http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=257400 先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました

ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です

まん中のお兄ちゃんが
死にました

名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
 ....
ベッドから飛び起き 扉を開けて 
気がついたら能登半島だ

何かが鳴いている 動物か
ガキだった 泣いていたんだ
男子校から一気にあふれる汗臭い感じ
肩透かしを食らった

いつかあんな ....
あるべき姿は
ありたいと思う姿は
真っ直ぐに 正直に

でも

絡まるから
絡まって ほどけなくて 苦しくなるから
君を好きだという 僕は
居ないことにしてしまったり

でも
 ....
少しだけ悲しいお話をしたあとに
あなたは
少しだけきれいになったようでした

まるでいいことばかりじゃない
そんな嘆きを語っていたわけではなくて
これから先のことをからめて
あなたは
 ....
睡れない蓮のように
首を立てている。


(揺れないよ、風には。)


泥の中に横たわる、
水没に備えた部位にさえなれない。


 左頁に辛うじて
 ノート取りの片鱗が沈むから ....
熊髭bさんの「詩を書くのを忘れてしまうススメ」を読んで感じたこと

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34372

 やはり、「詩を書くのを忘れ ....
 詩を読んだり批評書いたりするときの話。
 その作品に対して「それはどこで笑うのか」って思う。それはどこで泣くの
か、それはどこでグッと来るのか、それはどこで頬を染めるのか、どう言い換
 ....
今日はね 寝ないでも済む、っていうガムを
コンビニで買ってきたの

それでそれを噛んでます

そして眠たくならないの

だからこんな遅くまで起きてるの

寝ないで済む、って ....
毎日お猪口で瓶の水をすくって腹筋したり
肉まんの皮剥がして食べる女空手家の仕業に決まっている
昨日隠し撮りしたビデオにも映っていた

未来飛行機の翼に立ち滑り落ちそうになりながら
型 ....
東京少年
空を見上げる
星が見えない新宿の夜空
僕達は 吸い慣れた煙草をふかして
何時も通り どんな通りだって
みんなして練り歩いていた

東京少年
空を見上げる
星が瞬く世田谷の夜 ....
「魚の目ん玉だったら、コラーゲンだし、役にも立つのに」


そう吐き捨ててアイスピックを洗いに踊り場へ
階段の壁面に喰らいついている蛇口をひねる水は冷たい

目ん玉は、掌の上で ....
なに?デカよ
「眠れないし便秘」
ナイス ナイスな憂鬱さ加減だ
オマエはいつだって面白い
オー おまけに目の焦点が合ってないぞ
そしてここはスクランブル交差点だ
斜め横断OKだ


 ....
音を形容する言葉が足りない と君は 喉をならしてビールを飲みながら 言う
君の発する言葉 そのもの が音でしかないから 仕方ない
めがねのつるをつまんでふりまわしたら 机のかどに当たって レンズが ....
人さらいは人をさらったことがない
これからもさらう予定がない
けれど人さらいは人さらい
それは何の比喩でもなく
人さらいが人さらいであるということだ
何故人さらいは人さらいなのか
生まれた ....
受け止めかねる日々が
一日の中にいっぱい
押し寄せてくる
あるいは、波の中にもみくだされ
僕は
思い出の中のせいぶつになるように
ウニャウニャと日々を漂う
生き生きした面影を失った画面の ....
きらめく
というのは
煌く
と書くらしい
煌くといわれても
どうにも
煙い
くらいにしか見えないんです私には

あるいは
火皇く
どこかの
国の王様が
焚き火遊びの
退屈な ....
大声で花粉症の話をするおとなになどなりたくなかった


雑踏でふと耳をすます。どれが僕の足音かわからなくなる。


工事の人が標識と同じ格好になった。さっき一瞬。


ゾ ....
美しい花が咲くよ
飲み込めないものを置き去りにして
美しい花が美しく咲くよ
思い出を糧に
忘れられた形を残して
美しい花が咲く美しい夜に
僕たちの魂は震えているよ
僕たちの魂は淡雪のよう ....
みずうみ

ウカワさん
平べったくて
ダ円形
キラキラ光る
みずうみが
葦の茂みの奥に
あるのです

買いませんか

曇りの日には
ルリ色の鳥が
小魚めがけて
絶え間 ....
夕闇に
かみひこうき
投げて

どこまで
飛んでいって
くれるのか

思い

馳せる

季節は春めいても
頬を撫でる風は
まだ
冷たい



ふと
隣に居な ....
おはよう
で、今日も誰かが溶けていく
それでも、空を見上げることを止められなくて
いつの間にか、あちこち穴だらけになっている


使い古しの気持ちを手紙に残して
あなたもすっかりと溶けて ....
砂丘の頂上にまっ白い紙箱がある。
パチパチととりまいているのは金色の砂粒。
腕を差し込むと自由電子はパチパチと私を阻む。
クーロンは孤独への希求に働きかける阻害の力だ。

蓋を開ければ、高層 ....
はぶらしをもってきて
といったはずなのに
あなたがもってきたのは
はらぶしだった
おなかにいるぶし
とてもちっちゃくて
おい、きたろう
とかんだかいこえをだした



はぶら ....
始まりの声に耳をすませば
それは静かでも力強いことに気づく

あなたは
不確かな未来を希望にからめて
堅く結んだ約束を口ずさむ
こぼれたいくつかは落下して砕け散っても
受け止めたいく ....
夜は暗い
夜は寒い
いまこの荒野を
この時間にしか在ることが出来ない騎士が
ひとりゆく
彼は自らの馬を失くした
それは五百年前のこと
彼は自らの体を失くした
それは五百年前のこと
い ....
都合の良い人だけ生きてればどうでも、
そう言い放つ冷たい蛇の息を思い出します
あなたは冷徹だった
あなたは蛇のようだった
あなたは祈るくらいなら孤独で死ねる
あなたは生きていけない

 ....
 本当は、こんな文章を書くべきではないのかもしれない。ましてやそれを発表するなどということは、絶対にしてはいけないことなのかもしれない。だが、時には書かなければいられないこともあるし、書かなければなら .... 涙する者は
死んだあと

青いかなしみとなって
宇宙遠方の

つめたいの霧のなかを
何かを考えてるふうに 歩き続けます


ひとが何光年もの希薄のなかを
さまようはずは ないです ....
ただあいたくて、それだけでしんでしまえそうだけど

あの子が火葬場のにおいのする小島で
何も映さず笑っていられますように
忘れることも残すことも許さない
残酷な小鳥でいられますように
午前 ....
大村 浩一さんのおすすめリスト(1993)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羽化するものを- 小池房枝自由詩12*05-4-4
かきフライ- 043BLUE未詩・独白34*05-4-4
能登半島へ行けるかも知れない- マスイジ ...自由詩5*05-4-4
ぐるぐる- さち自由詩2*05-4-4
少しだけ悲しいお話をしたあとに- ベンジャ ...自由詩31*05-4-3
二時間前の二時間後- 吉岡孝次自由詩2*05-4-3
【詩を書くのを忘れてしまわないススメ】- 043BLUE散文(批評 ...14*05-4-3
それはどこで笑うのか- Monk散文(批評 ...3705-4-2
嘘のようなホンマの話- 自由詩5*05-4-1
この世界にいたい- 瓜田タカ ...自由詩105-4-1
東京少年_(皆のウタ)- 虹村 凌自由詩12*05-3-31
*アイスピックララバイ*- 自由詩11*05-3-31
ジンジャーエールを買って飲み過ぎな男- ヤギ自由詩7*05-3-31
やわい_そら- 吉原 麻自由詩4*05-3-30
人さらい- たもつ自由詩1805-3-30
海岸- 石川和広自由詩10*05-3-30
あなたにはわからないこともあるんだよ- umineko自由詩11*05-3-30
春と呼ぶにはまだ早い日- バカ男短歌9*05-3-30
美しい夜に- いとう未詩・独白18*05-3-30
戯言050330- あおば自由詩205-3-29
白い紙、赫い影- 嶋中すず自由詩4505-3-29
水溶性の、誰かの- 霜天自由詩2905-3-29
疑似定刻- 人形使い自由詩9*05-3-28
はぶらし- ピッピ自由詩1005-3-28
四月になればあなたは- ベンジャ ...自由詩22*05-3-28
夜の騎士- 岡部淳太 ...自由詩5*05-3-28
水面のひかり- 待針夢子自由詩1*05-3-27
詩人の罪- 岡部淳太 ...散文(批評 ...40*05-3-25
冬空の通信- 朝倉キン ...自由詩1605-3-24
スピカ- 待針夢子自由詩9*05-3-24

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