すべてのおすすめ
困ったことに出くわした人のことを への人は
八時二十分の人と ひそかに呼んでいる
八時二十分の人と 十時十分の人とは とういう訳か
腐れ縁だ

なぜ 八時二十分の人と言 ....
積乱雲が雨を降らせる。
空が好きだな。雲が好きだな。それを映す
水面が好きだな。言い出したら霧を見つけた。靄も好きだ。
雲の根源は地上に流れる水にある。
葉の裏から出た水蒸気にある。
空が私 ....
秋空のした二人の生活がはじまるのですね
おめでとうございます

こけつまろびつ行く二人三脚のような人生もけっこう味のあるものです
ときにふたりの関係が風邪をひくこともあるでしょう
でも長引か ....
離乳食

自立の一歩

母さんのおっぱいは

少し寂しくなります

いつまでも

吸血鬼で

可愛い可愛い鬼で

いて欲しいのは

母さんのわがままです

きみは
 ....
夏休み最後の日曜日
娘達を連れて出掛けた『ツタンカーメン展』                          

それまで静かに私の後をついて来ていた下の娘が
王妃の小像の前で時突然口を開い ....
「さあここへ」
                 木の若芽


街の人と里の民が
踊る はやす 祈る
働く つくる 
楽しみ喜んで
太陽に向かって 海に山に向かって
音楽科の父と 画 ....
もう何回目になるだろう
小銭を取り出してからのおつりはいつものように素早かった。
三枚の十円玉が大きくみえたのは、意外にもおんなの手のひらが小さかったからだ 。
こんなオーバーな言い方も案 ....
前衛的という言葉でのりきる 爪先が深く沈み

濡れた砂が潜り込む

薄曇りの空の下

静かに呼吸している海は

黒に擬態している

青のような色をしている

ひとの姿はなく

ひたすら ....
僕は詩を読みます まだ聴いたことのない音を聴き、まだ見たことのない光を見るために詩を読みます 時には波に乗るようにして、時には地面を掘るようにして詩を読みます 何物でもなく、何物でもあるような未明の形 .... 心が弱っているときは
余計なことが
 (巧妙に隠された冷たさとか)
見えてしまう
それで勝手に
傷ついたりする

心が弱っているときは
余分なことを
 (キャラメルのおまけとか)
 ....
不在を証明せよ、
と、
書きなぐられた、
黒板が、反響する、チャイム、
放課後の静けさ、誰もいない、教室の大気、
歪な、掃除要具入れの、造形美、
フローリングの線に沿って、並んだ机達が、
 ....
影色のつよい風が吹き
王国を覆う黄砂の霧のなかで
蠍のかたちをした遺伝子が蠢いているのがみえる
おぼつかない足元には
名前が奪われたばかりの獣の
黒く濁った骨が転がり
天にはたかく
いく ....
きみと最後に観た十五夜は
もうどのくらい前だったのだろうか

きみは教えてくれた
中秋の名月はもともと中国から
伝来したものだと

ぼくはそれは知っているよときみに答えた
じゃ十三夜は ....
治りかけの小さな傷は
ちょっと痒くなる

我慢できなくなって
その周りをおそるおそる掻いてみたりして

治ってしまえば
こんな小さな傷のことなど
きれいさっぱり忘れてしまうだろうに
 ....
返信! しづらい!
お前からのメールの前で俺は立ち往生する
返信! しなきゃいけないのに
返信! してお前を助けなきゃいけないのに
俺はメールが打てない お前を助ける有効な対策が打てない
お ....
薬が旨い フライドチキン骨ごと喰う 2匹の獣の舌
イチゴの舌
軽い接触
その後
からみ合う

荒い息×荒い息
発汗する
白い肌×黒い肌
交差する
上目遣いの視線

勃起した乳首と乳首
膨れる乳輪
犬のように舐 ....
昨日という忘れ物を探して僕は行く先を見失ってしまった 。

みつからない理由が思い出されるのは砂浜かも知れないと海へ向かう 。

干からびた岩場の上に白い鷺は羽を休め、若い母と子が浜辺で ....
アリエッティににてるから好きって

きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。

わたしはこびとじゃないわって
いうと

きみはこいびとだよっていって

かみをくしゃくし ....
私に優しいあなたは 
私じゃなくても優しい
それが悔しくて 
唇を強く噛みしめる
ひとり占め出来ない男は 
心を{ルビ蝕=むしばむ}む

胸が苦しいの 
肌が紅く染まっていく
女の身 ....
私は決してめげない。
どんな事があっても
前を向いて歩いて行く
自分の進むべき道を行く

夢と希望を諦めない。
夢が必ず現実になる。
そう思わずいられない。
自分が否定されても、
立 ....
人を
ただしい場面で
ただしい順序で
ただしい角度に
揺すると
泣く

そのただしさを
習得することを
愛とか技とか
呼ぶ人びとを
軽蔑し
憎んでいるわたしも

ただしい角 ....
発酵と腐敗は兄弟で
人間生活に有用なものは発酵
有害な場合を腐敗というらしい

母の遺産のふるーい缶詰がある日でてきた
台所のすみで静かに時を過ごして
僕と対面したわけだ

すでに缶は ....
望遠鏡を覗いたら小さなレンズの町を見つけた
わざとらしく咳き込んでみる
もしかしたら誰か見ているかもしれなかったし

星と僕の距離にもいくつかの歴史が並んでいて
無理やり重ね合わそうとしても ....
よほど不在が気になるらしい。
忘れたころには必ず電話がかかってくる 。
それもきまって夕食を済ませた後か、食事の最中にである 。
べつに何かあるわけでもなく、何も無いのがわかっているから* ....
ほかでもないあなたと
どうしようもなくなりたい
雨の日に雨だれを数えながら飢えていくのもいいし
乾いた日に蟻をつかまえて拷問するのもいい
湿った毛布のなかで賞味期限の切れたひき肉みたいに絡 ....
最後の最後にジャンケンで勝つために蟹のキャラでいる 輪郭をなぞると見た目より長くなる

そんな事を思った
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2958)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『へ_の_人』- るるりら自由詩9*12-10-13
一昨日の私は明後日の空を想像できない- かんな自由詩12*12-10-12
結婚する君に- 梅昆布茶自由詩1612-10-11
離乳食- 小原あき自由詩12*12-10-11
ツタンカーメン展と娘- 夏美かを ...自由詩18*12-10-11
さあここへ- 木の若芽自由詩312-10-10
妄想受付- アラガイ ...自由詩11*12-10-10
前衛的という言葉でのりきる- 北大路京 ...自由詩1612-10-8
アンモナイトをおぶさって- ホロウ・ ...自由詩10*12-10-8
twitter- 葉leaf自由詩912-10-8
金木犀- そらの珊 ...自由詩15*12-10-8
詩人不在証明その3- rabbitfighte ...自由詩3*12-10-5
_- 紅月自由詩312-10-4
片見月- HAL自由詩11*12-10-3
メモワール- そらの珊 ...自由詩33*12-10-3
へんしんしづらい- 新守山ダ ...自由詩1312-10-2
今日も元気だ- HAL自由詩5*12-9-29
フライドチキン骨ごと喰う- 北大路京 ...自由詩812-9-27
レズビアン_プライド- 和田カマ ...自由詩1*12-9-27
&_bottle- アラガイ ...自由詩14*12-9-26
きみ、ジブリがそんなに好きなの- 阿ト理恵自由詩12*12-9-24
【_柘榴_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-9-24
前を向いて歩こう- ペポパン ...自由詩5*12-9-23
ゆらす- はるな自由詩2412-9-23
台所のかたすみで- 梅昆布茶自由詩10+12-9-22
かたまりあっている- カマキリ自由詩612-9-17
古い電話- アラガイ ...自由詩7*12-9-17
- はるな自由詩1212-9-16
最後の最後にジャンケンで勝つために蟹のキャラでいる- 北大路京 ...自由詩1112-9-14
ポエム- 自由詩11*12-9-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99