すべてのおすすめ
前兆を後から気づいて何になる湯船にプカプカ遺体浮かんだ

酔いどれて歩いたらしい電車道轢かれた人が妻の叔母とは

叔母さんの一人暮らしの家整理郵便受けには不幸の手紙

俺の嫁従兄弟自ら命絶 ....
ラムネ工場で作られたビー玉にあの夏の日が閉じ込められてる


初恋を{ルビ啄=ついば}む小鳥に{ルビ啄=ついば}まれたとこがいつまでたっても甘い


遠くまでちいさな泡がのぼるからおそらく ....
労働と眠りをたして何日か
掛けたら給料がもらえる けど

むなしくて頭の中を流れだす
『働く男』『すばらしい日々』

なぜかなぁ吉高由里子のドラマで
ナミダしたのは観てしまうのは

 ....
近くある その瞳をば その香り
   言い知れぬ 出逢い 伝いえぬ諸々

予期せぬを 知るはずもなく 由もなく
   出逢いの旅を 共に行こうか

春風に なぞらう気持ち あるはある
  ....
日光がじりじり焦がすグラウンド あの夏の日がよみがえる熱



突然の訣別の日は当然で 気化して消えた二人の熱さ
誕生日に友にもらった筆入れから上目づかいでムーミンが見てる


数式の行間からのささやきを待ってるだけよ解けないんじゃなく


「棘抜きで魚の骨を残さずにとってあげたい」そんな恋文

 ....
幼さをテトラポッドの棘とげに爪先立ちで残してきた夏  

木漏れ日から乱調の秋降り注ぐ エンブレムなんて破り捨てよう  

遠き日に屋根へと投げた乳歯が今落ちてきたよう昼の初雪  

ふく ....
気がつけばいつもの妄想リツが嫁何回やっても何回やっても スタンドは
一人一体
さぁ抜きな
どっちが速い?
試すとしよう






 ....
いつだって {ルビ別離=わかれ}た後に 視る夢は

      遠すぎる過去 触れぬ思い出



思い出の 箱に封じた ただひとつ

      「言えばよかった 声の限りに」
箱の蓋閉じて鍵してリボンして…溢れてこないで君との思い出  淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
検査課のパグ似のオヤジ「タカサキ」の
         つぶやく声する 今日も「バカバカ」

人様の ミス見つけては小躍りで
         バカがバカがと 嬉々としながら

仕事はね  ....
俺は只
空を見上げて
こう思う
今日も『生きろ』か、、、
ハイ♪生きますよ
<桃>

夏の夕 シャワーを浴びて 丹念に
        君に食まれる 身支度のとき 

うっすらと 産毛の肌が汗ばんで
        早く食べてと 桃の香がして

&#25681 ....
 ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で


 衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ


 気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
 ....
肩書きは「青い新宿回遊魚」まだあのひとはいますかここに





膝を抱き「東京事変」聴いていた人恋しくてベゴニアを買う



束縛を嫌いみずから糸切れば動けなくな ....
「さようなら」黒板に大きく書いたなら
次の日私は小さな記事に


涙枯れ猛スピードでペダル漕ぐ
籠にひらりとはかない恋が


幻を見ていたのよと母が言う
線香の煙青空に消えて

 ....
後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人

スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。

透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//
 ....
{引用=


春風ときみの匂いがYシャツに はじけてはぜた朝です (おはよ。)



明け方の郵便受けでぼくを待つ群青の文字「What can I do?」



便利という言 ....
星形の 軟体生物 人と似た 僕は果たして 人に成れるか しおからい肌のおもては なまぬるく うらがえしてもどこか遠くて 冷蔵庫ゆっくり冷えていくものが光のような気がしてならない



やっと今一人で立てた足元にいろんなものが這いのぼってくる



ゴミ置き場月光に散る貝殻が泣いてるまぶたに見えなくもない ....
上下にも右も左も前後にも 動けぬわたしは一点のてん

点と点 離れていてこそ結ばれるくっついてたら ただの点

苦しみはどこにあるかと問われれば 破顔一笑ここだと笑える

幸せがどこにある ....
 
 
死にかけた
山で吹雪の
向こうには
斉藤の部屋
の灯りがある
 
 
つけたゆびのあとはうすあお桃いろはなほの不在をつらぬき通し


おだやかな寝息はうみをつれもどしくち元にふるいはなをかざる


つぼみさへかたく締まつてゆめを見る足音とほくはるは逃 ....
 
人形の折れた手首を持ったまま母の帰りを一人待ってた
 
 
説明しようとして絶命してしまった僕のレジュメが空へと
 
 
深夜、ヒツジが僕を数えている、可愛そうにまだ眠れないのだ
 ....
本当に死者がおばけになるのなら君はアダムになるしかないね


アッパーな曲でノってるあの娘から流れる涙の味が知りたい


みんないなくなればいいって二億年ほんとにいなくなって豪遊
 ....
 きみが言う「愛してるよ」は うすっぺらい

      「ごめん」と言わない 心ないきみ
誰も来ぬ道へたっても止まってる歩いた風の走った自分を


球場は斜めの光開始せず寝ころんだ床の行かずに死んだ


革命的この歌い手のふりはせずネック押さえて壊した夢を


尾崎豊 ....
大村 浩一さんの短歌おすすめリスト(79)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暇潰し- こたきひ ...短歌320-11-29
誰もいない夏- 青色銀河 ...短歌5*20-7-30
労働と眠り- Wasabi 短歌320-3-26
始まらんと_始まらんか- 二宮和樹短歌120-3-11
創書日和「熱」_胸焦がすもの- 逢坂桜短歌210-9-30
Highschool_Life- カワシロ短歌410-9-28
廻航したい季節- カワシロ短歌610-9-27
エアーマンがカチューシャ外せないよおかしくねーし- A-29短歌1*10-9-10
平成二十二年九月九日の短歌- TAT短歌3*10-9-9
創書日和「箱」_閉じた箱- 逢坂桜短歌4*10-9-1
忘れられない…- ユメサキ ...短歌210-8-29
雪月花_- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-7-27
タカサキ- 雨音些末短歌2*10-7-23
神様あの野郎- TAT短歌5*10-7-20
夏の果実2種- 雨音些末短歌3*10-7-18
翠雨- 夏嶋 真 ...短歌28+*10-6-15
東京哀歌- Rin.短歌2410-6-15
猛スピードで- 桐谷隼斗短歌310-6-10
木漏れ日カメラ- ことこ短歌20*10-5-27
scean- あぐり短歌13*10-5-25
海の星より。- 梨玖短歌110-5-23
抱き合う- はるな短歌710-5-23
さみしさで貧血- ふるる短歌26*10-5-21
ベクター- Dock短歌3*10-5-18
斉藤の部屋- 小川 葉短歌510-4-19
春まつうた- はるな短歌410-3-30
おままごと- たもつ短歌1610-3-26
ごめん雪舟、君の涙の味だね- ピッピ短歌1610-3-23
創書日和「謝」_告白- 逢坂桜短歌409-11-23
夏を戻る- K.SATO短歌209-8-22

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