すべてのおすすめ
 お父さんは近頃おもしろくない
 洋子の微笑が何よりおもしろくない
 あらためて増えてもみた透けてもみた消えてもみた
 しかしそのたびに穏やかに見つめてくる
 かの慈母のような微笑が
 はな ....
寂れた街の
忘れられた貯水池のような土曜日の午前に
伸び過ぎた爪を噛み千切っている
零度に焼け焦げる窓辺
表通りでは
ひたすらにエンジンが稼動している
トムウェイツがサーカ ....
盗まれた自転車が恋を連れて帰ってきた 紫煙を燻らす人が美しいのは


呑み込んだ

言葉にできない想いや

ぐっとこらえた言葉を


煙まじりに

昇華させて 

弔って


その煙は

 ....
【 愛 】

☆愛している
i see tail
尾を参照してください
オオサンショウウオしてください

★i see tail
尾を参照してください
Please refer to ....
馬鹿でっかい鰤のアラと
ぶあつい銀杏切り大根の入った
湯気のたつ味噌汁を啜って
海苔と胡麻塩の握り飯を食う
 
 あー、うめぇなあ

海鳴りの音を風がさらう
子どもたちはまだ眠っていて ....
    ただの水じゃないかって?
    まったくちがうよ、
    いや炭酸かどうかじゃなくて
    このボトルの泡たちは宇宙の星なんだ
    だからこの泡たちを飲み干して
 ....
夜を駆逐しよう、潰れた声でも上出来だ、上げない声よりよっぽどの価値がある、夜を駆逐しろ、生温くまといつく夜を、魂の息の根を止めにかかる夜を、潰れた声でも上出来だ、噛みついて引きちぎれ、おま ....    迷刀スパイ

ぼくが国民学校に通っていたころ
鉛筆削りや竹細工には
折りたたみナイフ「肥後守」を使っていた
喧嘩のときも肥後守をちらつかせれば相手はひるんだ

その頃
日本では本 ....
アヒルとウサギが同居している私のなかで耕す土がないのはこのうえもなく好運なことで日本最大級の耕耘機はただただそこにあってやがては錆び付いてゆくのであった、あったからアッ宝を見つけても埋める場所さえない ....  
凍えて帰れば、ぜんざい

ふー、ふー、熱いぜんざい

言葉はいらない{ルビ夫婦=めおと}ぜんざい



 
折り紙
こころまでとどいた

お年玉
わすれてきた

玄関
だれかくる

空には どこにでもない 蜜柑が置かれていて
誰もおかえりとは いってないから
赤い いや 赤というよりも
ただただ光あるのみというような
西に隠れてしまった太陽の
最後の恵みを一身に受けて周囲に放つ
一筋の雲が地平線にて輝く

その選ばれたかのような雲に
光は吸い ....
働かない
勉強しない
あれ、こいつ
五体満足なのに
何やって
生活してんのかな?と
周囲から不思議がられ
ある日突然
三面記事を賑わせる
そんなアイツに
正月なんか関係ない

 ....
箱に投げ入れられた。
白銅と青銅とに当たったから、鈍い音を立ててしまった。

不時着。箱の向こうに。
お神楽の鈴祓いが聞こえる。

人混みで到底、届いたものではなかった。
僕のランクだと ....
一杯のお茶と読みさしの本と
夫と娘の寝息と膝のうえの一匹の猫
それが私には相応なものなのだと
私は知っていたしまた満足もしておりました
そんなとき
それは私の額に堕ちてきたのです

 ....
血は繋がっていても
ひとりひとり違う声

同じテレビ番組を観て
笑い声が重なっている

久しぶりだなあ

流し台に寄りかかって
こっそりわらう
手に望むものは
何もない

白と黒に塗り分けられた
高圧電線のバー

遥かに
僕は立ち

浮き沈みしながら
フィールドを
走り出した

空間がバーを軸にして
徐々に狭まり
 ....
しあわせになるんだと
そればかりおもっている
しあわせになるんだと

月並みにいえば
出会うのだから
別れも来るだろう
行き過ぎてしまえば
傷付け合う日もくるだろう
そのうち傷のこと ....
フォークシンガーとして
国際交流会場でアトラクションの
依頼がきていた頃の話

ネパールと日本の
国際交流アトラクションで唄った後に
通訳を介して子連れの女性が
「是非、日本の代表的なリ ....
ぷく


ぷくぅ って
ふくらむ おもちの

アツアツで
びよーんと 伸びて
早く ほら 早く千切んないと
落ちちゃうよ!って
思う

お椀の中の しあわせ

 
これはマグ
最後の発声として選んだのはそれだった
(愛、じゃなかった)
汽船はわたしを運ぶ
思い出の島まで

心のなかだけで繰り返していた
私が人を殺めて逃げてきたこの町では、もう長い間新年が訪れない。新年は何か巨大なトラウマのように忌避されていて、人々は年が変わる頃決まって不機嫌になる。大きな街道から海へ向かい、山と山に挟ま .... 今日が終わって新しい明日に
なることに対して何も感じないが
今日が終わって新しい年になると
物凄く不安になるのはなぜだろう?
ジェラシーという球根から咲いた仇花


自他の羨望を浴びたいと想っている 花


夢 とは 絵に書いた幸福




はじめて描けた納得のいった


ドラえもんを大切 ....
好きとか愛しているとかまるで口にしないけれど
心がぽかっとしているときはそっと手を取ってくれる

かわいいねとかきれいだねとかまるでほめてくれないけれど
うれしいときはかけよってきてなぜか一緒 ....
あなたのポッケに手をすべりこませると

もれなくあなたの手もついてくる

ぱんぱん 幸せ ぱんぱん



 
いっそ
海の泡になりたいと思う
宇宙の塵になりたいと思う
風の粒子になりたいと思う

透明で音もなく 時間さえ遠く
人々に忘れ去られ
柔らかな光だけに包まれ
悲しみも憎しみも、笑顔さえ ....
ブリのアラあら安いじゃないか
ずっと南の鹿児島の海で泳いでいたらしい

立派な大根白々の太くて素敵
もしも女性の御御足ならば
私は抱きしめたい

米を研ぐ
すなわち白い研ぎ汁得たり
 ....
放課後、
曖昧にわらっていたらだれかに可愛いって言われた
そのうすぐらい背中にくっついていって
きづけば喫煙席に座っていた
火傷した舌にざらついたコーヒー、問いかけの意味がわからなくて
ま ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2964)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
父よ憤怒の河を渉れ- 平瀬たか ...自由詩11*15-1-10
エブリバディ・セイ・ハッピー- ホロウ・ ...自由詩2+*15-1-10
盗まれた自転車が恋を連れて帰ってきた- 北大路京 ...自由詩615-1-9
タバコ- とよよん自由詩8*15-1-8
ツイッター連詩より創作『詩っポsoup』- とよよん自由詩4*15-1-8
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星になるとき- 石田とわ自由詩14*15-1-8
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突然正月なアイツ- 花形新次自由詩115-1-4
ご縁玉- とよよん自由詩5*15-1-3
Another_Kiss- 佐々宝砂自由詩8*15-1-3
おかえり- 中原純乃自由詩3*15-1-3
走り高跳び- Loch Lomond自由詩415-1-3
「おくる」- 小夜自由詩215-1-3
通訳者が教えてくれたこと- 板谷みき ...自由詩6*15-1-2
お餅の幸せ- 中原純乃自由詩3*15-1-1
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新年- 葉leaf自由詩115-1-1
独り言9- リィ自由詩2*14-12-31
ただいま- 求愛星団 ...自由詩214-12-31
射手座のひと- とよよん自由詩2*14-12-30
ぱんぱん- 殿上 童自由詩18*14-12-28
その世界の向こうから- 猫の耳自由詩214-12-28
ブリ大根- ドクダミ ...自由詩4*14-12-28
ユウコ- 吐水とり自由詩5*14-12-27

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