苦茶に怒りたいのだ。ちょっと前のことだ .... どこの誰のせいで、とは言わないけど、つーか言えないけれど、私はこないだからだいぶおかんむりで、イライラしまくっている。イライラを吐き出さなくてもそれほど精神衛生を悪くするということはないけれど、少なく .... 耳朶  矯正せずに生活している人間 に 複眼と単眼 の 去る ゆうべ が 腐敗してゆく           
浮かび 呼ばれるたび の 活動                 
誰か の 光受容細胞 ....
 日本において詩は、難解であるか平易であるかというふうな語られ方をされやすい。詩作品をいくつか並べてみてどれが難解でどれが平易であるかというのは、誰にとってもわかりやすい物差しであるから、そうなってし .... という問いには自分なりに一つの結論を持っている。

「現代詩は難しい?」
と聞かれたら、いつもこう答えるようにしている。
「難しいものもあるよ」と。


以前こんなことを書いた。 ....
いつものことだ
水色が果てしないどこまでもいくひろがり
それを俺たちは空と呼びます
焦燥感に腹を蹴られ
挫折に身を切られながら両腕をのばし
手のひらをひらく
真実はいつだって指 ....
{引用=玉子の親じゃ、ぴよこちゃんじゃ、ぴっぴっぴよこちゃんじゃ、アヒルじゃぐぁーぐぁー。}


(一)

「兄ちゃん、コイツをくんねぇ」

カーバイトランプに照らされた
みか ....
大村 浩一さんのおすすめリスト(1993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩の領域- パンの愛 ...散文(批評 ...3+08-10-1
ミリ- モリマサ ...自由詩1608-9-30
何を書くか。どう書くか。そしてその先で、何を書くか。- いとう散文(批評 ...2708-9-29
- 小川 葉自由詩17+*08-9-29
Everybody_Loves_Somebody- 渡 ひろ ...自由詩18*08-9-29
さようなら- 虹村 凌自由詩9*08-9-29
せかいをいきる- 吉田ぐん ...自由詩5508-9-29
さかさまの都会- Rin K自由詩3608-9-28
詩で遊ぶ方法を考えてみる_〜合唱経験者の妄想〜- 北村 守 ...散文(批評 ...4+*08-9-26
レター(ミクシーより)- モリマサ ...自由詩40*08-9-25
旅の、あなた- rabbitfighte ...自由詩3008-9-25
別れ_#5- 《81》 ...自由詩4*08-9-25
病〜やまい〜- caleha自由詩208-9-24
手紙- ともちゃ ...自由詩21+*08-9-23
創書日和「夜」_金魚- 北野つづ ...自由詩1*08-9-22
【心理学批評】幻聴論- りゅうの ...散文(批評 ...3*08-9-22
塾帰り- 渡 ひろ ...自由詩26*08-9-22
Freedom_Song_- 服部 剛自由詩32*08-9-22
- モリマサ ...自由詩3308-9-22
「快速特急〜阪急京都線Ⅱ〜」- Rin.短歌26*08-9-21
渡り損ねたひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*08-9-19
亡命少女- 佐野権太自由詩22+*08-9-19
分からないことがきみの口につめこまれて- こもん自由詩1708-9-18
怒りたい。- 佐々宝砂散文(批評 ...608-9-17
今ここにある現実- 佐々宝砂散文(批評 ...18*08-9-17
コントロール#3_(イアンとデビーに)- 《81》 ...自由詩108-9-17
共感装置の勝利- 岡部淳太 ...散文(批評 ...10*08-9-17
現代詩は難しい?- いとう散文(批評 ...23+*08-9-16
サンドペーパー- モリマサ ...自由詩29*08-9-14
ひよこなひと- 恋月 ぴ ...自由詩29*08-9-12

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