■宮澤賢治

 さて、先日図書館で宮沢賢治を借りてきたのです。ネットで詩をはじめた自分にとってあんまし本てのは食指が動かんかったわけです!!!!(ダメすぎ)面白いくらい詩を読んでないわけなのですが ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
始発駅が真っ直ぐになっている
僕らはここから始まって
ここで終わる
発車のベルがいつまでも鳴らないので
自分で押しに行くと、扉は閉まって
置き去りになる
少し笑いで僕は歩き出す


 ....
11時50分きっかりに
私は事務所を出て
お弁当を買いに出かけます。
12時になってからではだめです。
混雑するから、いけないのです。

今日は、チンジャオロース弁当が食べたいです ....
周りを視てると・・・みんな平気で色んな恋愛してる。
でも、俺はしてない。

結構身近な友達が「一目惚れ」なんて平気で言ってるけど
そんなのただ自分の価値観を相手に押しつけてるだけだと思う ....
荒野の中に人柱が建つ
立ったまま
石と化して
柱のように天に伸びる人の残骸
人生に遅刻した者
あるいは 人生から早退した者の
群れが
向日葵のように咲き揃っている
そんな人柱の
列石 ....
向かい風の吹いている
地図の上です
収縮と膨張を繰り返す波打ち際の
緩やかなカーブをなぞること
波音は届かずに
待ち焦がれるばかりの



海岸線が近い
そうで
少しずつ僕らに迫 ....
逃避行toハーコー的基地外
yo!ってたかってpass the MICオレが異端
マスでコアな電気獣を撃つ麻酔銃が放つ
おのれ己の変な純情と相反するtragedy
虎で異字するモカ錠イ ....
君はとても遠い所にいってしまい
俺が手を伸ばしても それは
届いたかも・・・。という自己満足で終わっただけで

からっからに乾いた空は気持ち悪いほどに青く 何にもなくて
白い白い愛嬌もないバ ....
朝、目覚めたが
からだがかたい
かたまった
うごけなくなる
心臓まで止まるので
ふだん着のままで
こそこそと道路を渡ったら
車に轢かれた

よそ行きに着替えて
タクシーを止 ....
あけましておめでとう
そして僕たちはそのように死んでいく
あけましておめでとう
死んでいくのではなく殺されていくのだおそらくは
お互いに
殺されあいながら
あけましておめでとう
生き ....
たろうを眺めるたびに
こそばゆくなる
こそばゆい
こそばゆい
こそばゆい

くうらんの何にも入っていないあそこから
押し寄せる
大群
真っ赤な

のわたし

たろうを眺める ....
あの電線が
鎖に見えはしないか患者達
君達が決して出ようとしなかった
恐るべき街に病棟ごと出ている
ハイキングの歌を歌おう
バイキング気分でさ
バイキンみたいだなんて
もう自分を責めなく ....
 キーナイリバーでの釣りは、結局アラスカ気分を味わっただけで帰途についた。
 途中キーナイ半島からクック湾を望む広い道では、あたり一面を真っ赤に染めながら海に
沈んでゆく大きな夕日が、アラスカ旅行 ....
この手を離れた風船が/何処かで破裂するのを/僕は/見ない/  / //。



悲劇が必要だ/みんな悲しい想いができるように/甘えてる/なんて意味の無い言葉が零れないように/  / //。 ....
たとえば「赤」という色を、すべての他者が、自分の感じる「赤」
と同一の「赤」として認識しているのだろうか。感じる「赤」が異
なっていても、赤という「言葉」でそれが統一・集約されている限
り、その ....
 1
精液まみれの手をアスファルトの水たまりで
そそいでいる時に視える風景の優しさ
トリアゾラムの溶け込んだ血液が通った
指先がかじかんでいく、温かさ
恋人に貰ったポケットの煙草は
両手の ....
横断歩道のストライプを
白のとこだけ踏みながら
ようじんぶかく歩いて
見上げた歩行者用信号の青が
点滅をはじめて
スクランブル交差点が早送りになって
ひとりだけスローモーション ....
生ぬるいニュース眺めるぬるい顔

ファルージャとシンクロする戦場鍵盤弾き

ウクライナにやさしい日差しとオレンジスライダー
手打ちうどんをひたすらに打つ
真っ白な君の事を考えながら

手打ちうどんを

もち肌、もち肌と重宝されてるらしいが
もし手打ちうどんがお餅つきと同じくらいに
メジャーな催しとなった場合
 ....
長縄跳びの長い紐で 電車の窓から誘う
あれは狐つき

ビルの屋上に上り 糸電話をどこまでも伸ばそうとする
あれも狐つき

順番に口を開き 遠くの山を意識するよう指示した
聞こえる? 聞こ ....
美味しい美味しいブブンヤキソバを君は作っている
キッチンは甲状腺のような白い匂いに包まれ
外の方はきっともっと広い世界が連綿と続き
幾多の人々が美味しい美味しいゼンブヤキソバを
美 ....
 どのような社会に居たとしても、やはり人間関係というものは難しいものだが、特に男が苦手とする人間関係がある。

 それは「彼女の友人」である。

 彼女の友人の中にも幾つかパターンがあり、中に ....
14歳の冬
生理が1ヶ月近く
止まらなかったことがあった
わたしは学校で倒れ
保健室に運ばれた
どうしたのと先生に
やさしく聞かれても
上手く話せない
自分でもわからない
母親に病院 ....
たかさ
みぎがわにならんで
ひだりにならばない

ちくはぐ

たいおん
あみこみでてをつないで
はなすしゅんかん

ちぐはぐ

キスのあじ
したでなめあって
あいす、あめだ ....
外で誰かが ドアをドンドン叩いている
そのあとにありえない音がする
最近同じ二階で引っ越していった中国人がいたのを思い出す
この前アパートの消火器の箱を開けたら包丁が入っていたのでうちで ....
アタシのしっぽを握る手
を辿って一歩また一歩近づいていく
ごとに強弱のリズムが狂う
から肩のラインがみっともなく震えて
しまうし見抜かれているアタシ
の幼いところを知り尽くしている
くせに ....
ゆかりのある人たちのむれをぬけて
すべる大地を軽くふんでいく
遠くに小さなあかりがあって
それは僕たちのようにもみえる

あ、いま僕たちって言った?
声が聞こえた気がして立ちどまる
無音 ....
ひとつ!
人気作家は出版社の許可なくして死んではいけない!

気分良く飲んでいた「笑えるプロレス技」という設定で話していた。
隣の奴が絡んできた、まるでカニ2000匹を相手にしているようなねち ....
学生時代に旅した外国で
たくさん手紙を書いた
両親や兄弟や友人へ

砂漠に近い
ひどく乾燥した扇状地の街
ボロっちいホテルの一室で
二度とはき出せないような
甘い寂しさの詰まった手紙を ....
大村 浩一さんのおすすめリスト(1993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
宮澤賢治に寄せて- 嘉村奈緒散文(批評 ...53*05-1-21
ぬるっこいサンプル- みい自由詩25*05-1-19
レイルロード- 霜天自由詩705-1-18
チンジャオロースにさようなら- うめバア自由詩6*05-1-16
俺は今・・・- YAMA ...散文(批評 ...305-1-15
人柱- 岡部淳太 ...自由詩4*05-1-13
白い音の手紙- 霜天自由詩2605-1-13
逃避行- マスイジ ...自由詩5*05-1-7
俺は詞を書いた- YAMA ...自由詩205-1-4
- あおば自由詩5*05-1-4
2005.1.1- いとう未詩・独白3505-1-1
赤_(いち)- 容子自由詩804-12-30
都電病棟- 紀ノ川つ ...自由詩904-12-26
アラスカ8〜最後の楽園〜- 鈴木もと ...散文(批評 ...204-12-24
////////////。- リヅ自由詩8*04-12-23
(批評祭参加作品)原口昇平という名の色- いとう散文(批評 ...1404-12-18
断片- 六崎杏介未詩・独白5*04-12-5
セーフモード- 汐見ハル自由詩5*04-12-5
所詮テレビから伝わるのは静電気だけ- 餅ヴィシ ...俳句904-12-1
8グラム- 餅ヴィシ ...自由詩1404-11-25
狐つき- 合耕自由詩6*04-11-21
ブブンヤキソバ- たもつ自由詩1104-11-20
気まずいア・イ・ツ- 藤崎 褥散文(批評 ...11*04-11-18
子宮の大きさ- チアーヌ自由詩5104-11-15
ふたつ- e R i自由詩8*04-11-13
君の詩集には何が書いてあるのか分からない- 馬野ミキ自由詩904-11-8
無呼吸- Monk自由詩904-10-31
- カワグチ ...自由詩6*04-10-22
今夜とあるバーで- どぶねず ...自由詩604-10-14
あのポスト- たりぽん ...自由詩20*04-10-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67