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ビルは氷柱(つらら)のようであって
交差点に、滴る微笑の鋭角が
夜はひときわ映える
空は無限の海にはあらず
月のマンホールに、僕らは吐き捨てる
ばらけた感情語
それを生 ....
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ
・
・
・
机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
静脈を流れていった
幾度かの夏がありまして
網膜に棲みついた
((ただそれだけの))海があります
無人の駅舎―――ああ、思い返せば
入り口でした この仕掛け絵本の
....
あの、ね
君の語りの中にはいつも海があって
壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
波はいつの間にか言葉になって
こだまする、喉の奥
赤いうさぎを抱いた少 ....
子どもの頃「怖かったもの」がたくさんある、チャルメラのラッパ、ギャル、雷に、「かちかち山」の絵本・・・。そんな中で、私が何よもり恐れていたものが天狗のお面であった。
そのお面は私が六歳のときに暮 ....
大村 浩一さんのRin Kさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さかさまの都会
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Rin K
自由詩
36
08-9-28
環情線
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Rin K
自由詩
37*
08-7-20
仕掛絵本
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Rin K
自由詩
33*
08-6-27
あの、ね
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Rin K
自由詩
38*
08-4-26
批評祭参加作品■鏡の詩「フィチカ」
-
Rin K
散文(批評 ...
19*
08-1-25
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