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ただいま暑いと喚きながらドアが閉まるが早いかTシャツを脱ぐ。廊下を進みながらタンクトップに半ズボンと次々に脱ぎ捨てる。なにそれと咎めると笑いながらこう答える。
「それ? あたしのぬけがら」
少女か ....
よくよく考えてみれば人生の半分は曇り空で、そのうちのまた半分は雨と流れてしまったかのようだけど、パール、僕が一生懸命額に汗して竹の子を掘り返しているときや、少しばかりのお札を伐りながら飛び散る蜜柑 .... 先生は首を傾げる

ワタシのどこが悪いのか
いろんな角度から舐めまわすように

ふーむ

今度はワタシのウデをぶらぶら
ワタシのどこが壊れているのか


先生は首をもっと傾げ
 ....
ずず、
ずずっ、

コーヒーすする

いや
ちがう

ちょっと
苦そうに
コーヒーを

いや
ちがう

苦しそうに

ははは

ずず、ずずっ、

いや

 ....
再放送で観たから君が思う歳ではない お母さまの名は 木蓮 冬の終わりをつげるのが役目
枝葉よりも先に花を咲かすような人
母は春になると つぼみのうちから 木蓮を愛おしむ
坊やの心は卵のままの まだ ねんね

坊やが 見るのは  ....
 たったの一国にて認められて

 暴虐の限りを尽しています

 「パレスチナ」は地名と

 そこに暮らす人々を表す

 ガザ地区に押し込められた

 人々はいったい人では無いのか
 ....
梅酒に溺れた虫ごと飲む ごはんの時間まで家出 人を殺したい人が
そうでない人に混じって
そうでない人に
危害を加えるから問題なので
人を殺したい人には
正直に名乗り出てもらって
人を殺したい人だけで
一ヵ所に集まってもらって
後は ....
私達は 駒だけれど
コマにだって
上手に回る コツが有る

力の入れ具合を 間違えたなら
空回り するんだ

そんなコトも 分からないで
あっち こっちに 絡ませたタコ糸を
 ....
家に帰ると
娘らが星を食べている
お椀にいくつか
飴玉ほどの小さな星屑を入れ
テレビの教育番組など見ながら
気軽に口に運んでいる
おいおい、いいのか
と思ったが
今日日やってはいけない ....
くだらないことばかりかんがえてるから
いま、おなかをくだしてる
ひとつのすいかに
いくつのたねがはいっているのか
しりたくて
ひとつのすいかを
ひとりでたべちゃったから
 ....
心にもないことを言うときは
心はどこにあるのだろう

言う言葉だけがそこにあって
心は上空三メートルくらいから
こちらを見下ろしている

だからあの人とは
いつまで経っ ....
抱きかかええて寝た一升瓶に麦茶が入っていた  
あなたが連れてきたのは、雨と汗のにおい

あなたはシャワーなんてあびたりしてさ

あたいは期待とソファーに包まれるのさ


 
孤独の神がいたら 僕は貴方に愛を与えたい
その孤独を分けてもらえるなら 話しかけないが手に入れる
愛も恋も知らないなら 知らない分を僕にください
その知らないは 誰よりも知っ ....
明日に向かって愛を呟き
夢を思い描いて 必要な物を準備した

逆風が来ると 逆風以外僕にはないと悲観する
愛をこんなにも呟いてるじゃないか

掴みたいから明日に愛を呟いた
それは ....
犬を連れた二人の男が行き会った
血統書付きの犬を連れた方が自慢を始め もう一方に
「雑種なんか飼うのは時間の無駄だよ」
ああ 好きか嫌いか別として
そんな考え方があってもいいのだろう
もっと ....
職場に新採で入ったころ、上司に古いタイプのサラリーマンがいた。私とは歳が大きく離れていたので、当然考え方に世代間のギャップがあり、そこで小競り合いのようなものが発生したりした。組織は異なるイデ .... ぼさぼさの髪で起き上がって
冷蔵庫からグレープフルーツを取り出す
今日は関節が痛い

カーペットは今クリーニングに出してる
蜂蜜色の床にそのまま寝そべって
果実の匂いを嗅ぎながら
窓から ....
埃まみれの10年ものの扇風機は部屋の片隅でいつ発火してやろうかと考えているよ

  毎日毎日遅刻ギリギリで飛び出すあの娘
  今日だってきっと、足の指で止ボタンを押すんだ
  どうしたって10 ....
「あいつは野心家、我々の敵だ、気を付けろ」と語る人
「気を付けろ」というのに
その人の目には諦めの色が
なみなみと湛えられている

同じものを見て私は
「不器用な愛」ではないかと思う
ま ....
誰かに
あたえられた価値観で
装飾したわたしだった

真実を直視するのは

思っていた以上に
重くて
でも
おかげで
地に足が着いたような気がするよ

自分を知るたび


 ....
雹かな?と思ったけど、シラウオだった
晴れマークの天気予報が
小魚が 朗らかに ピチピチはねて
アスファルトの下で壊死していた イノチも復活

死者だって降ってきて 必死に飛び跳ねて ....
思い出した

深夜放送で読まれた骨肉腫の高校生の女の子の
手紙
中学生の僕は
いのちというものをはじめて意識した
しばらくして女の子は亡くなった
女の子が好きだった深夜放送
僕も毎 ....
フィヒャアー
フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
ママにだっこじゃなきゃ泣いちゃうもん

フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
電気を消したら泣いちゃうもん
でも眠い時は暗くしてほし ....
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴 蝉といえばハルゼミ。ぼくは春の東北の山を訪ねるまで、こんな恐ろしい蝉の音があることを知らなかった‥
頂きにとどく高さのモミやミズナラの梢から、一里四方の谷を震撼させていた。その虫は親指ほどの大きさも ....
並ぶつもりで
並んでいるのではないし

何億光年も離れた小さな星の住人が
語り伝えた
神話など知らぬ

集まって
輝いているように見えても
それぞれ
果てしなく遠い

線でつな ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2958)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うまれたてのぬけがら/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩9*14-8-6
雨は降り止マズ- アラガイ ...自由詩7*14-8-6
使用説明書はよく読んで- mac333自由詩1*14-8-6
ずず、ずずっ- nemaru自由詩2*14-8-5
再放送で観たから君が思う歳ではない- 北大路京 ...自由詩314-8-5
木蓮の木の下で- るるりら自由詩814-8-5
そのなはイスラエル- ドクダミ ...自由詩314-8-5
梅酒に溺れた虫ごと飲む- 北大路京 ...自由詩214-8-4
ごはんの時間まで家出- 北大路京 ...自由詩814-8-4
グラディエーター- 花形新次自由詩2*14-8-4
惑い独楽- 藤鈴呼自由詩1*14-8-4
おやつ- やまうち ...自由詩1214-8-4
なつのせみもないてた- 小原あき自由詩6*14-8-4
心にもないこと- 小原あき自由詩8*14-8-4
抱きかかええて寝た一升瓶に麦茶が入っていた- 北大路京 ...自由詩414-8-3
期待- 殿上 童自由詩20*14-8-3
煩い静寂- 陽向自由詩3*14-8-3
輝き- 陽向自由詩2*14-8-3
詩と詩人と似非批評- ただのみ ...自由詩21*14-8-3
自然- 葉leaf自由詩314-8-3
今日は引きこもり- モリー自由詩6*14-8-3
扇風機の口癖/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩12*14-8-2
繰り返す歴史の中で- 森川美咲自由詩2*14-8-2
わたしを知るたび- はなもと ...自由詩414-8-1
「おかえりなさい」- るるりら自由詩18*14-8-1
深夜放送- ichirou自由詩814-7-31
フィヒャアー- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-7-31
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴- 北大路京 ...自由詩714-7-31
夏の蟲- Giton自由詩3*14-7-31
プレセペM44- Lucy自由詩18*14-7-30

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