すべてのおすすめ
朝焼けと茜空の間に
彩(いろどり)が溢れ
茜空と朝焼けの間に
暗闇が横たわる
少女はその秘密を知りたくて
彩の一つ一つを呼び出しては
新しく命名し昼の詩を
暗闇の底を探っては
言葉で照 ....
風が運んできた花の匂いにまみれたら空想に囚われて
飛行船で七つの海を制覇する旅を始めてしまうけれど

真夜中に目覚めた時のあの浮遊感が忘れられないから
雷雨の中を駆け抜けて迷い込んだ街で君を思 ....
とんぼをみない秋

あの
まっすぐでもなく
ふらふらでもないとんぼの泳ぎを
真似てみたい私の歩み

目的が
ありそうな顔をしてゆくこの道

噂をしなさんな
だれかがささやく

 ....
雛菊をみていた
毛氈のような緑に
ところどころ陽に照り映えてある白

海をおもいだしていた
流木の漂白された肌が
曇天に無色をそえる

時間の重さをはかる
手のひらの中の一握りの ....
高くなってきた空が呼ぶので
机から飛び出して学ぶことにした

何かに追われ、足早に過ぎ去っていた道
今日はゆっくり歩くとしよう

見飽きたはずの街路樹
瑞々しい緑が弾け
時間を宿した幹 ....
 四年京都に住んで
 今でもよかったと思うのは
 はる を覚えたことだ
 生まれ在所に戻ってからも言っている

 開けてはる居てはる植えてはるえづいてはる起きてはる
 噛んではる切ってはる ....
秋に扇なんて いったい今何月だと思ってるの
もう10月よ
夏の名残を惜しみたい気持ちは解るけど
そろそろ仕舞わないと
変な人だと思われるわよ


雲泥の差ってさ
空に浮かぶあの雲と地面 ....
カーテン開けたら 外は雨降り
こんな日は決まっていつも
君が残していった古いレコード盤に針を落す
心地よいノイズに混じった美しいピアフの歌声に
気だるい気分で僕はもう一度ベッドの中にもぐりこむ ....
現実の壁 理想の枷

解釈を誤るところから築き始める

一途は暴挙だ
途方無き循環だ

不可解が新世代の鍵なら
扉を扉と認識出来るだろうか?

現実の壁 理想の枷


本当は ....
そそられる
そそられる
珈琲の匂いって
そそられる

そそられる
そそられる
給食の匂いって
そそられる

そそられる
そそられる
雨の匂いって
そそられる

そそら ....
「ねえ、これは骨?」

チキンナゲットを食べ慣れているお前達に
フライドチキンを与えたら
飢えたライオンの子供のようにそれを貪りながら
何かを思い出したように下の娘が訊く

「そうだよ。 ....
ただただ夜が
石畳のうえで時を数えていた
ささやき声のような星が
いくつか浮かんでいた薄曇りの零時
駆け抜けて行ったモーターバイクが
どんな行先を目指しているか賭けてみ ....
貴方の祖父は画家
貴方の父も母も阿蘇山を駆け上がる 馬の姿を描いていた
貴方の弟も絵をふすまに残していた

 でも貴方は描かない

 すぐに脱いでさしあげるのに

 私のささやかな夢の ....
蚊を叩いて折れた骨がある 最後に続く 黒丸の群れは
猫の落とした 不思議な能力

にゃあ でも
にゃにゃあ でも
にゃあにゃあ でも ない

聞き取れぬ程の 呟きと
爪に残された 皮膚片で
ご主人様を 特定す ....
思考が歪 これもアタシどれもそれも 殴ってやりたい
苛立ちなんてものではなく 只の思考の歪 

舐めるんじゃないよ どいつもこいつも 浅墓の知覚なし
悉く尽す唾棄なエネルギー

思考の歪の ....
********
怪物くん
********
-(2013/10/05(Sat) 17:43:47)

新月の夜
竹に上下の節あるように
唇に上下の別があるように
新月の ....
もっとも善意に満ちた人々から、月光が射してくるように「詩人」と呼ばれ、もっとも無関心な人々から、どうでもいい荷物を落とすように「詩人」と呼ばれる。だが「詩人」という自称は北を向いた決意だったり南を .... 嗚呼朱く赤く紅く
秋に明け暮れ飽くことなし
移ろうものこそ美しい
去りゆくからこそ愛おしい
不変の美は仮庵から
渡り鳥のように飛び去るのだ


文字の檻に閉じ込めるなら
ソレハヒトツ ....
体脂肪10%につき
5万円を徴収するという
体脂肪税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対するデブが
大規模なデブ行進
もとい、デモ行進を行い
道幅を一層狭くし ....
ある傾斜においてうつむくのでなく
あたまならがっくりと
垂らすせいで
きみの、
頸椎が
くらい空にすっかりひえてむけてしまい
きみの視ないものにちゃんとかぞえられる
都心から二時 ....
成層圏の牧場に
幾千匹もの
群れなす羊

どこまでも透明な
追憶の彼方

舞い降りる
黄色い{ルビ木=こ}の葉

堆積する秋

深海の底に届いた
月光のように
青ざめた記憶 ....
 




背負うものがあるぶん
過ちが犯せない大人と

背負われているぶん
間違えるのが怖い子供


角砂糖ひとつぶんも
バランスを崩さずに
あの子は確かにそこにある
 ....
緑の丘をのぼる

ゆっくりと歩をすすめると
きらきらと葉擦れのおとがまぶしい

きみのスモックが風をはらんでふくらんでいる
慌ただしいいきかたはしなくていいんだもう定員さ

ぼくたちは ....
悪いオジサマに
毒、盛られて。



壁にぶつかりそうになった
トコロを、保護された。
歳下が熟女と呼ばれている 沈まぬ寺の鐘が鳴ると
ごんべんに響き渡り
詩というものが芽を出した

救済であったり
現実からの逃亡であったり
魂のゆくえに思いを馳せたり
本質であったり
虚像であったり

見ず知 ....
我々はこまかい罅を 感じている
誰にもある
あかるい三月の路上で
したたるような朝がまぶたをひらいた
我々がおもえば
頑固な落葉松の ひきしまった松根の一本や二本
適度なふかみの罅がはいる ....
詩にならない言葉ならべてインクのな
くなったボールペンに私は告白したの
です。今までありがとうずっと好きで
した。ボールペンは息をひきとり今は
コンパスの隣りで眠っています。退屈
していた言 ....
自転車に乗っている女性の下着が見えないかと


車を運転しながら  ついつい目をやってしまう自分が嫌いで



なんとか克服しようと 



女性を見たら 



必ず裸 ....
こひもともひこさんの自由詩おすすめリスト(2956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
10月10日の詩- ただのみ ...自由詩21*13-10-11
星が無数に降りしきる夜に圧倒されて茫然としている- kauz ...自由詩14+*13-10-10
とんぼとり- 朧月自由詩413-10-10
時間の重さ- 梅昆布茶自由詩1913-10-10
机から飛び出して- ゆったい ...自由詩213-10-10
はる- 平瀬たか ...自由詩15*13-10-10
雉も鳴かずば撃たれまい- 涙(ルイ ...自由詩313-10-10
ある雨の憧憬- 涙(ルイ ...自由詩213-10-10
くろばむ夢の袖- 徘徊メガ ...自由詩313-10-10
欲求- hiroto22自由詩5*13-10-10
食卓- 夏美かを ...自由詩26*13-10-10
「なにしにきたの」- ホロウ・ ...自由詩4*13-10-10
芸術家と結婚する- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-10-9
蚊を叩いて折れた骨がある- 北大路京 ...自由詩613-10-8
冬の_ハヤブサ_- 藤鈴呼自由詩1*13-10-8
思考の歪時- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-10-8
リアクション&リアクション- るるりら自由詩8*13-10-8
詩人- 葉leaf自由詩313-10-8
邂逅- ただのみ ...自由詩25*13-10-8
脂肪税- 花形新次自由詩413-10-7
近景- 岩下こず ...自由詩913-10-6
赤いスカーフ- Lucy自由詩27*13-10-6
material- 自転車に ...自由詩413-10-6
きままに- 梅昆布茶自由詩1313-10-5
額にキズ- 世江自由詩2*13-10-5
歳下が熟女と呼ばれている- 北大路京 ...自由詩813-10-5
- そらの珊 ...自由詩10*13-10-5
ワレモノワレワレ_(生体反応の設計)- 乾 加津 ...自由詩11*13-10-4
題名が決まらないまま- 左屋百色自由詩16*13-10-4
まだまだ思春期- 八男(は ...自由詩313-10-3

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