すべてのおすすめ
ここにいてもいい
なんて言葉は卑怯
選択を奪え
ここにいていい
と言葉にしろ
も、がいらない
そんなやさしい主導権はいらない
ここにいなくてもいい
も、も、も
もももももも
ももも ....
‘帰っていけばいいよ’ 風は囁く
蝉の亡骸を無造作に 転がして
叢の端に 吹き寄せた月夜
またひとつ失った 夏の終わりに


冷え始めた孤独は
あたしを そっとしておいてくれない
 ....
心はどこにあるんだろう?
自分の体には心という物はない
でも、うれしいことがあると
体のどこかがあたたかくなって
かなしいことがあると
体のどこかがいたくなる
心は目にはみえない
触れる ....
ゆらめいている
終始つきまとう残響と残夢



輪郭は掴めず
確信は程遠く
核心は色濃く屹立



囚われた時代と
奪われた世界を代弁するかのように
無言の抽 ....
(知人)

友人ではないが、親戚ほど疎遠ではない。

最近は特に犯罪報道でよく見かける

匿名性を条件で被害者との関わりを能弁に語る者

推理小説の真犯人ではない。

現実の世界で ....
ファミマでTポインドカードお持ちですかと聞かれて
俺は「はい」と応えた
そしてつったていた
Tポイントカードをお出しくださいと言われので
イヤだと言った
それからだばこのボタンを押した
あ ....
その汚いものに触れたときに

少女は腕に黒い水玉が無数に散らばったのを想像した。

破裂した水道管に横たわる猫。

輪切りにした水羊羹に指が詰まっていた。

症状は進行し、先端から落ち ....
{画像=140913144617.jpg}




僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
風が行方を恐れて動こうとしない
ベテランの風が言った 「行方を考えるな行方は君だ」
動いたら行方になるんじゃない 行方は君で動くしかないんだ
細長いため息を吐けば
雨になって壁に突き刺さる

仮面を剥いでも
表皮が乾いた途端また
次の仮面が顔を覆う

背中に羽根が生えたせいで
バランスが取りづらい
かさばって満員電車で邪魔 ....
.
小学校に上がったころだろうか、もうちょっと前だろうか‥
家の近くのターミナルにあった工場の塀に、この文字が平仮名で大きく書かれていたのだ:

  にたよるな

ぼくはそこを通るたび、お ....
Jazzだ
地べたにブルーノートが散らばっている

フェロモンでマークした道から外れる蟻
ほとんどの蟻はフェロモンの道から外れないけど
中には道を外れるフェロモンに鈍感な奴もいる
ウロウロ ....
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ (1)

変わっていないとあまり言われると
複雑な気分
私だって歳月をかけて
自分を磨いてきたんだし
それなりに成長してきたつもり
ポケモンでいえば超進化形ぐらいには
なっている ....
いけない虫が
さわぐ

さわぐ

いやだ
やっぱり
ほしい

と、蠢く

どうなるか
どうするか
底をみせていない

心底笑い 笑わせる

底知れない エネルギー

底なし沼か ブラックホールか

底には 真理の川が流れている

人間の底を見た時の 忘却の念

忘れている  ....
僕たちは暗い湖の中で生まれた。


そこはいつでもあたたかい水がこんこんと湧き出ていて、

お腹も減らないし苦しいことなんかなんにもない。

天井からは極上の歌声が響き、

その時、 ....
詐欺師に投げつけた石も偽物 汗でもなく
涙でもなく
果物から
液体が染み出てきて
それは
どれも芳しく
汗でも
涙でも
薬でも
ましてや毒でもないから
(万が一毒だとしても)
私はありたけを込めて
愛して ....
スパイダーマン
バットマン
スーパーマンたちが
こぞって
窓拭きをしている

ヒーローたちは
そこでは闘わない
闘っているのは
きみたちだから
浅草寺ほおずき市の七月
鉢植えの中で膨れる橙と
頭上につらなるガラス玉
風が吹くと一斉に揺れる
景色すべてが鳴っている
母にねだって風鈴ひとつ

更埴市稲荷山お花市の八月
妹と揃いの服 ....
すぎていった風雨のあと 空は
山吹色の 神話のように
かがやいていた
薄明が跨線橋へと降って
思い出したのは、
こちらでは空のむらさきを見た覚えのなかったこと

   ずうっと雨ばっかい ....
あなた の そとがわ は
気前の良い 人間だけれど
わたしは 知ってるの
内側に住む にゃんこ性質

一枚ずつ 薄皮を
ぺりっ と 剥ぐように
朝の 薄氷で
コテッ と 滑るよ ....
ROKUROKUBI (ろくろ首)


夕暮れの観覧車に
絡みついた
わたしを解いて

BMWの助手席に
しがみついた
わたしを引き抜いて

あなたの吐息と唇が
辿った
 ....
そういえばマッチ棒は
頭の先から燃えるので
わたしだって
頭から燃えていって歩いてゆきたい

心が大事って
守っているだけじゃ歩きにくいよね

腕だってふらなきゃ自由じゃない

静 ....
輪郭だけを残した巨大な廃屋の片隅の暗がりで、静かに、感触を確かめるような律動が忘れては思い出されるかのように気紛れに行われている朝のように見える暮れ方のこと、一口だけ齧られた林 .... やがて誰かのその声は聞こえなくなる
自己欺瞞に耽る大人達の目に怯え
されどそのように世界が見えている
自分自身が自己欺瞞に耽っていることを彼は知らない

世界は貧しいと考え 闇雲に救 ....
座ってパンを食べている
天使に近づき見てみると
頭の上に浮かぶ輪っかは
小惑星の集まりだった
カーリーヘアーの奥からの
不思議な引力で集められた
星屑だったんだ
なんだ、土星と同じじゃな ....
はじめは上手くない
知らないと恥ずかしいし
失敗など当たり前
それで傷つかないわけではないが

そんな柔でもない
調理の得意な人は 
もう一次元 ステキな世界へ
連れて行って くれる

そんなレシピを 
考案して くれる アナタは
めっけもん

今流行りの もやしもん よりも
なめこたん よ ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2964)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ここにいてもいい- クローバ ...自由詩3*14-9-1
Clair_de_lune- 藤原絵理 ...自由詩6*14-9-1
- リィ自由詩3*14-9-1
黒き時代の人質は絶対なる抽象_〜ジャン・フォートリエ展/豊田 ...- komasen333自由詩1*14-9-1
ある人たち- ……とあ ...自由詩13*14-9-1
スマートな星- 馬野ミキ自由詩714-9-1
「あの、気持ち悪さ」- 宇野康平自由詩314-9-1
憧れ_/_私は途方にくれている- beebee自由詩3214-8-31
風とベテランの風- 陽向自由詩2*14-8-31
ため息の雨- 木屋 亞 ...自由詩4*14-8-31
ぶっつけ未詩_8_(煮たヨルナ)- Giton自由詩5*14-8-31
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筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ- 北大路京 ...自由詩714-8-29
同窓会- Lucy自由詩13*14-8-28
カラダの秋- 中原純乃自由詩5*14-8-28
底(そこ)- 佐白光自由詩3*14-8-28
僕たちは確かに幸せになるためにここに来た。- 時子自由詩314-8-27
詐欺師に投げつけた石も偽物- 北大路京 ...自由詩714-8-27
のどごし- そらの珊 ...自由詩14*14-8-27
小児病棟- そらの珊 ...自由詩22*14-8-26
その日、風鈴の割れる音をきいた/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩7*14-8-26
仲夏- とおの自由詩414-8-26
ねこかぶり- 藤鈴呼自由詩3*14-8-25
百鬼繚乱_<_1_>- nonya自由詩27*14-8-24
マッチ棒の行進- 朧月自由詩414-8-24
呼吸には狭間がある- ホロウ・ ...自由詩2*14-8-24
倨傲の囁き- 陽向自由詩3*14-8-24
土星天使- やまうち ...自由詩4*14-8-24
なんでも- 中原純乃自由詩2*14-8-24
星型の_オクラ- 藤鈴呼自由詩4*14-8-23

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